保育士転職サイトの「保育ひろば」に限らないですが、保育士転職サイトの口コミや評判でたまにある口コミが、
というようなものです。もっと言うと、保育士に限らず求人紹介を行うようなサイト、業種にはこのような口コミが寄せられることは多いです。
私自身も「保育ひろば」に登録して利用した経験がありますが、しつこいという印象を感じたことはありません。
なぜこのような口コミや評判が生まれてしまうのでしょうか。今回は、保育士転職サイトが「しつこい」「最悪」と思ってしまう方向けに保育士転職サイトの正しい活用方法を解説します。
保育士転職サイト・エージェントを利用して転職活動をした経験が複数回あります
保育ひろばを利用して転職活動をした経験があります
保育ひろばの公式サイトの情報を参考にしています
その経験が参考になればと思います
「保育ひろば」はしつこい?最悪?
Google検索をすると「最悪」「しつこい」というワードをサジェスト(提案)されることがあります。
実は「保育ひろば」にこのような評判が特段に多いというわけでは有りません。 大手の転職サイトであれば、利用者も増えていき、良い口コミや悪い評判も目立つようになってきます。
私自身も「保育ひろば」に登録して利用した経験がありますが、しつこいという印象を感じたことはありません。
ただ、転職サイトの口コミや評判では往々にしてこのような内容があることは多いです。数が少なくても良くない評判というのは目立ってしまうのでもあります。
個人的には、保育ひろばなどの保育士転職サイトに対して「しつこい」「最悪」と思ってしまうのは、正しい保育士転職サイトの活用方法を知らないからだと思います。
保育ひろばなどの保育士転職サイトがしつこいと感じる理由
保育ひろばなどの 保育士転職サイトがしつこいと感じるのは「転職をする気がない」ため かもしれません。それにも関わらず、保育ひろばなどの保育士転職サイトは「あなたが転職をしたいと考えていると思っている」ことが多いです。少なからずあなたはその転職サイトに登録をしているわけですから。紹介できる求人があれば、それを知らせることが「あなた」にも「保育士転職サイト」にとっても良いことだと考えるでしょう。なので、随時新しい求人などを電話やメールで連絡をしてきます。
たしかに、自分が転職する気はないのに、保育園の求人の紹介の連絡が頻繁に来たらそれは「しつこい」と感じると思います。そして、不在着信が何度も来るのは、電話に出ない理由が「転職をする気がない」からかどうかわからないためです。「保育士転職サイト」も利益を出すための会社組織です。転職サイトに登録した転職する可能性があるかもしれない人が目の前にいるのであれば、なんとか連絡を取ろうとするはずです。
もちろん、登録した後に転職する気が無くなった、もう既に転職先が決まったということもあると思います。 でも、保育士転職サイトはそのことを知りません。その場合は、そのことを保育士転職サイトに伝えれば、しつこい電話はなくなります。それすらも面倒であるのであれば、自分自身で着信拒否にすることもできます。
それでも違う電話番号に変えてでも電話をしてくるようであれば、それはたしかにしつこいと言えるかもしれません。でも「保育士転職サイト」の人も暇人ではないので、転職する気がないと確実にわかった人に連絡をとる時間は無いでしょう。
そして、保育士転職サイトは登録するのもの自由であれば、退会することも自由です。本当に「しつこい」と感じるのであれば、退会を申し出ましょう。
保育ひろばなどの保育士転職サイトを最悪と感じる理由
保育ひろばなどの保育士転職サイトを最悪と感じる理由は、「自分で考えて自分で判断できていない」からかもしれません。 保育士転職サイトの担当の人が言う情報を鵜呑みにしてしまっていませんか。
例えば、保育士転職サイトの担当者が「この保育園は人間関係が良い」と言ったとします。それを真に受けて入職し「人間関係が最悪だった」ら「騙された!最悪!」と思うでしょう。
でも、そもそも「人間関係が良い」という状態はどのような状態のことを指すのでしょうか。
- お局保育士がトラブルがないように目を光らせている保育園
- 仕事だけの関係でプライベートには入り込まないような関係の保育園
- 園長が怖くて兵隊のように統率が取れている保育園
極端な例かもしれませんが、どの保育園の人間関係が良いと感じるのかは、その人次第です。
