- 5歳の担任と聞いていたのに2歳の担任になった
- 有給が取得できなかった
- 残業時間が少ないと言っていたけど多かった
- 持ち帰りの仕事はないと言っていたのに実際はあった
- ボーナスが少なかった
保育士の転職でよくある「面接で聞いていた話と違う」という経験はありませんか?この記事では、筆者の体験をもとに、入職前にできる対策と入職後の対処法を具体的に解説します。

5歳の担任と聞いていたのに2歳の担任になった…

それはつらいですね。でも、諦めずにできることを試してみましょう!
このような話は残念ながらよく聞くことです。
「入職前の面接で聞いていた話と違う」ということがないように転職の際はどのような手段がとれるのか、
もし既に「入職前の面接で聞いていた話と違う」ということが発生している場合はどのようなことができるのかを紹介します。
この記事を読めば、以下のことがわかります。
- 面接で聞いていた話と違うことが起こる理由
- 転職活動中にできる具体的な対処法
- 入職後に「聞いていた話と違う」場合の対応策
この記事で、あなたが納得できる転職を実現できることを願っています。
保育施設の面接を受けた経験もたくさんあります
その経験が参考になればと思います
目次 | 内容 |
---|---|
保育士の転職においては入職後に事前に聞いていた話と違うということがよくある | ・5歳の担任と聞いていたのに2歳の担任になったケース ・有給が取得できなかった事例 ・残業時間が少ないという説明に反して多かったケース ・持ち帰りの仕事がないと言われたのに実際はあった事例 ・ボーナスが少なかったというケース |
なぜこのようなことが起こるのか? | ・保育士不足で保育園が良く見せようとするため ・コミュニケーションの行き違いによる認識の齟齬 |
保育士が転職活動中にできる対処法 | ・詳細条件を書面で用意してもらう ・入職後に聞いていた話と違った場合はすぐに退職するという意志を伝える ・見学をさせてもらい、働く保育士に直接話を聞く ・曖昧な表現は参考にせず、具体的な数値やエピソードなどを質問する |
すでに入職後で「聞いていた話と違う」場合の対処法 | ・自分自身または転職エージェントを通して保育園と交渉する ・「介護・保育ユニオン」などの個人加盟労働組合に相談する ・給与未払い等の法律違反は労働基準監督署等へ相談 ・信頼できない場合は転職を検討する |
「聞いていた話と違う」はがんばれば多少は防げる | ・保育士自身が保育園を見極める力が必要 ・転職活動を早期に終えず、慎重に進める ・転職前の対策を講じ、リスクを減らす ・「聞いていた話と違う」ことを我慢して受け入れるのは避けるべき |
まとめ | ・保育士転職でよくある「面接で聞いていた話と違う」状況の原因から対策、入職後の対処法を解説 ・転職活動中は、詳細条件を書面で確認し、曖昧な表現を避けて具体的な情報を得る ・入職後に問題が発覚した場合は、交渉や労働組合への相談を視野に入れつつ、必要であれば転職を検討する ・事前の準備と正しい知識があれば、リスクを最小限に抑えることが可能 |
よくある質問(FAQ) | ・面接で聞いていた話と違うことが起こる理由、転職活動中にできる具体的な対処法、曖昧な表現を避ける方法などをQ&A形式で解説 |
保育士の転職においては入職後に事前に聞いていた話と違うということがよくある
- 5歳の担任と聞いていたのに2歳の担任になった
- 有給が取得できなかった
- 残業時間が少ないと言っていたけど多かった
- 持ち帰りの仕事はないと言っていたのに実際はあった
- ボーナスが少なかった
などのように保育士が転職する際、面接や見学で事前に聞いていた話と違うということはよくあります。
なぜこのようなことが起こるのか?
