保育士の履歴書・職務経歴書の書き方注意点!書類選考の突破方法。

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保育士の皆様。これから保育園で働きたいという方。初めての転職・就職活動で履歴書・職務経歴書をどうしたら良いかわからないという方。

こんな疑問や悩み、不満はありませんか?
  • 履歴書ってどのように書けば良い?
  • 職務経歴書ってなんなの?

保育士の履歴書・職務経歴書の書き方のポイントや注意点を紹介します。

先に保育士の履歴書・職務経歴書の書き方のポイントを簡単にまとめると以下のようになります。

  • 履歴書・職務経歴書は手書きでもパソコンでも良い
  • フォーマットは自分が書きやすいもので良い
  • 誤字脱字やしわくちゃにならないように注意する
  • 書類審査がある場合は少し気合を入れよう
  • ジョブメドレー保育士を使えば簡単に履歴書・職務経歴書が作れる
  • 転職エージェントを使えば書類の負担も減らせるかも

記事の最後に現役保育士である私が実際に利用していた履歴書・職務経歴書のサンプルも掲載しています。

この記事の信頼性
私は保育園、幼稚園、認定こども園で勤務した経験があります
複数回の転職経験があります
複数回の面接経験があります
その経験が参考になればと思います

採用選考における書類選考とは?

採用選考における書類選考とは、面接を受ける前に選考用の書類を会社に提出し、それらの書類をもって一度合否が判断されるというものです。

書類選考をする会社側としては、応募者多数の場合など、面接をする人数を絞ることができるというメリットがあります。応募人数が多い会社だと全ての応募者と直接あって面接をするというのが、物理的に難しくなるので、まずは、書類選考で人数が絞られる場合が多いです。

応募者としても、面接に行って落とされると決まっているくらいなら、面接する前に落としてもらったほうが良いという意味では、メリットもあります。

保育園の保育士採用に書類選考がある場合がある

保育園の保育士の採用においても、割合としては、一般的な企業よりは多くはありませんが、事前の書類選考がある場合もあります。その場合は、履歴書・職務経歴書などを事前に保育園に送付をして、面接に進むかどうかが判断されます。

書類選考がある保育園は人気の保育園である場合も多い

これから就職や転職活動をするという保育士の方は、書類選考があるというだけで、なんだか面倒だと思ってしまう方も多いと思います。ですが、書類選考がある保育園は、保育士からも人気の保育園である場合も多いです。

先程も書いたように会社が書類選考をするのは、面接をする人数を絞るということが目的になります。つまり、書類選考をする保育園は、応募者がたくさんいる人気の保育園であるという可能性があります。

履歴書はどのみち用意が必要ですし、職務経歴書についても、一度書いてしまえば、同じ内容で複数の選考で使い回すことができるので、書類選考があるからといって、応募をためらってしまうというのは少しもったいないことかもしれません。

書類選考がなくても、書類もあわせて選考される

これから就職活動や転職活動をされる保育士の方が注意が必要なのは、書類選考がないという保育園の面接であっても、実際は、提出された書類を踏まえた上で選考されます。

書類だけで合否が決まらないというだけで、履歴書や職務経歴書などの情報を踏まえて合否を判断したり、提出時の書類によって面接時に与える印象が変わるということもあります。

書類を見て「良さそうな人だなぁ」と思って面接が始まるのと、「なんだか不安だなぁ」と思って面接が始まるのでは、面接の通過率も変わってきます。人は第一印象がとても大事といいますが、事前に履歴書などを送付するという場合は、書類が第一印象に影響を与えるものにもなります。

そういった意味では、保育士の選考において、書類選考がないから、履歴書や職務経歴書は適当で良いというわけではありません。面接に自信がある人であっても、少しでも印象をあげるためにも、提出する書類はとても大切になります。

保育士の書類選考に利用される書類とは?

