保育士は転職時に入社前や入社後の研修はある?

ページ内に広告が含まれています。

こんにちは。さえこ@ブラック脱出済み(プロフィール)です。ブラック幼稚園・保育園を脱出できました(^^)

私がブラック保育園を脱出するために培ったノウハウを完全無料で公開しています。


これから転職をするという保育士の皆様。

こんな疑問や悩み、不満、経験はありませんか?
  • 保育士の転職時には、入社前や入社後の研修はある?

新卒で保育園に入社した際は、事前に研修があったという方も多いと思いますが、転職の時はどうなのという疑問を持つ方もいらっしゃると思います。

できれば、事前に研修などを受講した上で、現場に入っていきたいという方もいると思います。今回は、保育士は転職時に入社前や入社後の研修はあるのかという点に関して紹介します。

この記事の信頼性
私は保育園、幼稚園、認定こども園で勤務した経験があります
複数回の転職経験があります
その経験が参考になればと思います

保育士は転職時に入社前、入社後の研修はある?

最初に結論になりますが、転職時は入社前、入社後の研修等がない保育園が多い です。転職で保育園に就職した場合は、入社前や入社後の研修等は特にない保育園が多いです。即戦力としてすぐに保育業務に従事する場合が多いでしょう。また、研修がある場合でも、実際にクラスに入ってOJTのような形で研修をすることがほとんどです。

一部の大きな会社が運営している保育園では、新卒の場合は、集合研修のような形で、実際に保育の仕事に入る前に、研修があることもあります。また、ブランクがある方向けに、フォローアップの研修などの用意がある会社もあります。

保育士の転職時に入社前、入社後の研修等がない理由

保育士の転職時に入社前、入社後の研修等がない理由について紹介します。

最低限のスキルはあるため

転職時は入社前、入社後の研修等がない理由の一つは保育士として最低限のスキルはあると判断されるためです。

転職での入社ということは、保育園での勤務経験があるということなので、保育士として仕事をする最低限のスキルはあるという方が多いです。そのため、入社前、入社後の研修等を別途行わない保育園が多いです。それ以外の保育園独自の決まり事やルールなどは仕事をしながら覚えてもらうというスタンスの保育園が多いです。

時間がないため

転職時は入社前、入社後の研修等がない理由の2つ目はシンプルに時間がないためです。

これは、保育園と転職した保育士の両方に言えることです。転職時は直前まで別の保育園で働いている保育士が多いです。また、保育園も基本的に、常時開園しているので誰かが誰かを研修する時間は取れないことが多いです。

特に昨今の保育園は人手不足であることが多いです。入社前にもし事前に研修ができる時間があるのであれば、そもそもその日から職員として雇用して就業してもらった方が保育園としては効率が良いです。また、入社後であれば、いち早く現場で保育の仕事をしてほしいと考える保育園が多いです。

新卒の場合は入社前、入社後に研修がある場合も!

ここまでは、保育士の転職者の入社前、入社後の研修の話でしたが、新卒の場合は入社前、入社後に研修がある場合もあります。これは、ある程度まとまった時間をとって研修をすることで、すぐに保育業務に入れるようにするためです。

新卒の保育士の場合は、4月入職の場合が多いと思いますが、3月中に保育園で研修を実施したり、大きい会社であれば4月の始めに法人本部などで新入社員研修を行う場合もあります。

以下は、日本でたくさんの保育園を運営するグローバルキッズの研修内容になります。

新入社員研修(入社前・フォローアップ)

入社前:
ビジネスマナーでは、挨拶から報告・連絡・相談についてなど、実際に社会人として働く上での、知識を学び、入社前の不安や疑問を解消していきます。

入社後:
実際に勤務を始めてから感じる事は色々とあると思います。フォローアップ研修では、実際に勤務した上で感じた事を、各々で振り返り、同期と共有し、今後の勤務に活かせるヒントを一緒に探していきます。スポーツ大会やネイチャーゲームなどを通じてチームビルディングを学ぶ事で、リフレッシュする効果もあります。

※引用:グローバルキッズ 求人・採用サイト https://www.gk-recruit.jp/hr-development/

このように、保育の研修だけではなく、社会人のビジネスマナーの研修なども行っている場合があります。

保育士としてのスキルアップの研修は随時実施されている

転職時は入社前、入社後の研修等がない保育園が多いということを書きましたが、保育士としてのスキルアップの研修は、保育園や自治体などでも随時実施されています。

以下は、日本でたくさんの保育園を運営するグローバルキッズの研修内容になります。

保育基礎研修

保育士、調理職、学童指導員に限らず、保育者としての在り方や基礎的な知識に立ち返る研修です。ケーススタディから、これから現場で働く上での子ども達との関わりをどの様にしていくか、各自目標設定していきます。

