保育所保育指針を保育士向けに改めて解説。改訂内容や最新版の入手方法は?

保育所保育指針を保育士向けに改めて解説。改訂内容や最新版の入手方法は?保育士の仕事

2020年9月の最新情報 掲載中!!
保育士求人は早いもの勝ちなので、迷っている方はなるべく早く転職サイトへの登録をおすすめします。

保育士本人も保育所の基本である保育指針は必ず理解しておくべき内容だと思います。

すでに保育士として働いているけれど改に理解しなおしたいという方やこれから保育士を目指すという方向けに「保育所保育指針」について改めて解説します。

そもそも保育所保育指針ってなに?

保育所保育指針は1965年に最初に制定された日本の保育所における基本的な運営指針になります。保育所保育指針は厚生労働省によって定められています。

保育所保育指針とは何かについては、厚生労働省が出している保育所保育指針解説で以下のように述べられています。

保育所保育指針は、保育所保育の基本となる考え方や保育のねらい及び内容など保育の実施に関わる事項と、これに関連する運営に関する事項について定めたものである。

つまり、保育所保育指針には、保育園の運営者はもとい、保育士が保育をする上で基本とすべき考え方などが記載されています。

多くの保育園はこの保育所保育指針も基本的なベースとして、それぞれ保育理念や保育観を掲げていることになります。逆にいうと、

保育士本人も保育所の基本である保育指針は必ず理解しておくべき内容になります。

幼稚園は「幼稚園教育要領」認定こども園は「幼保連携型認定こども園教育・保育要領」は別に定めらている

ちなみに余談にはなりますが、幼稚園は「幼稚園教育要領」が、認定こども園は「幼保連携型認定こども園教育・保育要領」はそれぞれ別に定められています。保育所とは管轄や役割が異なるので、それぞれに指針がある形になります。

直近でこれらの施設形態を跨いで、転職をしたという方はそれぞれを見比べてみると良いと思います。

ただし、2018年の保育所保育指針と合わせて、幼稚園の「幼稚園教育要領」、認定こども園の「幼保連携型認定こども園教育・保育要領」も改定されていて、幼児教育の内容については共通化されています。

そのため、幼稚園から保育園に転職した、保育所から認定こども園に転職したというような場合でも、幼児教育の内容は同一なので、今までの指針とまるっきり内容が変わってしまうということは無いので、その点は安心してください。

保育所保育指針の概要

保育所保育指針は以下の目次構成となっています。

第1章 総則
第2章 保育の内容
第3章 健康及び安全
第4章 子育て支援
第5章 職員の資質向上

第1章の総則には、保育所保育に関する基本原則、養護に関する基本的事項、保育の計画及び評価、幼児教育を行う施設として共有すべき事項などについて書かれています。

第2章はの保育の内容では、第一章の保育所保育に関する基本原則の「保育の目標」に関してより具体的な内容を定義しています。

第3章では、子どもが健康で安全に過ごすための指針を定義しています。

第4章では、保育所における保護者に対する子育て支援について定義しています。保育所は、子育て支援の場でもあります。

そして、第5章では、一人一人の職員についての資質向上及び職員全体の専門性の向上について記載されています。まさに保育園及び保育士がどのように保育の質を担保していくべきかという点になります。

より詳細については、https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11900000-Koyoukintoujidoukateikyoku/0000160000.pdfを確認して下さい。

保育所保育指針は改訂される<最新の改訂は2018年>

厚生労働省によって出されている保育所保育指針は定期的に改訂されています。これは、時代などの変化における子育て環境の変化などに伴い、保育所のあり方も変化しているためです。

直近の改訂は2018年3月になっています。その前の改訂が1990年、2000年、2008年という風になっているので、およそ十年程度ごとに改訂がなされています。

とりわけ2018年の改訂では、2015年から施行されている「子ども・子育て支援新制度」の影響も大きく受けているとされています。この制度は、「量」と「質」の両面から子育てを社会全体で支えるということが主たる趣旨の制度になります。

そのため、1、2歳児を中心に保育所利用児童数が増加している背景などもあり、保育をめぐる状況の変化が反映されている形になります。

最新の改訂<2018年>の内容や要旨は?

