保育士が派遣切りや雇止めに直面したらどうすれば?ルールと対処法を徹底解説

派遣保育士
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  • 雇い止めされてしまった
  • それってあり?

保育士という仕事は安定していると思われがちですが、派遣保育士にとって派遣切りや雇い止めは無視できないリスクです。

しかし、これらの状況に直面しても、適切なルールを理解し、具体的な対処法を知っておくことで焦らず次のステップへ進むことができます

もし派遣切りや雇い止めにあったら、どうしたらいいのでしょうか?不安で仕方ありません。

さえこ
さえこ

焦る必要はありません。適切な知識と行動で、必ず良い方向へ進めます。

派遣切りや雇い止めというのは保育士にも存在するリスクではありますが、いまの時代は保育士は転職もしやすくなってします。仮に派遣切りや雇い止めをされたとしても、次の雇用先を見つけることは難しくないです。

派遣切りや雇い止めに合ってしまっても焦らず、必要な失業保険の申請などを行い、次のより良い保育園を見つけるための行動をしていくのが良いと思います。

この記事の信頼性
私は保育園、幼稚園、認定こども園で勤務した経験があります
複数の保育士転職サイトを利用して転職活動をした経験があります
その経験が参考になればと思います

そもそも保育園が派遣保育士を雇用する理由

そもそも保育園が派遣保育士を雇用する理由は、

  • 緊急で保育士が必要になった
  • 産休や育休などの代替

などなど様々あります。主に緊急性が高い場合、期間が定められている場合が多いです。

派遣保育士は有期雇用なので、必要がなくなったら契約を更新しなければ良いので、このような場合に雇用されやすいです。

派遣保育士に関しては、一般の企業と違い、保育園側にとって派遣だから人件費を安く済ますことができるということは少ないです。

保育士はパートの時給も高くないので、派遣会社を通して雇用するよりもパートで雇用したほうが人件費的には安くなることが多いです。

なので、保育園が派遣保育士を雇用するのは、パートでは雇用できない場合や、緊急に保育士が必要になった場合が多くなります。

派遣保育士については以下の記事でも紹介しています。

派遣切りとは?

派遣切りとは、 派遣期間の満了前に派遣の契約を打ち切られること を指します。

派遣保育士が、保育園に派遣される場合は必ず派遣される期間が定められます。その期間が来る前に、突然、もう来なくていいからと告げられることを派遣切りと言います。

例えば、コロナで保育園の休園が相次いだときに、保育士が不要になり、派遣切りをされるという事例も起きていました。

おそらく、コロナの影響での休園は一時的なものになるので、落ち着けば、またなんらかの形で保育士を雇用することになるでしょう。

ですが、基本的には保育園は補助金は満額貰っているので、派遣切りをして浮いた分だけ儲かってしまうということが起きているかもしれません。これについては以下の記事でも解説しています。

派遣切りは法律違反?

派遣期間の満了前に派遣の契約を打ち切ることは、正当な理由がない限り法律違反になる可能性があります。

派遣保育士の契約を打ち切るには、正職員と同様の基準が要求されます。つまり、派遣社員だからといって自由にクビにできるということではありません。

契約期間内であれば、正社員と同様の基準を満たさないと、契約解除はできないです。そのため、それを理解している場合は、パワハラやモラハラのようなことをわざと行い、自分からやめるように仕向けるということも起きているようです。

詳しくは個々の状況によって異なると思うので、労働関係に詳しい弁護士などに相談してみると良いかもしれません。

雇い止めとは?

もともと期間が定められていてその期間が満了したときに契約を更新しないことを雇い止めと言います。派遣切りは期間満了前でしたが、雇い止めは、期間終了と同時にということになります。

雇い止め自体は問題ない行為かもしれませんが、雇い止めの理由が不当な場合は無効になることもあります。例えば、今までは、毎回更新されることが慣例になっていた場合に、急に更新がされなかったというような場合です。

こちらも、詳しくは個々の状況によって異なると思うので、労働関係に詳しい弁護士などに相談してみると良いかもしれません。

保育園が派遣保育士の派遣切りや雇い止めを行う理由とは?

保育士にも派遣切りや雇い止めはある?