保育園の面接の現場でなぜこのようなことが起こるのかを解説します。
保育士不足で保育園を良く見せようとするため
保育園に限らず、どの会社でも良い部分をアピールして悪い部分を隠すのは普通のことです。そのため、保育園の良い部分だけを聞いて入職してみたら、嫌なこともたくさんあったということが起こります。
また、保育園はどこも保育士不足で保育士確保に躍起になっています。残念ながら、あまり能力のない保育園は「待遇を良くする」「働きやすい環境をつくる」という問題の本質の改善をすることができず、小手先だけの方法で新たな保育士を雇おうとします。そのため、保育園を良く見せようと話を盛ったり、嘘をついて引き入れようとすることがあります。
正職員として入職すると、実際に聞いていた話と多少の違いがあっても我慢してしまう保育士も多いです。そのため、このような保育士の転職においては入職後に事前に聞いていた話と違うということが起きがちです。
コミュニケーションの行き違いによるもの
他の一般企業の面接と同様、面接時などの採用担当と面接を受ける保育士のコミュニケーション不足で、理解内容に齟齬が起きることもあります。
保育士が入職する際、保育園側とやりとりする回数はあまり多くありません。少ない場合は、1日で見学・面接がすべて終わることもあります。
短い時間の中で、初対面同士が同じ認識を持つのは難しいことです。前述したように、保育園側も保育士を採用するために良い部分をアピールし、悪い部分は隠したいと考えています。
短い時間では言葉足らずになったり、深い意図まではわからないことが多いため、「入職前の面接で聞いていた話と違う」ということに繋がります。
保育士は、なるべくたくさんの質問などをして、保育園側が隠したい悪い部分をしっかりあぶり出す必要があります。できることであれば見学や面接、体験入職などでたくさん保育園との接触機会を持ったほうが良いと思います。
保育士が転職活動中にできる対処法
入職前に聞いていた話と違うということを防ぐために転職活動中にできることを紹介します。
保育士が転職活動中にできる対処法は以下のような内容です。
- 詳細条件を書面で用意してもらう
- 入職後に聞いていた話と違った場合はすぐに退職するというような意志を伝えておく【内定後に】
- 見学をさせてもらう
このような場合は、保育士の転職エージェントを活用するのが一番良いでしょう。一個人ではかけることができないプレッシャーを保育園側にかけることが可能です。プレッシャーというと大げさかもしれませんが、簡単には納得しないという姿勢のことです。
まず、保育園から内定をもらったら、エージェントの方に「詳細条件を書面で貰う」ことが大切です。転職エージェントは申し出れば必ず書面を用意してくれるはずです。なるべく具体的な項目が記載された詳細条件を用意してもらうことが大切です。
この書類があれば、入職後に「言った言わない」の不毛なやり取りを回避することができます。保育園側にも強い抑止力になります。
加えて「入職後に聞いていた話と違った場合はすぐに退職する」という意志をしっかり伝えておくことも大切です。これは転職エージェントが、入職後一定期間就業しない場合、報酬として手数料を保育園側から受け取れないためです。特に重要な条件面に関しては、保育士側から強い要請をしておくことで、再三に渡って保育園側に念を押してくれるはずです。
「入職前の面接で聞いていた話と違う」というのはこのような対応で、防ぐことができる部分は多いと思います。
ちなみにエージェントを利用した場合は、「入職前の面接で聞いていた話と違う」ということがあれば、入職後に苦情を入れれば対応してくれる場合があります。
「担当する年齢が違った」「残業が多かった」などの細かい条件にまで対応してくれるかはわかりませんが、「給与額が違う」といったレベルのものであれば対応してくれるはずです。
あとは「見学をしっかりする」ということも大切です。保育体験のような形で実際の勤務内容を見ることができる機会を作ってもらうのが良いです。たとえば、休憩はしっかり取れているか、何時ぐらいに帰っているかというようなリアルな内情を直接垣間見ることもできると思います。実際に働いている保育士へ気になっていることを直接聞くという手段も取れると思います。
あいまいな表現は参考にしない、詳しく聞く
もうひとつ大切なポイントは曖昧な表現を参考にしないということです。
- 残業が少ない
- 有給が取りやすい
- 人間関係が良い
- 離職率が低い
これらの表現は全て曖昧な表現です。話し手と受け取り側によって解釈が異なる内容だからです。例えば、残業が月10時間なら少ないと考える人もいるだろうし多いと思う人もいます。
面接などでこのような表現があった場合は、
- 残業は具体的に月何時間か?
- 有給の消化率は具体的に何割か?
- 人間関係が良いというのは具体的にどういうことか?
- ここ3年で何人が離職しているか?