ここからは、主に保育園の保育士の採用において利用されることが多い提出書類について紹介します。

履歴書

履歴書は、採用選考を受ける場合は、ほぼ100%求められる書類になります。氏名や住所、学歴、職歴、志望動機などの情報を記載します。概ね決まったフォーマットが決められており、コンビニなどでも手に入る書類になります。保育士の履歴書については以下の記事でも解説しているので、参考にしてください。

職務経歴書

職務経歴書は、主に転職をする保育士が求められるケースが多いです。これまで働いてきた法人・会社でどのような仕事、役割をしていたかということを記載した書類になります。保育士の職務経歴書については以下の記事でも解説しているので、参考にしてください。

論文・作文

一部の保育園では、採用選考の際に、課題として論文・作文などを求められるケースがあります。与えられたテーマにそって自分の考えなどを記載することが求められます。保育士の選考における小論文や作文については以下の記事でも解説しているので、参考にしてください。

保育士の書類選考で見られる部分とは?

保育士の書類選考で見られる部分とは以下のような内容になります。

  • 過去の保育園の規模
    • 園児の人数や行事の内容、保育・教育手法など
  • これまでの保育施設や幼稚園での具体的な経験
    • 経験年数、乳児と幼児のどちらの経験もあるのか、担任等の経験等
  • 字の丁寧さ
    • 保育園は書類仕事も多いので、書かれている字の丁寧さや誤字脱字の有無などもチェックされます。
  • 退職の頻度
    • できれば長く働いてほしい保育園が多いので、退職の頻度はやはり保育園が気になる項目になります。
  • その人の性格など
    • 入職した場合に馴染めるような性格なのか等を内容から推察します。
  • 面接で追加で聞きたいこと
    • 園長等の面接官は、これから面接をするにあって追加で確認や質問したい内容を探しながら目を通すことになります。

逆に言うと、これらの内容を上手く伝えられたら、書類選考の突破率も上がるということになります。

保育士の書類選考の突破方法、突破率を上げる方法

ここまで、保育士の採用における書類選考事情について紹介しましたが、ここからはこれから就職や転職で保育園の選考を受けるという保育士の方が、書類選考を突破する可能性を少しでも上げる方法について紹介します。

提出する書類は手書が良い?

まず初めに悩んでしまうのは、履歴書や職務経歴書などは手書きで書いたほうが良いのか、それともWordなどのソフトで印刷したほうが良いのかということだと思います。まず結論としては、特に指示がない場合は、手書きでも印刷でもどちらでも問題ありません。

ただし、自分の字に自信があるという方は、手書きで書いたほうが良い印象を与えられる可能性が高いです。保育園は書類仕事をする場面も多いので、字が良いということは、それだけで加点要素になります。

また、パソコンなどでWordなどの文書作成ソフトを利用して書くという場合は、それはそれで、パソコンを用いる作業に抵抗が無いということもアピールできます。昨今では保育園の業務もIT化が進んでいるので、パソコンが使えるということはアピールポイントになります。

文書をパソコンなどで印刷して利用する場合は、多くの保育園で使いまわしているような印象を与えないということに注意しましょう。保育園の面接をたくさん受けていると思われたり、志望度が低いと思われる可能性があります。

履歴書は自分に有利な書式、形式を選ぶ

履歴書と一口にいっても様々な形式の履歴書があります。氏名や学歴、職歴などの欄は共通していますが、志望動機、趣味や自己PRなどの欄は、それぞれの履歴書によって、記入欄の大きさに違いがあったり、そもそも記入欄自体が用意されていないという場合もあります。コンビニや文房具屋などで売られている履歴書でも、ものによって書式・形式に違いがあります。

例えば、趣味があまりないのに、趣味の欄が大きい履歴書を選んでしまうと、それだけでスカスカな印象になってしまいます。反対に、自分が書きたい項目の欄が大きければ大きいほど、そのことについ書ける内容が増えますし、面接時などもその話題が中心になる可能性が高くなります。

ただし、履歴書に記入欄が無いからといって、そのことを面接で聞かれないというわけではありません。自分が書類に書いたことだけではなく、よく聞かれる質問などは答えられるようにしておいたほうが良いです。

できるだけ具体的に書く

続いての保育士の書類選考の突破方法、突破率を上げる方法は、書類の内容はできるだけ具体的に書くということです。

履歴書については、記入欄はできるだけぎっしり埋まるように書いたほうが印象が良いです。きちんと書類に情報が記載されているというだけで、やる気がある・しっかりしているという性格をアピールすることができます。特に、保育園は書類仕事をする場面も多いので、そういう部分も園長等の面接官はよく見るポイントになります。

