保育士転職で給料などの条件交渉して良い?おすすめの方法を紹介!

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こんにちは。さえこ@ブラック脱出済み(プロフィール)です。ブラック幼稚園・保育園を脱出できました(^^)

私がブラック保育園を脱出するために培ったノウハウを完全無料で公開しています。


保育士の皆様。

こんな疑問や悩み、不満はありませんか?
  • 保育士転職で給料などの条件交渉して良い?
  • 条件交渉のタイミングや方法を知りたい

転職の際に条件交渉はしていますか?

  • 条件交渉をすると印象が悪くなるのでは?
  • それで不採用になる?
  • 入職後に働きにくくない?

結論から言うと、保育士の転職で条件交渉はすべきです。正職員であっても、パートでも条件交渉はしないよりはしたほうが良いです。

条件交渉は、以下のことだけを守れば良いです。

  • 条件交渉は内定後にすべき
  • 常識はずれな条件交渉はしない

また、保育士が転職の際に有利に条件交渉をすすめるためのコツも紹介しています。

この記事の信頼性
私は保育園、幼稚園、認定こども園で勤務した経験があります
複数の保育士転職サイトを利用して転職活動をした経験があります
その経験が参考になればと思います

保育士の転職で条件交渉はすべき

保育士の転職で条件交渉をすることは全く問題なく、むしろ積極的にしたほうが良いです。

条件交渉をすると印象が良くなく、入職してからも働きにくくなってしまうと懸念する人がいますが、転職において条件交渉は割と普通のことなので気にする必要は無いです。

  • お金にがめつい人だと思われてしまう

むしろ、条件交渉して嫌な顔をしたら、それこそ、入職を断ってしまえばよいです。今の保育士不足の時代だからこそできることです。

今の保育士不足の時代を考えると、条件交渉するぐらいで嫌な顔をするような保育園は、世間の状況を掴むことができていなさすぎると言えます。

もちろん、断られる可能性もありますが、断れたとしても条件が今より下がることはないので、条件交渉をしないと単純に損することになります。

よっぽど常識はずれな条件交渉でなければ、条件交渉はしないよりしたほうが良いです。

条件交渉は内定後にするのが基本

面接の時に条件交渉をしても良いですが、保育園にとっては特に他の入職希望者がいた場合などは、より条件がゆるい方を採用することにつながってしまうかもしれません。

とりあえず、内定は貰っておきたいという場合の面接においては、条件交渉は内定後にするのが好ましいです。

内定後であれば「やっぱり不採用で」とはならないので、条件交渉するリスクが少ないです。

内定を貰ったらすぐに入職を受諾せず、とりあえず、考える時間がほしいと伝えて時間を貰いましょう。一度内定を受諾した後は条件交渉は基本的にできないので、内定をもらった後の保留している時間が待遇の交渉のチャンスになります。

条件交渉は内定後にするのが基本と言いましたが、逆に、今は保育士が有利の採用になるので、面接で条件交渉したことで不採用になってもそれで良いという考え方もありだと思います。

条件交渉に応じない保育園はこちらから願い下げという考え方です。

すでに他の保育園から内定を貰っていたり、今働いている保育園より条件が悪く、内定を貰っても入職しないという場合には有効な方法であると思います。

面接が始まるよりも前の段階で、求人応募の電話などでその旨を伝えてしまっても良いと思います。そうすれば、面接に行く必要すらなくなる場合もあります。

常識はずれな条件交渉だけはしない

いくら、条件交渉はしたほうが良いと言っても、常識はずれな条件交渉だけはご法度です。

「基本給を数万円も上げてほしい」

のような無茶な要求は流石に印象が悪く、常識がないと思われれてしまいます。それだと条件交渉はうまく行かないことが多いです。基本的には、条件交渉は絶妙に行うのが良いです。

以下から条件交渉しやすいこと、難しいことを紹介しています。

条件交渉できること

保育園の転職に置いて条件交渉がしやすい点を紹介します。

基本給・時給の金額

保育士の正職員の場合、基本給の金額は、経験の考慮などで多少の上乗せをしてもらえる可能性があります。

保育園の社内の決まりでは、認可保育園での勤務経験だけを考慮するという場合でも、交渉次第で、幼稚園の経験であったり、ベビーシッターの経験も考慮してくれる可能性があります。

パート保育士であれば、時給に関しても交渉できる場合もあります。他のパート保育士との兼ね合いもあるので、簡単には行かないですが、保育士としての経験が多かったり、保育園から近所で交通費がかからなかったりすると、交渉に応じてくれる可能性もあります。

意外にも交渉成功の可能性があるのが、基本給・時給になります。

残業時間の調整

家庭の事情などから、なるべく残業したくない、できないという方も事前に交渉しておくと入職後に残業の負担を考慮してくれる可能性があります。

どのような事情があるのか、目安としてどれくらの時刻に帰る必要があるのかということをしっかりと伝えておくことが大切です。

入職してから交渉すれば良いやというような考えだと、そんな話聞いていないというトラブルにも繋がる可能性があります。

シフトなどの調整

正職員であれば、シフトの面で出勤を避けたい曜日などがあれば考慮してくれる場合もあります。例えば土曜は出勤できないなどです。逆に土曜は出勤で、平日を休みにして欲しいというような要望もあると思います。

