返さなくて良い?保育士の奨学金返済支援制度とは?実施自治体一覧を紹介!

保育士の福利厚生や関係する制度
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保育士の転職サイトは新卒の方や未経験の保育士の方、資格取得見込みの方でも利用可能です。


学生の頃に奨学金を借りていた方もいらっしゃると思います。自治体が導入している保育士の奨学金支援制度をご存知ですか?

こんな疑問や悩みはありませんか?
  • 奨学金返済の負担が多い
  • 保育士の奨学金返済支援で制度はある?
  • 奨学金は返さなくても良い
  • 実施している自治体は?

奨学金を借りて保育士になったものの、返済にお困りではありませんか?実は、保育士として働くことで、奨学金の返済を支援してくれる制度があるんです。

保育士の奨学金返済支援制度ってどんなもの?

さえこ
さえこ

市区町村が実施している、保育士向けの奨学金返済を補助する制度です

この記事では、保育士の奨学金返済支援制度について、制度の概要や利用条件、実施している自治体の例などを詳しく解説します。

制度を活用して、無理なく奨学金を返済し、保育士として長く活躍しませんか?

という方は必見です。意外と知られていない保育士の奨学金返済支援制度について紹介します。

この記事の信頼性
私は保育園、幼稚園、認定こども園で勤務した経験があります
奨学金を返済しています
各自治体の奨学金支援制度は、自治体の情報を確認しています
その経験が参考になればと思います

保育士の奨学金返済事情

現在勤務中の保育士の方で、奨学金の返済に苦しんでいるという方もいらっしゃると思います。保育士の資格の取得のために、大学であれば4年間で約400万円、短期大学や専門学校は2年間で200万円程度の学費がかかっていたと思います。

これに加えて、家賃や生活費なども支払いながら奨学金を頼りに大学生活を送っていた人も多いと思います。社会人になって働くようになって、返済をはじめる必要があります。

保育士の給料では、月々の奨学金の返済が厳しいという方も多いでしょう。手取り15万円程度の給料から毎月数万円を奨学金の返済に充てなければならない方もいます。そうなると、実質的に奨学金の返済が不可能になる場合もあります。

保育士の奨学金支援制度とは?

保育士の奨学金支援制度とは、保育士資格を取得するために大学や短期大学、専門学校などに通うにあたり奨学金を借りていた場合に、その返済にかかる費用を補助する制度です。

多い方ではトータルで数百万円の奨学金を借りている人もいるでしょう。奨学金返済支援制度は基本的に市区町村などの自治体が主体となっており、保育士として保育園で働く場合に利用できます。

自治体は、保育士を確保するために奨学金支援制度を導入しています。多くの自治体で年額10万円〜20万円の補助で、市内に居住して市内の保育園に就職することが条件になっています。私立の保育施設が対象で、公立の保育園に勤務の場合は対象外の場合が多いです。

対象の保育施設は、認可保育園、認定こども園、認証保育所、小規模保育所、認可外保育施設などになります。幅広い保育施設での勤務が対象になっています。

基本的に保育士資格を取得するために奨学金を借りて大学や指定の保育士養成所に通っていた場合に制度が利用できるため、奨学金を借りて大学を卒業してその後に、保育士資格を保育士試験を受けて取得したという方は対象外の場合が多いです。

また雇用形態も正職員、もしくは、パートでもフルタイムに近い勤務時間で勤務している保育士に限定されている場合が多いです。

詳細の条件は各自治体によって異なるので、必ず実施している自治体に確認してください。

千代田区の保育士の奨学金支援制度の例

奨学金支援制度については、予算の関係で人数に制限があったり実施していない年度がある可能性があります。過去に実施していても制度が廃止になっている場合もあるので、制度についての詳細は必ず実施している自治体に確認してください。
ここでは千代田区の保育士の奨学金支援制度について紹介します。

※ 「保育士奨学金等返済支援事業補助金
https://www.city.chiyoda.lg.jp/koho/kosodate/hoikuen/shienjigyohojo.html

※2023年12月4日時点の情報になります。最新の情報はかならず、千代田区の情報を参照してください。

千代田区の保育士の奨学金支援制度の対象者

区内の保育施設(私立認可保育園・認証保育所等)で常勤として勤務する保育従事者で、下記のすべてに該当する場合が補助対象となります。

保育士養成施設を卒業して保育士資格を取得している
在学期間中に借りた奨学金等を自分で返済している
雇用契約期間が1年以上で1日6時間以上かつ月20日以上の勤務である
(初回申請時に勤務期間が1年を経過していなくても申請は可能です)

千代田区の保育士の奨学金支援制度の対象となる奨学金

千代田区の保育士の奨学金支援制度の対象となる奨学金となるのは以下になります。

千代田区の保育士の奨学金支援制度の補助金額は?