施設長・主任対象 研修実績:幹部研修/施設長研修/サブリーダー研修

※引用:グローバルキッズ 求人・採用サイト https://www.gk-recruit.jp/hr-development/

また、自治体で実施されているのは、「保育士等キャリアアップ研修」です。こちらは、保育士の給料の加算である「処遇改善等加算Ⅱ」にも関わってくる研修になります。

もちろんこれらの研修があるかどうか、実際に入社後に受講できるかどうかというのは、保育園とその保育園の状況次第です。保育園が人手不足で実質的に研修を受ける時間がなかったり、優先順で他の職員などの受講が優先される場合もあります。

研修が充実している保育園と求人の探し方!

ここまで転職時は入社前、入社後の研修等がない保育園が多いということを紹介しましたが、保育経験が少ない方やブランクがある方は、事前に研修などで知識をつけたいという方も多いと思います。

先程も少し書きましたが、保育園でどのような研修が用意されているか、実際に入社後に受講できるかどうかというのは、保育園とその保育園の状況次第であることが多いです。

ブラックな保育園であれば、研修を受けさせる時間が取れずに、保育士としてのスキルも上がらず悪循環に陥ります。ホワイトな保育園であれば、たくさんの研修が用意されており、研修を受講する時間も取りやすく保育士のスキルが上がり、業務の効率も良くなっていくという好循環になります。

転職を考える際に、研修が充実しているという条件で求人を探すと、ホワイトな保育園が見つかることも多いです。ただし、保育園の研修の内容や実施状況は自分で調べられないことも多いです。

そのため、研修が充実している保育園の求人を探すには、保育士転職サイトの活用がおすすめです。担当のアドバイザーが研修が充実している保育園の求人を見つけ出して紹介してくれます。自分で調べるよりはるかに効率的です。

  • マイナビ保育士|全国の正社員・パート保育士の求人に対応しています。登録するとネット上での検索などでは見つからない非公開の人気のある高待遇の求人情報も得られます。 まずは求人情報を知りたいだけという方でもOKです!
  • ジョブメドレー保育士 | 全国対応でネット上から求人応募が可能です。すぐに転職するつもりはなくても、とりあえず登録して求人を見ることができます。自分のペースで転職をしたい人におすすめです(^^)
  • ヒトシア保育| ※全国の正社員・派遣・パート保育士の求人に対応しています。登録しないと得ることができない非公開の求人もたくさんあります。 求人数も多いのでとにかくたくさんの情報を得たいという人にもおすすめです。

紹介できる求人などに差があるため転職サイトは複数社に同時登録して併用がおすすめです。就職転職活動が不安な方はまずは簡単な相談目的での登録でも大丈夫です。

保育士の転職サイトは新卒の方や未経験の保育士の方、資格取得見込みの方でも利用可能です。

未経験で事前に研修などを受けたい方は申し出てみよう!

また、保育経験が少ない方やブランクがあって事前にスキルのキャッチアップの研修を受けたいという方は、保育士転職サイトの担当のアドバイザーに相談してみましょう。

保育士への就職や復帰への不安を事前に解消してくれる保育園の求人を紹介してくれます。また、保育園側にも事前に不安に思っていることなどを伝えてから就職ができるので、入社後の保育園内でのフォローもしてもらいやすくなります。

保育士転職サイトは、もちろん、未経験の方やブランクのある方の就職でも利用ができます。また、保育園の研修ではなくて、自治体が未経験やブランクのある方向けに研修を実施している場合もあります。そちらも気になる方は、以下の記事などを参考にしてみてください。

まとめ:保育士は転職時に入社前や入社後の研修はある?

今回は、保育士は転職時に入社前や入社後の研修はあるのかという点に関して紹介しました。

転職時に関していうと入社前、入社後の研修等がない保育園が多いです。ただ、保育士としてのスキルアップの研修は随時実施されている保育園もあります。

ブラックな保育園であれば、研修を受けさせる時間が取れずに、保育士としてのスキルも上がらず悪循環に陥ります。ホワイトな保育園であれば、たくさんの研修が用意されており、研修を受講する時間も取りやすく保育士のスキルが上がり、業務の効率も良くなっていくという好循環になります。

転職を考える際は、研修が充実しているかどうかもひとつの基準にすると良いかもしれません。