パート保育士であれば、特定の曜日は出勤できないというようなことも伝えておくと良いです。

担任などの勤務内容

例えば「○歳の担任などをしたい」「フリー保育士」になりたいなどの条件は交渉してみる価値がある項目です。

金銭面の交渉よりも遥かに交渉がしやすい項目でもあるので、希望がある場合はしっかり伝えておくと良いです。

なぜそのような考えを持っているのかというのを論理的に説明できると良いと思います。

入職日などの調整

入職日に関しても、調整してくれる可能性が高いです。特に少し早めに就業したいという場合は、応じてくれることも多いです。

例えば、4月入職であれば、新年度はかなりバタバタして忙しいので3月から働き始めておくと、本人にとっても園にとってもその後の仕事がスムーズに進むと思います。

金銭的にも早く働き始めたいというような場合でも交渉してみる価値があると思います。

条件交渉が難しいこと

保育園の転職に置いて条件交渉が難しいことを紹介します。

賞与の金額

賞与の金額は、条件交渉がかなり難しい項目になると思います。そもそも賞与の支給金額は、評価と連動していたり、会社で一律で定められていたりするので、交渉が難しいです。

ただ、前述した基本給が交渉で上がれば、必然的に賞与も上がることになると思うので、まずは基本給の交渉をしてみましよう。

有給休暇などの休暇の付与日数

有給休暇の付与日数も交渉はほとんど難しい項目です。付与日数は会社の規定で決められているのでそれ以上の日数を交渉で付与するというのは難しいと思います。

同様にそれ以外の夏季などの特別休暇などの日数についても難しいと思います。

ただ、お盆には必ず実家に帰省したいなどの場合は、入職前にあらかじめ伝えておくことでうまくシフトを調整してくれる可能性はあります。

保育士が有利に条件交渉を進めるためのコツ

保育士が有利に条件交渉を進めるためのコツを紹介します。

条件交渉は、電話・直接・メールのどれが良い?

結論から言うと、個人の性格にもよりますが、条件交渉は直接対面で行うのがベストです。

そのほうが細かいニュアンスが伝わりやすいからです。ただし、保育士の採用の場合は、内定後に直接交渉する機会はあまりないと思うので、電話での交渉がメインになると思います。

電話では、正直に他の保育園と迷っていることや他の保育園との待遇の違いなどを説明してみると、もしかしたら、条件を上げてくれるかもしれません。

保育園の内定を複数獲得する

条件交渉をより有利に進めるために大切なことは複数の保育園の内定を獲得することです。

特に今は、保育士不足で採用が困難なので、一度内定を辞退されてしまうと、保育園もまた面接からはじめる必要があります。面接から始めるとはいっても保育園側には様々な負担が再度発生することになります。

求人を出すという費用面はもちろん、面接などの対応をする場合は園長などの時間も確保する必要が出てきます。それなら少しぐらい条件をあげてもよいと考える保育園もあるかもしれません。

さらに複数の内定があることによって、保育園側も入職してもらうために、条件を上げてくれる可能性が上がります。

内定を複数獲得することで、両方の保育園に条件交渉をしやすくなります。条件交渉のコツは、他の保育園と迷っているということを伝えることです。「向こうのほうが給料が良くて迷っている」ということを正直に伝えてみましょう。

もしかしたら基本給などの条件を上げてくれるかもしれません。

保育士の転職エージェントを利用する

最も有利に条件交渉を進めるためのコツは、転職エージェントを利用することです。転職エージェントを利用すると、条件交渉もコンサルタントが代わりに行なってくれます。

自分ではなかなか積極的に交渉ができないという方でも、直接交渉する必要が無いのがメリットです。しかも、転職エージェントは交渉のプロなので、自分で交渉するより遥かに良い結果が出やすいです。

加えて、転職エージェントはその保育園に過去に保育士を紹介していることもあり、給与相場も知っています。有利に交渉を進められる立場になっています。

ただし、転職エージェントを途中から利用することはできないので、求人探しの段階から利用する必要があります。既に内定を貰っているという場合は自分で交渉するしか無いです。

その点には注意が必要ですが、条件交渉だけに限らず、保育士の転職の支援においても転職エージェントはとてもおすすめなので、利用してみると良いと思います。

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まとめ:保育士転職で給料などの条件交渉して良い?おすすめの方法を紹介!

保育士の転職での条件交渉について解説しました。、保育士の転職で条件交渉はすべきです。正職員であっても、パートでも条件交渉はしないよりはしたほうが良いです。

基本的な方法としては、「条件交渉は内定後する」「常識はずれな条件交渉はしない」ということです。

最も良いおすすめの方法は「保育士の転職エージェントを利用する」ことです。転職エージェントを利用すると、条件交渉もコンサルタントが代わりに行なってくれます。