特に職務経歴書については、好きなだけ記入できる場合が多いと思うので、できるだけ具体的に書くと良いです。

また、転職活動をする際に、職務経歴書を具体的に記載するという作業をすることで、面接で過去の仕事の内容などを聞かれた場合に、答えやすくなるというメリットもあります。具体的な職務経歴書を書くということは、その事自体が面接を有利に進めるための手助けになることも多いです。

保育士転職サイト・エージェントを活用する

就職転職活動をされている保育士の方で、なかなか書類選考に突破できないという方は、保育士転職サイト・エージェントを活用するというのもおすすめの方法になります。

選考を受ける保育園や登録した保育士転職サイト・エージェントにもよりますが、担当となったコンサルタントが、あらかじめ書類選考を通してくれるという場合があります。その人の経歴等を保育園に伝えることで、書類選考に通過された形となり、確実に面接にだとりつくことができるというケースです。手間のかかる職務経歴書などを書かなくて済むという場合があるということです。

また、応募型の保育士転職サイトによっては、書類選考不要で面接を確約してくれるスカウト・オファーなどが保育園側から届く場合もあります。

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  • ジョブメドレー保育士 | 全国対応でネット上から求人応募が可能です。すぐに転職するつもりはなくても、とりあえず登録して求人を見ることができます。自分のペースで転職をしたい人におすすめです(^^)
  • ヒトシア保育| ※全国の正社員・派遣・パート保育士の求人に対応しています。登録しないと得ることができない非公開の求人もたくさんあります。 求人数も多いのでとにかくたくさんの情報を得たいという人にもおすすめです。

紹介できる求人などに差があるため転職サイトは複数社に同時登録して併用がおすすめです。就職転職活動が不安な方はまずは簡単な相談目的での登録でも大丈夫です。

保育士の転職サイトは新卒の方や未経験の保育士の方、資格取得見込みの方でも利用可能です。

履歴書・職務経歴書は手書きで書くべきか?

履歴書・職務経歴書をパソコンで作成するか手書きで書くべきかについてはどちらが正解ということはありません。

それは、保育園で採用を行う担当者が判断することなので、人によって感じ方が違う部分になってくるからです。

手書きとパソコンではそれぞれ以下の特徴があります。

  • 手書きの履歴書の特徴
    • 字の綺麗さ・丁寧さをアピールできる
    • 本人の熱意ややる気をアピールできる
    • 作成に時間がかかる
    • 修正が難しい
  • パソコンの履歴書の特徴
    • 字の汚さを隠すことができる
    • パソコンのスキルをアピールできる
    • 作成時間が短い
    • 修正も容易

保育園の採用の担当者の中には履歴書は手書きが常識と思っている人が一定数いると思います。

逆に言えば「履歴書が手書きじゃないなんてけしからん」という保育園で働きたいかどうかというのも一つのポイントになってきます。

そのような保育園はIT化が進んでいない可能性も高いです。古くからのやり方を踏襲して改善がなされていない可能性があります。

こういう保育園を避けるために、あえて、パソコンで作った履歴書で面接に望むのも良いと思います。

とは言っても少なくとも面接には合格してから判断したいという場合は、

「履歴書は手書き」で書いて「職務系経歴書はパソコン」などで作成する

というのが最も良い方法かもしれません。

手書きで字の綺麗さをアピールしつつ、職務経歴書でパソコンのスキルをアピールすることができます。両方のメリットを取ることができるので一番おすすめ方法になります。

履歴書・職務経歴書はどのフォーマットが良い?

ぶっちゃけていうとどれを使っても良いです。履歴書・職務経歴書として市販されているものやネット上でダウンロードできるものであればなんでも良いです。履歴書・職務経歴書はコンビニやダイソーなどの100円均一でも買うことができます。

それで十分です。例えば、自己PRを書くのが苦手だったらその欄が少ないものや、ないものを選べばよいです。自分がアピールしたいこと、したくないことなどを踏まえて、自分の書きやすいものを利用しましょう。

事前の書類審査がある場合は少し気合を入れよう

保育園によっては面接を行う前に先に履歴書や職務経歴書の提出を求める場合があります。

この場合は、履歴書・職務経歴書によって書類選考が行われるため、面接時に持参する履歴書・職務経歴書と比べると少し気合を入れたものにする必要があります。

「面接は得意だ!」という方もここで落とされてしまうともったいないです。紙の履歴書・職務経歴書だと伝えれることも限られてしまうのでしっかりと自分の経験をアピールしましょう。

履歴書・職務経歴書の共通するポイントは?

