就職活動、転職活動をしている保育士の皆様。
このような経験がある方もいらっしゃるかもしれません。でもネット上に募集情報は残っているし、もしかして自分は応募拒否されてしまったんではないか?と思った方もいらっしゃると思います。
今回は、募集終了している保育園の求人が残ってしまっている理由や、「もう募集していない」と言われてしまった場合の対処法について紹介します。
複数回の転職経験があります
その経験が参考になればと思います
募集終了している保育園の求人が残っていることはある?
募集終了している保育園の求人が残ってしまっているということはよくあることです。これは保育業界だけではなく、様々な求人募集においてしばしば起きてしまうことです。
理由は後述しますが、ネット上に求人が残ってしまっていると、応募した時に、「もう募集は終わりました」と言われてしまうことになります。結構悩んで応募することもあると思いますが、そんな方からしたら、なんで?と思ってしまいますよね。
募集終了している保育園の求人が残っている理由は?
それではなぜ募集終了している保育園の求人が残っているのでしょうか。ここでは、考えられる理由を紹介します。
募集情報を消すまでにタイムラグがあるため
まずひとつの理由が募集情報を消すまでにタイムラグがあるということです。
保育園の求人情報は、
- 保育園のホームページ
- ハローワーク
- 転職求人サイト
など様々な箇所に掲載していることがあると思います。募集終了した場合は、そのそれぞれの募集情報を消していく必要があります。
担当者が自園が管理しているホームページならすぐに消すことができるかもしれませんが、別の機関や会社に依頼をして削除しなければいけない場合もあります。そのため、実際に募集が終了してから求人情報が消えるまでにタイムラグが発生してしまうということはよくあります。
また、掲載期限終了までは募集情報を削除できないという転職求人サイトもあるので、その期間までは残ってしまう場合もあります。
募集情報を消し忘れているため
単純に募集情報を消し忘れているということもあります。新しい保育士の採用が決まった直後で、まだ更新ができていなかったり、本当に忘れてしまっているという場合もあると思います。
保育園のホームページやハローワークや転職サイト等に出している求人情報を管理しているのが採用のことをよく知っている園長とは限らないので、それぞれの管理者が作業を実施する必要があります。保育士を急募している保育園は複数箇所に求人を掲載することもあるので、そのそれぞれの媒体から募集情報を削除しなければいけません。また、応募が来てしまっても断ればよいだけなので深刻に考えていないということも多いです。
わざと募集情報を残しているため
わざと募集情報を残しているということも考えられます。「別に応募が来たら断ればよいか」と思っていてわざと残している場合もあるでしょう。正社員は募集しているけどパートは募集終了した、パートは募集しているけど正社員は締め切ったというようなこともるかもしれません。
また、保育士の離職率が激しいとまたすぐに募集を再開する必要があるので、いちいち募集を取り下げるのが面倒で残しているということもあるでしょう。
応募拒否されたわけではない?
冒頭のように、応募終了しているらしい保育園の求人に応募した際に、もしかして自分は応募を拒否されてしまったと思った方もいらっしゃると思います。
結論としては、
- 募集情報を消すまでにタイムラグがある
- 募集情報を消し忘れている
- わざと募集情報を残している
というような理由で、募集が終了しているけどネット上から消えてない求人に応募してしまったということになります。そのため、自分は応募を拒否されてしまったのかもと思う必要はないでしょう。
本当に応募できない?
これから就職や転職を考える保育士の方のなかには、ずーっと募集が残っていると「まだ応募しているのでは?」と思う方もいらっしゃると思います。
その保育園の求人に興味がある場合は、本当に応募できないのか?と思ってしまいますよね。
そういう場合は、少し時間を開けてみて再度応募してみると良いでしょう。
実は応募再開していたということもありますし、保育園の求人の状況が変わっているということもあります。本当にその保育園の求人に興味があるなら諦めずにトライしてみても良いと思います。
求人の掲載日付や掲載期限などを確認する
また、どうしても応募したいという場合は、求人情報の掲載日付や掲載期限などを確認すると良いです。ネット上の求人募集情報には掲載日や掲載期限などが設けられていることが多く、募集が続いている場合は、掲載日や掲載期限が更新されることが多いです。情報が更新されたら、再度応募するのが良いでしょう。
実は保育園の求人は早いもの勝ちの傾向が強い
最後に、これから保育園の求人を探して応募するという方向けの注意点になります。それは、実は保育園の求人は早いもの勝ちの傾向が強いということです。
- 応募が始まったばかりだから様子を見よう
- まだ応募が残っているしとりあえず別の求人を探そう
と思って一度、求人を自分のなかでキープしておくということはよくあると思います。ですが、それをしてしまうと募集が締め切られてしまう可能性が高いです。
それは、保育園に必要な保育士の人数は基本的に決まっていて、余分な人数を採用するということは基本的に無いためです。つまり、一人保育士が退職したら、一人保育士を採用するということです。保育園が保育士に掛けられる人件費には限りがあるので、基本的に必要な人数ピッタリしか採用しません。
それに加えて、昨今は保育士不足の傾向も強いです。もし、先に応募してきた人を不採用としてしまったら、その後に別の人が新たに応募してくれるかどうかわからないというのが保育園から見た視点になります。そのため、実力や経験、性格などを考慮した場合に採用するかどうか迷うという状況でも、応募が早いということが理由で採用内定を出すということもあります。その後、別の人が応募してきても「募集は終了してました」ということになってしまいます。 仮に、その人がどんなに経験豊富で高スキルな保育士だったとしてもです。
一般の会社であれば、高スキルの人材であれば、予定人数を超えても採用に踏み切るということはできると思いますが、保育園ではそのようなことはまずないでしょう。
つまり、やっぱり保育園の求人は早いもの勝ちの傾向が強いので、もし本当に気になる求人であれば早めに応募して面接を受けたほうがよいということになります。
まとめ:募集終了している保育園の求人が残っている?理由は?応募拒否じゃない?
まとめになります。募集終了している保育園の求人が残ってしまっているということはよくあることです。
- 募集情報を消すまでにタイムラグがある
- 募集情報を消し忘れている
- わざと募集情報を残している
ということがよくあるためです。タイミングによっては募集が終了しているということはあり得るでしょう。
これから保育園の求人を探して応募するという方は、保育園の求人は早いもの勝ちの傾向が強いので、もし本当に気になる求人であれば早めに応募して面接を受けたほうがよいということになります。