保育園という業界でも、派遣切りや雇い止めというのは他の業界と同様に起こりえます。

保育園にとっては派遣保育士というのは決して人件費が安く抑えられる雇用方法ではない(パートや正社員のほうが安く済む場合も多い)ので、緊急で人が足りなくなった後に、不要になったら切られるということはあるかもしれません。

先程も言ったように、悪質な場合は、パワハラなどをあえて行い、自己都合で辞めるように仕向けるという場合もあるようです。

保育園の経営悪化

保育園は経営が悪化した場合に、派遣保育士の派遣切りを行う場合があります。

例えば、次年度から保育園の園児定員を満たすことができなくなり、必要な保育士の人数が減った場合などです。

正職員の保育士を減らすのではなく、派遣やパートの保育士を減らすことになります。これによって派遣切りが発生することがあるかもしれません。

保育士の能力不足

保育士の能力に問題があり、スキルなどの不足によって派遣切りに遭う場合もあります。ただ、本当は前述の「保育園の経営悪化」が理由であっても、能力不足を理由にする場合もあります。

保育士の勤務態度

派遣保育士の遅刻や欠勤などが常態化してしまっている場合に、派遣切りを行う場合があります。

ただ一度の遅刻や欠勤で、派遣切りというのは行き過ぎかもしれません。

正職員と同様の基準で、複数回に渡って遅刻が常態化していて、警告をされても直らないという場合に正当な派遣切りとなりえると思います。

3年が経過した場合

派遣に関する法律では、同じ職場・部署で有期雇用派遣社員として働ける期間は最大3年となっています。

3年を超えて働く場合は、雇用者側は正社員・契約社員・無期雇用派遣社員に雇用形態を切り替える必要があります。

保育園側はそれを避けるために3年になる前に、契約を打ち切る、つまり雇い止めをするというのが一般的になっています。

ただし、今は保育士不足なので、勤務態度や能力が認められれば、そのまま正職員として雇用するということも十分ありえると思います。

保育士が派遣切りや雇い止めにあった場合の対処法

会社と争って雇用を続けさせたり、正社員への転換を争うという選択肢を取る人もいなくはないです。

ただ、保育園で働く保育士であれば、そこまでする必要は少ないかもしれません。なぜなら働く保育園は無数にあるからです。あえて派遣切りを行うような保育園にしがみつく必要はないです。

保育士が派遣切りや雇い止め合った場合は、そういうものだと思って最低限の保証を受けて次の職場を探すのが良いかもしれません。

解雇手当てなどを請求する

正当な理由があり解雇する場合は、派遣社員であっても、解雇予告は1ヶ月前にする必要があります。

もし、1ヶ月を切っている場合は、その分の給与を派遣会社は支払う必要があります。つまり、もし30日前に解雇予告をしなかった場合、使用者は30日分以上の平均賃金を支払う義務があります。

直前に契約打ち切りを告げられた場合は、この解雇予告手当をしっかり請求しましょう。

失業保険などを請求

自己都合ではなく会社都合の退職ということになれば、割とすぐに失業保険を受給できます。

自己都合の場合は、7日間の待期期間の後に2ヶ月または3ヶ月の給付制限期間がありますが、会社都合であれば、7日間の待期期間が経過した後に受給が可能です。

受給条件を満たしている場合は、ハローワークに申請をしましょう。転職活動中に失業保険の収入があるということは精神衛生上とても良いことでもあります。

保育士の失業保険の受給方法などは以下の記事でも紹介しています。

失業保険をもらいながらの転職活動ができるので、焦る必要がなくなります。

直近の生活費があるので、ブラック保育園を見極めることもできます。転職活動に焦ってしまうとブラックに当たる確率も高くなります。

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大切なのは良い保育士派遣会社に登録すること

派遣保育士を続けたい場合は、派遣切りや雇い止めをされた時の派遣会社の対応などもしっかり見ておきましょう。

対応が適切ではないと思ったら、登録している派遣会社の変更も考慮したほうが良いです。

ここでは、信頼のできる保育士の人材派遣会社を紹介します。以下に紹介している派遣会社は正社員やパートの求人なども紹介しているため、どの雇用形態で働くか迷っているという方にもおすすめできます。