最新の改訂<2018年>では以下の内容の改訂が行われています。

(1)乳児・1歳以上3歳未満児の保育に関する記載の充実
(2)保育所保育における幼児教育の積極的な位置づけ
(3)子どもの育ちをめぐる環境の変化を踏まえた健康及び安全の記載の見直し
(4)保護者・家庭及び地域と連携した子育て支援の必要性
(5)職員の資質・専門性の向上

乳児・1歳以上3歳未満児の保育に関する記載の充実については、先程も書いたように、1、2歳児を中心に保育所利用児童数が増加していることから記載の充実が図られています。

また、東日本大震災などの災害の影響もあり、子どもの育ちをめぐる環境の変化を踏まえた健康及び安全の記載の見直しも行われています。

また、特質すべき点としては、保護者・家庭及び地域と連携した子育て支援の必要性についてです。「保護者が子どもの成長に気付き子育ての喜びを感じられるように努める」ことを明記して記載内容が整理されています。

より詳細については、https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11900000-Koyoukintoujidoukateikyoku/0000202211.pdfを確認して下さい。

保育所保育指針の最新版はどこで手に入る?

保育所保育指針の最新版は厚生労働省がインターネット上で公開しています。以下からダンロード、参照することが可能です。

また、厚生労働省は合わせて、保育所保育指針の解説も公開しています。解説ではよりわかりやすく保育所保育指針について説明しています。

手っ取り早く確認したい場合は、これらを利用すると良いと思います。また、現在、保育園に勤めている場合は、その勤めている保育園にも、必ず冊子化されている保育所保育指針が置かれていると思います。

保育士として迷った際は保育所保育指針に立ち返ると良いかも

働く保育士としては、なにか保育方針、理念、保育観などで迷った場合は、まずは保育所保育指針に立ち返ると良いかもしれません。

保育士として現場で働いていると同僚や先輩などと考え方が合わなかったり、園の方針や考え方にどうしても納得できないということはよくあることだと思います。

園の保育理念や個人の保育観には正解・不正解がない場合が多いですが、保育所保育指針はすべての保育園がベースにしている指針になります。

改めて保育所保育指針に立ち返ることで、自分や保育園の間違いに気づくことができるかもしれません。

保育所保育指針を軽視している保育園は要注意

働く保育士の目線では、保育所保育指針を軽視している保育園は要注意です。特に最近では、保育の定員を確保するために保育所がかなりの勢いで乱立していて、質の面で不安がある保育園もあるようです。

特に、園長や施設長などの園の代表者が改訂の趣旨を理解していなかったり、無関心である場合には注意が必要です。

例えば、保育所保育指針には子どもが安全に過ごすための、事故や災害への備えに関しても記載がされています。なにか事故が起きてしまった際に、現場の保育士として責任を取らされてしまうこともあるかもしれません。

また、すべての保育園は保育所保育指針を基準として、保育園の運営につとめていると思うので、普通の保育園ではありえない保育士としての行いなどが身についてしまっているかもしれません。転職した際などに、そのような行いをしてしまってなにかトラブルなどの原因になるかもしれません。

マイナビ保育士」や「保育ひろば」は特におすすめできる転職エージェントになります。

  • マイナビ保育士|※日本全国の保育士の求人に対応しています。特に首都圏(東京・神奈川・千葉・埼玉)や広島県、静岡県の保育士求人に強い保育士転職サイトの最大手です。
  • 保育ひろば| ※日本全国の保育士の求人に対応しています。特に東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、大阪府、兵庫県、福岡県、愛知県、茨城県にお住まいの保育士の方におすすめです。非公開の求人もたくさんあります。
  • 保育Fine! | サイト上で求人をみつけて自分で応募します。すべての求人をとりあえず見れるので自分のペースでまったり転職をしたい人におすすめです(^^)※全国の保育士の求人に対応。
紹介できる求人などに差があるため転職サイトは複数社に同時登録して併用がおすすめです。

転職の際などは、保育園の保育所保育指針の考え方や理解度などについても、保育理念などと合わせて聞いてみると良いかもしれません。

保育士資格があるからOKというスタンスではいけない

保育士の資格には、現在のところ更新制度などは存在しませんが、保育士資格があるからOKというスタンスではいけないです。

現状の保育士の待遇などに不満がある場合でも「保育所保育指針の改訂とかは知らないです。保育士資格を持っています。経験年数も長いです。国は給料上げてください」では通らないと思います。

おそらく、これからは保育士不足もやや落ち着く時代になってくると思います。その際には、今のようにとりあえず経験年数があれば処遇改善費としてが給料を上乗せして貰えるという時代ではなくなってくるかもしれません。

そうなったら、国の掲げる保育所保育指針をしっかり理解して質の向上に務める姿勢も保育士としてより重要になってくるかもしれません。

【まとめ】保育所保育指針は保育士のバイブル!

