保育園で働く保育士の皆様。
プライベートな理由であっても、そうでない理由でも、
この日は絶対に休みにしたい!
という場面はあると思います。
好きなアーティストのライブがあったり、友達との旅行のプランがあったり、家庭の事情の場合もあると思います。休みを取りたい日付が予め前もって決まっている場合もあれば、直前になって分かる場合もあって、確実に休めるかどうかわからないですよね。
今回は、保育士が絶対に休みたい日に休暇を取得する方法やポイントについて紹介します。
絶対に休みたいという希望の日に休暇を取得した経験があります
その経験が参考になればと思います
保育士の「この日は絶対に休みたい!」
保育園で働いている保育士の方に限った話ではありませんが、プライベートな理由であっても、そうでない理由でも、この日は絶対に休みにしたい!という場面はあると思います。
でも、休みを取りたい日付があらかじめ前もって決まっている場合であればまだ良いですが、直前になって分かる場合もあって、確実に休めるかどうかわからないですよね。
もちろん、休もうと思えば休めるという人もいると思いますが、保育園での今後の人間関係を考えるとなかなか休みにくいということもあるでしょう。
保育士の休暇取得事情
本題に入る前に、保育士の休暇取得事情について簡単に解説します。詳しくは以下の記事でも紹介しているので参考にしてみてください。
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シフト制の勤務
保育士の勤務は、基本的にシフト制の勤務になることが多いと思います。日々、各時間の保育に適した人数の保育士が出勤しているように調整されていることが多いと思います。もちろん、クラス担任や各保育士の経験やスキルなども考慮されてシフトが組まれます。
月から土曜日に開園している保育園が多いので、そもそも、どの曜日のどの時間帯に出勤するかどうかもシフトが決まるまではわからないということが多く、休暇の予定を立てるのも難しくなってしまいます。
有給休暇は取りやすいとは言えない
どの保育園も保育士の人数にそこまで余裕があるわけではなく、あらかじめ申請したとしても、現実的に希望通りに有給休暇を取得できないという園も多いと思います。休みをとってしまうと、保育士が足りなくなってしまうためです。
また、保育園で働く保育士は複数人が役割分担してチームで仕事をするので、休暇を取るということは他の同僚に負担がかかってしまうことも少なくないです。そういった事情もあるので、そもそも休みにくい雰囲気が出来上がってしまっている保育園も多いと思います。
特に急に休みを取るのは難しい
保育園で働く保育士は、特に急に休みを取るのは難しいです。シフトが決まった後にあらためて休みにしてもらうというのはなかなか難しいです。先程も書きましたが、シフトは日々、各時間の保育に適した人数の保育士が出勤しているように調整されているので、誰かが休みを取ると、保育士が足りなくなってしまう可能性があるためです。結果的に、急に休みを取る場合は、シフトに変更がかかるため、休みを取る本人以外にも影響が出てしまう可能性があるのが難しい点になります。
保育士が絶対に休みたい日に休暇を取得する方法やポイント
ここからは本題の保育士が絶対に休みたい日に休暇を取得する方法やポイントについて説明します。
前もって予定を立て休暇取得を申請する
保育士が絶対に休みたい日に休暇を取得する場合の、まず最初のポイントは、前もって予定を立て休暇取得を申請するということです。
保育士として勤務している方はもちろんご存知だと思いますが、保育園で働く保育士は基本的に変則なシフト制での勤務になると思います。つまり、基本的にシフトが決まる前に休暇の取得を申請する必要があります。有給休暇の申請はその月のシフトが決まる前に申請するのが望ましいです。シフトが決まってしまってからだと、変更が聞かない場合が多いためです。土曜保育も含めたシフトの場合は、振替休日を絶対休みを取得したい日に取得するというのも一つの選択肢になります。
保育園によってルールは様々だと思います。絶対に休みたい日があるという場合は、なるべく前もって予定を確定させて申請するというのは、どの保育園でも共通して言えることになります。