などのように具体的な数値やエピソードなどを求めたほうが良いです。それで答えられないようであれば適当に話しているだけかもしれません。
現状の保育士が事前にできる最大の防御策はこれくらいでしょう。正直十分とは言えませんが、大規模な株式会社保育園などは運営している保育園も多く、働いている保育士の数も多いので「働く人の口コミ」を探せる可能性があります。しかし、小さい社会福祉法人が運営している保育園の場合は、事前に内情を入手するのは難しいです。
すでに入職後で「聞いていた話と違う」場合の対処法
すでに入職後で「聞いていた話と違う」という場合は、正直に言って改善するのはかなり難しいと思います。言った言わないの争いで終わりになってしまうことも多いです。
- 「交渉する」
- 「転職する」
「交渉する」
自分自身で保育園に対して「聞いていた話と違う」と伝えるのはもちろん、転職エージェントを利用して転職したのであればエージェント経由で伝えるというのも手もありです。先程も書いたとおり退職も辞さない覚悟で交渉すれば、エージェント側も強く抗議してくれる可能性があります。
その他、「介護・保育ユニオン」などの個人加盟労働組合に相談することも検討すべきです。
法律違反は労働基準監督署・個人加盟労働組合などを頼る
もちろん、「給与が支払われない」「残業しているのに残業代が出ない」「有給休暇が取れない」など、法律に違反するような場合は、労働基準監督署や個人加盟労働組合などに相談することで改善できる可能性があります。
「転職する」
悪意があって騙すような形で保育士を雇用しているのであれば、「転職する」というのがもっとも良い手段だと思います。
まったく信頼できない状態で長く働いていても精神衛生上も良くないと思います。今後もなにかトラブルが起きるかもしれません。早い段階で見切りをつけて別の保育園を探すというのが最善だと思います。
「聞いていた話と違う」はがんばれば多少は防げる
これからの時代は、「働きやすい保育園」が少ないため、保育士自身が働く保育園をしっかり見極める力が必要です。
よくある転職活動の最悪なパターンとしては、翌年4月入職の求人に早い段階で内定をもらい、転職活動を終えてしまっていた場合です。内定後に何度かやり取りをしていくうちに「あれ、なんかおかしいな」と思うことが起きても、すでに転職活動を終えているため、後戻りできなくなってしまうこともあります。 内定後に何度かやり取りをしていくうちに「あれ、なんかおかしいな」と思うことが起きた場合にもう転職活動を辞めてしまっているので、もう後戻りができなくなってしまっていたということもしばしばです。
正直なところ、保育業界に限らず、聞いていた話と違うことはよくあるでしょう。前述したように、聞いていた話と違うことは転職前に対策を講じることで、ある程度は防ぐことができます。事前に最大限対策を講じつつ、リスクを減らしておくことが大切です。
自分が納得できるのであれば最終的には「我慢して受け入れる」のも良いですが、「聞いていた話と違う」ということを我慢して受け入れるのは避けるべきです。
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まとめ
この記事では、保育士転職でよくある「面接で聞いていた話と違う」という状況に焦点を当て、原因から対策、入職後の対処法までを網羅的に解説しました。
- 保育士不足による保育園側の情報操作
- コミュニケーション不足による認識のずれ

もしかして騙された?と不安に思っていませんか?

この記事を読めば、きっと解決策が見つかります。
転職活動中は、詳細条件を書面で確認し、曖昧な表現を避けて具体的な情報を得るようにしましょう。
入職後に問題が発覚した場合は、交渉や労働組合への相談も視野に入れつつ、必要であれば転職も検討しましょう。
「聞いていた話と違う」状況を完全に防ぐことは難しいですが、事前の準備と正しい知識があれば、リスクを最小限に抑えることができます。
この記事を参考に、納得のいく転職を実現し、より良い保育士生活を送りましょう。
よくある質問(FAQ)
- Q面接で聞いていた話と違うことが起こる理由は何ですか?
- A
保育士不足のため、保育園が良く見せようとしたり、コミュニケーション不足によって認識のずれが生じたりすることが原因として考えられます。
- Q転職活動中にできる具体的な対処法はありますか?
- A
詳細条件を書面で用意してもらう、入職後に話が違った場合はすぐに退職する意思を伝える、見学をさせてもらう、などの対策が考えられます。転職エージェントを活用することも有効です。
- Q面接での曖昧な表現を避けるにはどうすれば良いですか?
- A
残業時間や有給消化率など、具体的な数値やエピソードを求めるようにしましょう。
- Qすでに入職後で「聞いていた話と違う」場合の対処法は?
- A
保育園との交渉や、転職エージェントや労働組合への相談を検討しましょう。状況によっては、転職も視野に入れるべきです。
- Q法律違反に該当するような「聞いていた話と違う」ことが起きた場合はどうすれば良いですか?
- A
労働基準監督署や個人加盟労働組合などに相談することで改善できる可能性があります。
- Q「聞いていた話と違う」状況を避けるために、保育士としてできることはありますか?
- A
あいまいな表現を避け、具体的な情報を得るように努めることが重要です。また、転職活動を早く終えずに、慎重に職場を見極めるようにしましょう。