さらに言うと、人間関係というのは「あなた」が入職した時点でも変化が起きるものでもあります。それまでは人間関係が良い保育園だっとしても、新しい人が入ることで人間関係というものは変わるでしょう。
他にも、保育士転職サイトの担当者が「残業が少ない」と言ったとします。それを真に受けて入職し「残業が多かった」ら「騙された!最悪!」と思うでしょう。
こちらも、そもそも「残業が少ない」というのは月に何時間以内のことでしょうか。月に50時間の残業で多いと感じる人もいれば、少ないと感じる人もいます。感じ方は人それぞれです。
このように人の主観によって変わる情報を、そのまま鵜呑みにしてしまうと、転職サイトに「騙された」「最悪」だという風に考えてしまいます。
このように相手の言うことを真に受けてしまい「自分で考えて自分で判断ができない」場合、転職サイトを使おうが、使わまいが「騙された!最悪!」という転職結果になりやすいです。
保育士転職サイトの正しい活用方法【3つのポイント】
保育ひろばなどの保育士転職サイトに対して「しつこい」「最悪」と思ってしまうのは、正しい保育士転職サイトの活用方法を知らないためという可能性があります。
保育士転職サイトを正しく活用するための3つのポイントを紹介します。
- 連絡手段や頻度は依頼できる
- 人の主観などによって変わる情報は真に受けない
- 自分自身で事実確認を行う
これらについて説明していきます。
連絡手段や頻度は依頼できる
保育士転職サイトも嫌がらせがしたくて、しつこく電話やメールをしてきているわけではありません。保育園の求人は早いもの勝ちという側面もあるので、すばやく求人情報を伝えて選考に進んでいくことも内定率を上げるためには必要です。そのために、随時連絡をしてくれます。
もし、電話に出るのが難しかったりする場合は、電話の時間帯を指定してもらったり、極力メールでの連絡を依頼することも可能です。もちろん、転職活動が終わったり、転職する気が無くなった場合はそれを伝えることで、連絡自体をストップしてもらうことも可能です。
お互いの効率が良くなるような連絡方法をできるようにコミュニケーションを取っていくことも大切です。
人の主観などによって変わる情報は真に受けない
「多い」「少ない」「良い」「悪い」というような情報は人の主観で変わる情報です。そのような情報は真に受けないということが大切です。
先程の「人間関係が良い」ということであれば、具体的に園長や保育士がどのような関係性になっているのかということ、「残業時間が少ない」ということであれば、具体的に月平均何時間なのかということです。
もし転職サイトの担当者や保育園の園長からこのような曖昧な表現を聞いた場合は、さらに踏み込んで具体的なことを聞くということが大切です。
自分自身でも事実確認を行う
最後に大切なことは、聞いたことや言われてことを鵜呑みにしないで「自分自身でも事実確認を行う」ことです。
保育士転職サイトも明らかに嘘をついて転職者を騙すということは無いかもしれませんが、そもそも「保育園」自体が嘘をついているという可能性もあります。保育園が自分の保育園をよく見せるために、転職サイトに対して不利になる情報は公開しない、よく見えるように切り取った情報を公開するということも十分想定できることです。保育士転職サイトがそれをそのまま保育士に伝えてしまっている可能性もあります。
なので、それを見抜くために自分自身でも事実確認を行うということが大切です。具体的には見学や面接を通して、実際の様子を見てみるということです。確かに、保育士は実際に働きだしてからではないとわからない事実というのは少なくないです。
園の雰囲気や園長の性格、働いている保育士の人間関係などは、なかなか面接や見学だけではわからない部分でもあります。でも見学などを通しても分かる部分はあります。見学時に保育士がどのように働いているのか、面接時に園長がどのように求職者に接しているのかという情報です。
ブラック保育園がまだまだ多いと言われている保育業界で、保育士の転職で失敗しないためには、自分自身での事実確認がとても大切です。
まとめ:保育士転職サイトの正しい活用方法を知ろう!
保育士の転職活動を成功させるには、保育士転職サイトの正しい活用がとても大切です。
- 連絡手段や頻度は依頼できる
- 人の主観などによって変わる情報は真に受けない
- 自分自身で事実確認を行う
保育士転職サイトには、登録しないと紹介をしてもらうことができないネット上に掲載がない高待遇の「非公開求人」もあります。
正しく活用して、よりよい転職を目指しましょう。