履歴書・職務経歴書の共通するポイントについて紹介します。

誤字脱字をチェックする

履歴書・職務経歴書に誤字脱字があるままだと「注意力がない人」と思われてしまうかもしれません。書き終わったら必ず誤字脱字がないかを必ず見直しましょう。面接開始前の印象自体も悪くなる可能性があります。

修正液・テープによる修正はさける

履歴書・職務経歴書に誤字脱字を見つけてしまっても、修正液・テープによる修正は避けたほうが無難です。なんだか雑な人という印象を与えかねないです。同様に、無理やり字をボールペンなどで書き換えるのもおすすめしません。手書きだとしんどいですが、最初から書き直しましょう。

丁寧でない字・汚い字はさける

実際に保育士の業務で字を書くことは多いので、保育園においては「字」というのは結構見られるポイントになります。

見本のような字を書けというわけではなく、しっかりと一画一画が書かれた心のこもった丁寧な字を心がけると良いです。

どうしても自分の字が汚いというのが気になってしまうという場合はパソコンで履歴書を書くとよいです。

シワシワ・クシャクシャにしない

履歴書の保管方法ですが、クリアファイルや封筒に入れて持ち運ぶと良いです。

くしゃくしゃになってしまった履歴書はとても印象が悪いです。うちの園は志望度が低いのかなと思われたり、雑な性格の人なのかなと誤解を与えます。

履歴書の書き方のポイント

続いて履歴書の書き方のポイントを紹介します。

履歴書とは?

履歴書は自分のプロフィールになります。保育園に限らず、企業で働く場合は必ずと行っていいほど提出を求められるものになります。

後述する職務経歴書は転職の際に求められるものになりますが、履歴書は新卒・転職や正社員・アルバイト・パートなどの雇用形態に限らず必要になります。

氏名、住所、学歴、職歴、保有資格がメインでそれ以外に志望動機や交通手段、自己PRなどを書く欄があります。

一番悩むのは履歴書の志望動機

保育園の面接はほとんどが以下の流れで行われます。

  1. 保育士が求人を見つける
  2. 保育士が求人に応募する
  3. 面接・見学を行う -> 履歴書を持参する
  4. 内定などが決定する

必然的に履歴書を用意する段階では保育園のことはホームページ上や求人上でわかることしか書けないことになります。まだ見学もしていないわけですから。

そのため必然的に志望動機は、

  • 家が近い
  • 給与が高そう
  • 休みが多そう

など、なんだか質素な理由になってしまいます。

それを避けるには、その保育園についてよく調べて特徴などを志望動機に書くと良いです。

  • 大規模保育園
  • 小規模保育園
  • モンテッソーリ教育
  • etc・・・

「小規模で一人ひとりに寄り添った保育がしたかっため、定員の少ない貴園に魅力を感じました。」というような形です。

それ以外に、私がよくやっていた方法は「志望動機を書く欄のない履歴書を使う」ということです。

これであれば、保育園によって履歴書を書き分ける必要もないので簡単です。実際見学もしていない段階なので、その園の志望動機を書くというのはなかなか難しいですし、本質を捉えられていない可能性もあります。

履歴書はあくまでも面接の際の補助的なものなので、聞きたいことは向こうから面接で聞いてくるのでその時に伝えられるようになっていれば大丈夫です。なので、志望動機を書く欄がない履歴書を用いたとしても、志望動機はある程度は考えながら、ホームページや園の見学を行ったほうが良いです。

ただし、先程も言ったように面接前に事前に書類審査として履歴書の提出を求めてくる場合は、しっかりと具体的に志望動機を書いてアピールをしたほうが良いです。履歴書で落とされてしまうと見学までたどり着くこともできなくなってしまいます。

