保育士が楽で負担が少なく働ける保育園の特徴は?求人の探し方も解説!

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  • 負担が少なく働ける保育が知りたい!

できることなら保育士が楽で負担が少なく働くことができる保育園に就職したいですよね。どんな職業に付く場合でも、できれば負担が少ないほうが良いと思う人が多いと思います。

今回は、そんな保育士が楽で負担が少なく働くことができる保育園の特徴について紹介します。また、そのような保育士が楽で負担が少なく働くことができる保育園の求人の探し方も解説します。

この記事の信頼性
私は保育園、幼稚園、認定こども園で勤務した経験があります
複数回の転職経験があります
その経験が参考になればと思います

保育士が楽で負担が少なく働くことができる保育園の特徴は?

保育士が楽で負担が少なく働くことができる保育園の特徴は以下のようなものになります。

  • 非効率が少ない
  • 配置基準に対して保育士の対人数が多い
  • 保育士の離職率が低い
  • 開園時間(保育時間)が短い
  • ノンコンタクトタイムがある
  • サービス残業、持ち帰りの仕事がない
  • 園長、保育士のそれぞれに向上心や改善の意識がある

これらについて詳細を説明していきます。

非効率が少ない

まだまだ非効率なやり方が残っている保育園は多いです。保育園は、古くからあって、小さい事業者が多いので、なかなか変化が生まれにくいという側面もあります。保育園で働く保育士の人数は限られているので、非効率なやり方をしていると保育士の負担は増加していしまいます。

  • 昔ながらのやり方を曲げない
  • 毎回行事の装飾物を一から作り直している

というような非効率が多い保育園は、働く保育士の負担も多く、保育士が楽に働くというのが難しくなっています。昔からのやり方にこだわってなかなか変えてくれない園長っていますよね。保育園も時代とともに変化が必要です。

そういった点では、古くからある保育園よりも、最近できた保育園のほうが効率性は良い可能性が高いです。

配置基準に対して保育士の対人数が多い

保育園には保育士の配置基準というものが国によって定められています。その基準が以下になっています。配置基準に対して保育士の対人数が多いと保育士の負担は減少し、仕事も楽になります。

年齢 保育士1人あたりの保育人数
0歳児 3人
1~2歳児 6人
3歳児 20人
4歳児以上 30人

各保育園はすべての時間帯に関してこの基準を満たす必要がありますが、基準より多い人数の保育士を配置することは問題ありません。

よく小規模な保育園は楽で大規模は保育園は大変と言われますが、園児の人数の多い少ないよりも、保育士の人数が基準に対してしっかり充実していることのほうが重要です。

例えば、「1歳児6人に対して2人の保育士を配置する」というようなことです。こうすると、保育士一人あたりの負担は基準と比較すると単純に半分になります。安全面に配慮しながら余裕を持った保育をすることができます。余裕がある時間に、保育以外の仕事、書類や行事の準備などを進めることが可能です。

保育士の離職率が低い

離職率とは、入職した保育士が退職する割合のことです。保育士の離職率の低さは、保育士の負担の減少(仕事の楽さ)に直結します。保育士同士が長年一緒に仕事をしている慣れた人同士なら、意思疎通もしやすく仕事の効率も良くなります。

保育士が一人離職した場合、保育園は基本的に一人新たな保育士を雇う必要があります。昨今は保育士不足なので、退職日の翌日から新しい保育士を雇用することができない場合もあります。そうなった場合、いつもより少ない人数で保育園の運営を続けなければいけません。一人あたりの負担は大きく増加します。残業や休日出勤などが一時的に増加することになります。

また、認可保育園の制度はおおよそ日本中で同じですが、それぞれの保育園で保育士の働き方は様々です。新たに雇われた保育士に対してその保育園のルールを一から教え込まなければいけません。その保育園での基本的なルールなどを覚えるまでは、周囲に確認を取りながらの仕事になります。それでは、効率も悪くなってしまいます。保育園での行事についても、一年間は経たないとすべての行事を経験できないため、慣れるのにはより一層の時間がかかります。

開園時間(保育時間)が短い

開園時間(保育時間)が短いことは保育士の負担を減少(仕事を楽に)させます。

認可保育園が開園している時間はとても長く、保育園によっては延長保育などで13時間以上開園していることもあります。保育士は早番・遅番などのシフト体制で適切な人数を揃える必要があります。これは、一日の労働時間は8時間と決まっているためです。