保育所保育指針は日本の保育所における基本的な運営指針になります。すべての保育園では、この指針をもとに運営がなされているはずです。

そのため、保育士本人も保育所の基本である保育指針は必ず理解しておくべき内容になります。

保育所保育指針の最新版は厚生労働省がインターネット上で公開しているので、すぐに参照できますし、保育園にも必ずあると思います。

保育所保育指針を軽視している保育園は要注意ですし、保育士本人も保育士資格があるからOKというスタンスではいけません。

経験を積んで改めて見返してみると新たな理解を得られることもあるかもしれません。保育所保育指針は保育士のバイブルとも言える大切な共通指針になるので、改めて理解しなおしてみると良いと思います。

現役保育士オススメの保育士就職転職サイト

  • マイナビ保育士|※日本全国の保育士の求人に対応しています。特に首都圏(東京・神奈川・千葉・埼玉)や広島県、静岡県の保育士求人に強い保育士転職サイトの最大手です。
  • 保育ひろば| ※日本全国の保育士の求人に対応しています。特に東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、大阪府、兵庫県、福岡県、愛知県、茨城県にお住まいの保育士の方におすすめです。非公開の求人もたくさんあります。

紹介できる求人などに差があるため就職転職エージェントは複数社に同時登録して併用がおすすめです。

になります。どの就職転職エージェントも私自身が利用したことがあるものので、安心してできると思います。しつこく電話をしてくるということもないです。

首都圏で保育士が転職活動をするなら【マイナビ保育士】が断然おすすめです。大手の安心感と非公開求人に強みがあります。

【保育ひろば】は日本全国どちらにお住まいの方でもおすすめできる就職転職エージェントになります。

大事なポイントは 複数の就職転職エージェントに登録する ということです。紹介できる求人などに差があるため就職転職エージェントは複数社に同時登録して併用がおすすめです。保育士の就職転職エージェントは「非公開求人」というネット上には公開されない求人をそれぞれサイトごとに持っています。一つの就職転職エージェントに登録するだけでは、せっかくの高待遇の非公開求人を見逃してしまう場合があります。

登録後は就職転職エージェントの担当者から電話でのヒアリングがあるので、簡単に希望条件を準備しておくと良いです。

保育士の就職転職エージェントは新卒の保育士の方や未経験の保育士の方でも利用可能です。

マイナビ保育士
マイナビ保育士

日本全国の保育士の求人に対応しています。特に首都圏(東京・神奈川・千葉・埼玉)や広島県、静岡県の保育士求人に強い保育士転職サイトの最大手です。

大手ならではの情報収集力ときめ細かい転職サポートが魅力です。

一都三県の保育士の方は登録必須になります。

保育ひろば
保育ひろば

日本全国どこでも転職支援に対応してくれます。

取扱求人数も圧倒的に多く、非公開の求人も多数です。

良い求人が見つかったら教えてくれるので、登録しておいて損はないです。

転職サイトは複数登録がおすすめです。

まずは保育園の求人をたくさん見たい!!

さらに欲張りな方には、

  • 保育Fine! | サイト上で求人をみつけて自分で応募します。登録するとすべての求人がみれるので、自分のペースでまったり転職をしたい人におすすめです(^^)
  • ジョブメドレー保育士 | 就職お祝金の制度、カウンセリング、スカウトと多くの機能を備えています。すぐに転職するつもりはなくても、とりあえず登録して求人を見ることができます。

の登録がおすすめです。

こちらは、転職エージェントとは違ってご自身で求人を探して応募するスタイルの転職サイトになります。担当者との電話やメールでの面倒なやり取りは不要なので、まずは求人だけを見たい という方にもオススメになります。すぐに転職するつもりはなくても、とりあえず登録して求人を見ることができます。

保育FINE!
転職お祝い金が最大15万円の求人転職サービスのFINE!保育士シンデレラ保育士求人って?

保育Fine!は他の保育士の求人転職サイトと違い、コンサルタントと電話でのやりとりは行いません。

基本的にはサイト上で求人をみつけて自分で応募します。自分のペースでまったり転職をしたい人におすすめです(^^)

登録するとすべての求人を見ることができるので、まずは求人を見たいだけという方にもおすすめです。

ジョブメドレー保育士
保育士の求人転職におすすめのジョブメドレーの評判口コミ。完全受け身で転職できる。

ジョブメドレー保育士は保育士だけではなく医療や介護業界の転職にも利用されている転職求人サイトになります。

就職お祝金の制度、カウンセリング、スカウトと多くの機能を備えています。

すべての求人が公開されており、すぐに応募することもできます。また、すぐに転職するつもりはなくても、とりあえず登録して求人を見ることができます。

保育士の仕事
保育士さえこ@ブラック脱出済みをフォローする
保育士の手帖
タイトルとURLをコピーしました