休みたい理由をきちんと説明する
保育士が絶対に休みたい日に休暇を取得する際のポイントの一つは、休みたい理由をきちんと説明するということです。もちろん理由次第ではありますが、内容をきちんと説明する場合は、周囲に休むということを納得してもらうことができます。
あらかじめ前もって休暇の取得を申請するという場合には理由の説明は要りませんが、特にきちんと説明すべきなのが、シフトが決定した後や、直前に休暇を申請する場合です。
- 家庭の事情
- 通院
- 冠婚葬祭
などが該当すると思います。シフトが決定した後の出勤日の変更は、他の職員の出勤にも影響を与える可能性があるため、きちんとした事由が求められます。逆に事情を説明すれば、受け入れてもらえる可能性が高くなります。ただし、あまりに頻繁に直前に休暇を取得するというのは避けるのが無難でしょう。
日々の仕事で園に貢献する
保育士が絶対に休みたい日に休暇を取得する際に大切なことは「日々の仕事で園に貢献する」ということです。普段、きちんと仕事をしていない人が休みを希望通りに取りたいと言っても良い顔はされないでしょう。結果的に、休暇の取得の申請がしにくくなってしまったり、休暇の取得を拒否されてしまうこともあります。日々の仕事で保育園に貢献しておけば、休暇の取得を申し出た場合にも、特に問題なく休暇を取ることができるようになります。
同僚に恩を売っておく
保育士が絶対に休みたい日に休暇を取得するポイントは「同僚に恩を売っておく」というものです。同じように同僚が休みたいと言う時に助けてあげたり、普段の仕事で協力的な姿勢を示しておくということです。もちろん、前項に挙げたように、日々の仕事で園に貢献しておくということも重要です。普段から良い関係性を築いておけば、心理的に休暇を取りにくいということも減らすことができます。また、後述しますが、どうしても休みたいという時にシフトを変わってもらえるという可能性も上がります。
同僚保育士にシフトを変わってもらう
有給休暇は本来希望した日に取得が可能ですが、保育士の人数が不足している場合などは希望の日に休むことができない場合もあるかと思います。前もって有給休暇の申請したとしても、断られてしまうということもあると思います。また、絶対に休みたいという日が前もってではなく、直前にわかることもあると思います。
このような場合は、既に勤務シフトが決定してしまっているので、急に休むということが園の状況によっては難しいです。休んでしまうと保育士の人数が足りなくなってしまう場合などは、急に休むというのは難しいです。この場合は、保育園のルールによって可能であれば、同僚保育士にシフトを変わってもらうというのが最後の手段になると思います。
同僚保育士に急にシフトを変わってもらうというのは、少なからず迷惑をかけることになるので、先程も書いた「日々の仕事で園に貢献する」「同僚に恩を売っておく」ということがとても重要になります。
この方法は、努めている保育園のルールによっては不可能な場合もあるので、事前に必ず確認をしましょう。また、保育園の園長等のシフトを管理している責任者を通さずに、勝手にシフトを変更するということも問題になるので絶対に辞めるようにしましょう。
まとめ:保育士が絶対に休みたい日に休暇を取得する方法を紹介!
今回は、保育士が絶対に休みたい日に休暇を取得する方法やポイントについて紹介しました。
保育士は、配置人数や担任クラスなどを考慮されたシフト制になっているので、休暇の予定も立てにくい仕事だと思います。また、有給休暇も取りやすいとは言えず、特にシフトが決まった後に急な休みを取るということは御法度になっていることも多いともいます。
そんな保育園で働く保育士が、絶対に休みたい日に休暇を取得する方法やポイントとして以下の内容を紹介しました。
- 前もって予定を立て休暇取得を申請する
- 休みたい理由をきちんと説明する
- 日々の仕事で園に貢献する
- 同僚に恩を売っておく
- 同僚保育士にシフトを変わってもらう
やはり、休暇を狙い通りに取るには、日頃の仕事ぶりや行いも大切です。そして、人間関係が良ければ、絶対に休みたい日に休暇を取得するということも頻繁にでなければ難しくはないでしょう。