保育士の自己PRについて

転職者の場合は、過去の経験などをもとにどのような保育ができてどのような保育を行っていきたいのかを端的に書けると良いです。

例えば、主任保育士の経験などはとても評価される要因になります。

新卒の方などで、保育に関する経験がないという方はいままで子どもと触れ合った経験や保育士資格を取るために頑張ったことなどをアピールすると良いと思います。

正解不正解があるわけではないので、自分の経験を自分の言葉で書くということが大切です。面接で改めて自己PRを聞かれることもあるので、しっかりと発言と履歴書の整合性が取れている必要もあります。

特技や趣味について

保育につながるような特技や趣味があればベストです。例えば、ピアノや絵を書くこと、制作や裁縫などです。これらは保育園の業務にも活かせるものなので、趣味や特技としてとてもおすすめです。

それ以外にも体操や水泳、運動などの趣味は、体をたくさん使うのが保育の仕事、とても良いアピールになります。

そうでなければ、本当の趣味や特技を書けば良いです。例えば、海外旅行が趣味と書いておけば、園長などと面接の際に話が弾むかもしれませんし、入職後も海外旅行が趣味だからまとまった長期休みがとりやすくなるかもしれません。

長所・短所について

長所・短所は、履歴書の中でも記載が困ることは多いと思います。

あまり見栄をはらずに本当のことを書くのが良いと思います。例えば「子どもとずっと遊んでいられる」のように、必ずしも保育の仕事に繋げる必要はありません。

長所・短所がどうしても思いつかない場合は、例えば短所だけを絞り出して考えてみましょう。短所なら意外とすんなりと出てくるという人も多いと思います。

そして、その短所の逆の意味のことを長所として書けばよいです。例えば、短所が「飽きっぽい」ということであれば、その逆の「新しいことに挑戦できる」という形で長所を導き出すことになると思います。

それぞれで、書いたことに関してのエピソードを一つか2つは用意しておくと良いと思います。面接の際に聞かれることもあると思います。例えば「新しいことに挑戦できる」という長所であれば、新しいことに挑戦したエピソードがあるはずです。

エピソードがないと「嘘ついている」と思われてしまうことがあると思います。

履歴書の本人希望欄は何を書くべき?

本人希望欄は、ない場合は「特になし」という記載で問題ないです。

特に、パートでの応募の場合は、出勤できる曜日や時間帯などの制限があると思うので、そちらを記載しましょう。正職員の方も、例えば時短勤務の希望であったり、家庭の事情などでシフトの要望がある場合は記載したほうが良いです。

特に事前に履歴書を送付しての書類審査などがある場合は、しっかりと希望を書いておくべきです。

希望を書いておくことで、保育園側も希望に添えない場合は不採用としてくれます。お互いに面接の時間を無駄にしなくて済むというメリットがあります。

履歴書の写真はどうする?

履歴書の写真は「よく街にある照明写真ボックス」の写真で十分です。無難にスーツやワイシャツを着ている際の写真が良いです。最近では印象が良くなるような加工も自動でなされるものがあります。

パソコンの技術がある方は、スマホで撮った写真などを印刷して利用しても良いです。また、パソコン上で写真を履歴書に載せてそのまま印刷しても良いです。こちらも背景を白くして無難にスーツやワイシャツを着ている際の写真で良いです。

ただし、一点注意点として事前に書類審査のような形で写真付きの履歴書を保育園に送る場合は要注意です。写真がその人の第一印象を大きく左右するからです。そういう場合の写真は合否に大きく関わる場合があるので注意しましょう。

逆に、面接時に履歴書を持参するような場合であれば、本人は目の前にいるので履歴書の写真の印象はあまり関係ないと思います。

職務経歴書のポイント

職務経歴書のポイントを紹介します。

職務経歴書とは?

