保育士求人の掲載日、掲載期限、応募期限をみるとわかること。

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就職、転職活動をしている保育士の皆様。

ネットなどで保育士の求人を見ていく上で実は着目すべきなのは、掲載日、掲載期限、応募期限などの日付に関する情報です。保育士求人の掲載日、掲載期限、応募期限などからは、こらから働く保育園を見極める上で重要な情報を得ることができます。

今回は、保育士求人の掲載日、掲載期限、応募期限をみるとわかることを解説していきます。

この記事の信頼性
私は保育園、幼稚園、認定こども園で勤務した経験があります
複数回の転職経験があります
その経験が参考になればと思います

保育士求人の掲載日、掲載期限、応募期限をみるとわかるのは「求人の鮮度」

ごくごく当たり前のことですが、保育士求人の掲載日、掲載期限、応募期限などをみると、いつ募集が始まっていつまで募集するのかがだいたいわかります。

保育園が保育士を募集するタイミングは、基本的には 新規開園する時、退職者が出た時、定員拡大された時 、などです。一般企業のように毎年○人採用しようということは基本的にはありません。そのため、必要な時に必要な人数の保育士を募集することになります。つまり、募集がいつ始まって、いつまで募集をするのかというのは非常に重要な情報になります。

そんな中で、保育士求人の掲載日を見るとわかることは、保育園の求人の鮮度がわかります。最近になって募集を開始した保育園と、ずーっと保育士を募集し続けている保育園などを見分けることができます。

常時保育士を募集し続けている保育園がわかるということは、こらから働く保育園を見極める上で重要な情報になります。

保育士を常時募集をしているといことはどういうこと?

それでは、保育士を常時募集をしているといことはどういうことなのでしょうか。

必要な人数が応募してきていない可能性がある

常時募集をしているといことは、募集に対して必要な人数が応募してきていないという可能性が考えられます。必要な人数の保育士から応募があり、採用を決めれば、求人募集を閉めるはずです。

ではなぜ、募集を出しているのに保育士の応募が来ないのでしょうか。それは、保育園自体に悪い噂が広まっていたり、求人情報からわかる待遇や立地条件等の条件が悪く、応募者が集まってきていない可能性があるということです。

例えば、悪い噂は、保育士がすぐ辞めてしまうとか、園長が怖い、サービス残業が多いなどです。待遇に関しては、周辺の他の保育園と比較しても給与が安かったり、少し辺鄙なところに位置していて通勤アクセスが難しかったりなどです。どの場合においても、これから働こうという保育士にとってはデメリットになる可能性があります。もちろん、昨今では、保育士不足の影響もあり、保育士の応募が集まりにくいという事情もあると思います。

他の人が応募しなくても、自分の希望は満たせれば良いと思うかもしれませんが、もし、その保育園で自分が働き始めた場合に、誰か離職者が出た場合は、同じように採用まで時間がかかってしまう可能性があります。つまり、その間は保育士の人数が足りない状態で仕事をしなければいけないということになりかねないということです。

このように、保育士を常時募集をしているという保育園にはリスクがあります。

常時保育士が足りていない可能性がある

本当に常時保育士を募集している、つまり、常に保育士が足りていないという可能性があります。保育園の運営に必要な保育士の人数は、国の基準もあり、過不足ない人数を揃えるのが望ましいです。人数が少ないと残業や休日出勤が発生したり、休暇が取れなくなってしまう場合があるためです。逆に保育士の人数が多い、余っていると、保育園の運営にかかる人件費が増大してしまうためです。そのため、保育園は常時募集をかけて、良い応募者がきたら沢山保育士を雇うということは基本的にはありません。必要最低限の人数を雇うか、余裕を持たせるために基準に対してやや多い人数の保育士だけを雇うのが基本になります。

例えば、雇用した保育士がすぐに離職してしまった場合は、またすぐに募集を掛けなければいけません。そういうことが続いていると、とりあえず求人は常時出しておこうという保育園も少なくないです。保育士求人サイトは、求人を出しておくだけだと無料でできることも多いので、とりあえずそのまま残しておくということもあります。

このような保育園に就職してしまうと、保育士が不足して人手が足りず、残業が増えたり・休暇が取れないような状況である可能性があります。

いろんな求人サイトに求人を出しすぎていて管理できていない

保育士を常時募集をしているに見えるのは、いろんな求人サイトに求人を出しすぎていて管理できていないという場合もあります。求人の管理が面倒だから求人募集を放置しているということもあるかもしれません。もしくは、募集締め切りになっているのに、募集を終了することを忘れてしまっているという可能性もあります。

このような、保育園の大切な情報を管理できない園長のもとで働くのは、あまり乗り気がしないですよね。保育園の仕事の他の面でも良くないことが起きてしまうかもしれません。

もちろん例外はあります

常時保育士を募集をしているということが働く保育士にとって良くない可能性があるということを書きましたが、もちろんそのなかにも例外はあります。

大規模な会社の保育園

近隣に複数の保育園を運営している大規模な保育園会社は、保育士の常時募集が可能な場合も多いです。それは、保育士の人材の融通が聞くためです。大規模な保育園会社は、配属先の保育園は事前に決まった状態で面接をすることもありますが、エリアごとに採用することもできます。エリアごとの採用であれば、保育士が足りていない保育園に新しく雇用した保育士を配属することができます。また、採用が決まった後に、人事異動を行うことで、各保育園ごとの保育士の人数を調整することも可能です。

このように、隣に複数の保育園を運営している大規模な保育園会社は、常時保育士を募集することが可能な場合も多いです。

再募集等の可能性もある

注意が必要なのは、保育士求人の掲載日が最近だからといって、必ずしも常時募集をしていないと言えるわけでもありまえん。なかには、期限を迎えた後に保育士の応募が集まらず、再募集等をかけているという場合もあります。その場合は、求人サイトの仕様によりますが、掲載日が更新されている可能性もあります。

掲載日、掲載期限、応募期限が記載されていない

また、掲載日、掲載期限、応募期限などが記載されていない求人サイトもあります。このような求人情報は、いつから募集開始しているかわからないので注意が必要です。

まとめ:保育士求人の掲載日、掲載期限、応募期限をみるとわかること。

今回は、保育士求人の掲載日、掲載期限、応募期限をみるとわかることを解説しました。

保育士求人の掲載日、掲載期限、応募期限をみるとわかるのは求人の鮮度です。最近募集を開始した保育園と、ずーっと保育士を募集し続けている保育園などを見分けることができます。

保育士を常時募集をしているといことは

  • 必要な人数が応募してきていない可能性がある
  • 常時保育士が足りていない可能性がある
  • いろんな求人サイトに求人を出しすぎていて管理できていない

というような可能性が考えられます。

このような保育園に就職してしまうと、保育士が不足して人手が足りず、残業が増えたり・休暇が取れないような状況である可能性があるので注意しましょう。