登録すると電話でのヒアリングがあると思うので、心構えておくと良いです。

  • ヒトシア保育| ※全国の正社員・派遣・パート保育士の求人に対応しています。派遣会社でもあるので、派遣保育士として勤務を検討している方にもおすすめです。登録しないと得ることができない非公開の求人もたくさんあります。
  • ほいく畑 | ※全国の正社員・派遣・パート保育士の求人に対応しています。派遣会社でもあるので、派遣保育士として勤務を検討している方にもおすすめです。未経験・ブランク有りの方の支援が充実しています。
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派遣切りや雇い止めをされても、保育士は焦らず次の保育園を探せば問題ないです。解雇予告手当や失業保険も受給できる可能性があるので、余裕をもって転職活動をすることができます。

少なくとも昨今の時代は、保育士不足になっているので、保育士が正職員で就業すること自体のハードルはとても低くなっています。

この状況を活かしつつよりよい待遇で働けるように行動していくのが良いと思います。

まとめ

保育士の方が派遣切りや雇い止めに直面した場合のルールや対処法について解説しました。

この状況を乗り越えるためには、適切な知識を持ち、焦らず次のステップへ進むことが大切です。

もし今、あなたが派遣切りや雇い止めに直面して不安を感じているのであれば、まずはこの記事で紹介した具体的な対処法を確認し、焦らず次のステップへ進んでいきましょう。

よくある質問(FAQ)

Q
派遣切りや雇い止めに遭った場合、まず何をすべきですか?
A

まず焦らず、会社から契約終了の理由を明確に書面で確認することが大切です。

そして、雇用契約書や勤務状況がわかる書類など、関連する証拠をしっかりと集めてください。

失業保険の手続きや、必要であれば解雇予告手当の請求も検討すべきです。

私としては、今の保育園にしがみつくより、次のより良い職場を見つけることに力を注ぐのをおすすめします。

Q
派遣切りや雇い止めは、どういった場合に違法になったり無効になったりするのですか?
A

派遣期間の途中で契約を一方的に打ち切る「派遣切り」は、正当な理由がない限り法律違反になる可能性があります。

一方、「雇い止め」は期間満了で契約を更新しないことですが、有期契約が繰り返し更新され、実質的に期間の定めのない契約と変わらない状態の場合や、更新されると合理的に期待できた場合は、不当な雇い止めとして無効になる場合があります。

これは労働契約法で定められている「雇止め法理」によるものです。

Q
派遣期間が3年を超えた場合、何か特別なルールがありますか?
A

はい、同じ職場や部署で有期雇用派遣社員として働ける期間は、労働者派遣法により原則3年が上限と法律で定められています。

この3年を超えて働く場合、派遣元事業主には派遣労働者の雇用を安定させるための措置が義務付けられています。

例えば、別の派遣先の紹介、派遣元での無期雇用への転換、または派遣先での直接雇用への転換などを講じることが必要です。

これは「雇用安定措置」と呼ばれています。

Q
派遣切りや雇い止めで退職した場合、失業保険はすぐに受け取れますか?
A

派遣切りや雇い止めなど、会社都合による退職の場合は、「特定受給資格者」として失業保険(基本手当)を受けられる可能性があります。

自己都合退職とは異なり、原則として7日間の待機期間が経過した後に給付が始まります。

この手続きはハローワークで行います。

失業保険を受け取りながら、安心して次の仕事を探すことが可能です。

Q
不当な派遣切りや雇い止めだと感じたら、どこに相談すれば良いですか?
A

まずは、お住まいの地域を管轄する労働局にある「総合労働相談コーナー」へ相談してみてください。

無料で労働問題の相談に応じてくれます。

また、より具体的な法的なアドバイスや交渉、手続きの代理を希望する場合は、労働問題に詳しい弁護士に相談することも検討しましょう。

個人で加入できる労働組合(ユニオン)も会社との団体交渉をサポートしてくれます。

Q
派遣切りや雇い止め後に、良い次の仕事を見つけるためにはどうすれば良いですか?
A

今の保育士業界は人手不足が続いているため、次の職場を見つけることは比較的容易です。

失業保険を受給しながら、焦らずじっくりと転職活動を行うのが良い方法です。

信頼できる保育士専門の転職サイトや派遣会社に複数登録し、条件の良い求人を探すことをおすすめします。

面接でしっかりと自身の希望を伝え、安心して長く働ける保育園を見つけてください。

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