職務経歴書は今までの就業先と業務内容が詳しく書かれたものです。主に転職の際に提出を求められる場合があります。必ず提出を求められるというわけではなく、履歴書のみの提出を求められる場合もあります。

職務経歴書には、保育園の形態・定員、雇用形態、担任や経験した内容を具体的に記載します。

初めて書く場合は、ここで説明するよりも、ネット上にある保育士向けのサンプルを参照して書いた方がわかりやすいです。私が実際に利用していたものもこの記事の最後にサンプルとして掲載しておきます。

履歴書・職務経歴書を最も簡単に作成する方法

保育士向けの求人掲載サイトである「ジョブメドレー保育士」を活用する方法です。

【ジョブメドレー保育士】に会員登録すると入力した情報をもとに履歴書・職務経歴書を無料で自動的に作成してくれる機能を利用することができます。

履歴書・職務経歴書の作成手順(ジョブメドレー保育士)

  1. 【ジョブメドレー保育士】に登録します。
  2. ログイン後にマイページに遷移します。
  3. 左のメニューより履歴書・職務経歴書をクリックします。
  4. 「履歴書を作成する」「職務経歴書を作成する」より履歴書・職務経歴書を作成します。

作成した履歴書はPDFとしてダウンロードができるので、家にプリンターがある場合はそれで、ない場合はコンビニなどで印刷することができます。

最後に写真を貼り付けて完成です。

【ジョブメドレー保育士】は、求人数も多いので、保育士の求人を探す上でもおすすめです。

保育園側からのスカウト機能などもあります。

添え状って必要?

履歴書や職務経歴書を郵送などで送付する際には、添え状の同封は必須です。面接などで持参する場合は添え状は必要ありません。

一般的な書類の送付においては、添え状がないと、なんのための書類が入っているのかわからないためです。

正直、保育園の求人応募という点に関しては中に履歴書が入っていれば求人に対する応募ということはひと目で分かります。

ただし、社会人としてのマナーという意味でも添え状を同封すべきです。保育園の園長などでもこのようなマナーを重視する人は少なくないです。

中には添え状が入っていない時点で、不採用とする人もいるかもしれません。もちろん、保育士不足のご時世ではあるので、そう簡単に不採用ができるほどの余裕はないかもしれません。

ただ、やはり求人の情報が気になって応募をするのであれば、せっかくであれば採用の内定を貰いたいですよね。なので、履歴書や職務経歴書を郵送などで送付する際には、添え状を同封するようにしましょう。

添え状の書き方は?

添え状の書き方はGoogleなどで「添え状 書き方」で出てきたテンプレートを利用すれば問題ないです。

「誰が」「何を」送ったのかということをしっかりと明示するということが添え状のポイントになります。

同封書類の欄に「履歴書」「職務経歴書」の記載を忘れないようにしましょう。

保育士の転職エージェントを活用すると書類審査が不要になるかも

厳密に言うと転職エージェントが通常の書類審査に必要な情報を保育園側に送ってくれるので、保育士本人が面倒な作業をしなくても良い場合があります。

しかも、転職エージェントは選考を通過させることが仕事なので、普通に自力で応募するよりかは合格率が上る可能性も高いです。

それ以外にも、面接のスケジュールの調整はすべて転職エージェントが行ってくれるので空いている日を教えるだけで良いです。また、採用決定後に給与面の交渉もしてくれます。

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保育士の転職サイトは新卒の方や未経験の保育士の方、資格取得見込みの方でも利用可能です。

まとめ:保育士の履歴書・職務経歴書の書き方注意点!書類選考の突破方法。

保育士の履歴書・職務経歴書の書き方のポイントをまとめると以下のようになります。

  • 履歴書・職務経歴書は手書きでもパソコンでも良い
  • フォーマットは自分が書きやすいもので良い
  • 誤字脱字やしわくちゃにならないように注意する
  • 書類審査がある場合は少し気合を入れよう
  • ジョブメドレー保育士を使えば簡単に履歴書・職務経歴書が作れる
  • 転職エージェントを使えば書類の負担も減らせるかも

履歴書・職務経歴書は面接時のサポート役です。自分をより良く見せるための道具でもあります。長所はしっかりアピールして短所は目立たないようにすると良いです。

また、一般的な企業よりは多くはありませんが、保育園の保育士の採用選考においても、事前の書類選考がある場合があります。これから保育園の採用の書類選考を受ける方やなかなか書類選考が突破できないという方は参考にしていただけたら幸いです。

【おまけ】現役保育士の履歴書・職務経歴書のサンプル