開園時間(保育時間)が短いと必要な保育士の人数も少なくなるので、同じ人数の保育士がいれば負担は少なくなります。もちろん開園時間が長くても、短くても余裕を持った保育士の人数がそれぞれの時間帯で配置されていれば、特に問題はありません。

また、保育園の開園時間(保育時間)が長いと、働く保育士のシフトも不安定になります。早番・遅番などというシフトで勤務すると生活リズムにも支障がでます。

開園時間(保育時間)が長いことは利用者にとってはメリットがありますが、働く保育士にとっては負担が増加する要因になってしまいます。

ノンコンタクトタイムがある

ノンコンタクトタイムとは、保育士が専用の部屋などで子どもの保育をせずに他の仕事をすることができる時間になります。まさしく子どもと接しない時間ということです。最近では、このノンコンタクトタイムを確保しているという保育園が増えてきています。

ノンコンタクトタイムがあると、保育士はその時間に書類仕事や行事の準備など、保育園での保育ではない仕事を集中して進めることが出来ます。保育の時間は保育に集中することができ、ノンコンタクトタイムの時間はそれ以外の作業に集中できるので、安全面でも仕事の効率面でもメリットが大きいです。

そういった点でノンコンタクトタイムがある保育園は、保育士が楽で負担が少なく働くことができる保育園になります。

もちろん、このノンコンタクトタイムを実現するには、先程挙げた保育士の配置基準よりも多くの保育士がその時間帯に勤務している必要があります。つまり、保育士の人数に余裕がないと実現することが出来ません。また、狭い保育室などでは物理的に保育室と作業を行う場所が区切られておらず専用の部屋などを用意することができないこともあります。

サービス残業、持ち帰りの仕事がない

サービス残業や持ち帰りの仕事がある保育園は、その直接的な負担以上に働く保育士に悪影響があります。それは、今後その保育園の非効率が改善されにくいということです。

残業代をしっかりと支給する保育園は、残業時間が増加すると保育園の人件費が増加することになるので、なんとかして保育士の残業を減らそうとします。もちろん、やらなければいけない仕事は減らないので、なんとか仕事を効率化して残業を抑制しようとします。手書きでやっていた書類を見直したり、行事での非効率な部分を見直したりです。そうすることで、保育園の保育士の仕事の効率性が上がっていきます。

一方で、保育士がサービス残業・持ち帰りの仕事をした場合は保育園の人件費は増えずに、とりあえずその状況を乗り切ることが出来てしまいます。保育士の負担が多いという状況を乗り切れてしまったらそのままで良いという心理になってしまいます。

園長、保育士のそれぞれに向上心や改善の意識がある

園長、保育士のそれぞれに向上心や改善の意識があるということは、保育士の仕事の負担や楽さにおいてとても重要です。

保育園の仕事内容も時代背景などによって変化が起きています。わかり易い例では昨今の感染症の問題などです。散歩のコースの変更やおもちゃの消毒など保育士の負担が増加した部分も多いと思います。

そういった時代の変化に合わせて、園長や保育士がそれぞれ保育園での業務を改善して行く必要があります。園長や保育士が一人ひとり効率よく仕事ができれば、全体においても一人ひとりの保育士の負担が少ない保育園となります。

保育士が楽で負担が少なく働くことができる保育園の求人の探し方は?

ここまで保育士が楽で負担が少なく働くことができる保育園の特徴について紹介しました。

  • 非効率が少ない
  • 配置基準に対して保育士の対人数が多い
  • 保育士の離職率が低い
  • 開園時間(保育時間)が短い
  • ノンコンタクトタイムがある
  • サービス残業、持ち帰りの仕事がない
  • 園長、保育士のそれぞれに向上心や改善の意識がある

保育士の方のなかにもそんなことはわかっているけどそういう保育園の求人に出会うことが難しいという方もいると思います。

実際に多くの要素は、保育園に入職する前に見極めるのが難しくなっています。一度、働き始めてしまえば保育園の非効率が多いとか、サービス残業・持ち帰りの仕事の有無などはすぐに分かると思いますが、見学や面接だけではなかなか難しいです。

そういう時に頼りにできるのが、保育士転職サイトになります。保育士転職サイトは事前に保育園の内情などを聞くことができます。少しでも自分の希望に近づけるために、転職サイトの担当者に希望条件を伝えてみましょう!

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