※月ごとの返済額が2万円未満の場合は、その返済額が補助額となります

千代田区の保育士の奨学金支援制度の補助期間は?

※基本的には同じ保育施設に継続勤務が必要。ただし、同一事業者の運営する区内の保育施設への異動は可。

千代田区の場合、計算上は最大で合計240万円の奨学金返済支援を受けられることになります。もちろんその期間は保育士として保育園で働く必要があります。

保育士の奨学金支援制度を実施している自治体の例

基本的には市内の居住が条件である場合がほとんどで、保育士資格だけではなく、幼稚園教諭の資格でも良い場合があります。

ネット上を調べた結果をまとめているので、制度についての詳細は必ず実施している自治体に確認してください。

執筆時点で調べて限りなので情報が古かったり、上記以外の自治体でも実施している可能性があるので注意してください。また、年度ごとに利用人数や予算が決まっている場合もあるので、制度を実施しているからといって必ず利用できる保証も無いので注意してください。

奨学金返済支援制度を利用できる自治体の保育園に就職・転職する方法

すでに保育士の奨学金返済支援制度を実施している自治体に住んでいて保育園に勤務している場合は、自治体に申し込めば奨学金返済支援制度を利用することができます。年度ごとの人数などに制限がある場合もあるので注意して下さい。

これから引っ越しを伴って転職や就職を考えている方は、保育士の転職サイトの利用ががおすすめです。引っ越し先の知らない土地の求人情報にも詳しいので自分で転職先を探すより効率的です。奨学金返済支援制度の利用についてもアドバイスや方法などを教えてもらうことができると思います。

保育士の転職サイトなら、事前に保育園の人間関係などの内情や細かい条件を聞けるので、本当に働きたいと思える保育園にだけ面接に行けます。

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紹介できる求人などに差があるため転職サイトは複数社に同時登録して併用がおすすめです。就職転職活動が不安な方はまずは簡単な相談目的での登録でも大丈夫です。

保育士の転職サイトは新卒の方や未経験の保育士の方、資格取得見込みの方でも利用可能です。

奨学金は返さなくて良い?

保育士の奨学金支援制度を紹介しましたが、条件に当てはまっておらず利用ができないという方もいると思います。

そのような方の場合は、支給元によっては返還期限の猶予などの救済措置がある場合があります。

例えば、日本学生支援機構は

などの場合に返済を猶予したり返済額を一部減額するなどの救済措置が行われています。

保育士として就業中で給料が安く経済的に困窮している場合は「経済的に困窮している場合」に当てはまる可能性もあるので、このような制度がないか、利用できないかを支給元の機関に問い合わせてみましょう。

奨学金は安易に延滞などを行なってしまうと、保証人に請求が行われたり、信用機関にブラックリスト登録されることにも繋がってしまいます。ブラックリストに登録されると、今後ローンを組んだり、クレジットカードを作るのが難しくなる場合があります。

どうしても無理な場合は、より良い待遇の保育園への転職や宿舎借り上げ制度などが利用できる保育園への転職も検討するとよいと思います。

これから保育士資格の取得を目指している方は修学金支援を!

これから保育士資格の取得を目指している方には「保育士の修学金支援制度」というものがあります。保育士養成校の修学にかかる費用を貸付してもらえます。

卒業後、保育士資格を取得し保育園で働くと返済が免除になる場合もあるので、非常にお得な制度になっています。

まとめ

この記事では、保育士の奨学金返済支援制度について、概要や利用条件、実施自治体の例を解説しました。

制度を活用し、無理なく奨学金を返済して、保育士として長く活躍しましょう。

奨学金を借りて保育士資格を取得した方は、奨学金返済支援制度を活用し、無理なく返済していきましょう。

よくある質問(FAQ)

Q
質問1:保育士の奨学金返済支援制度はどのような制度ですか?
A

市区町村などの自治体が実施する、保育士として働く方の奨学金返済を補助する制度です。保育士不足を解消するため、保育士の確保を目的としています。

Q
質問2:どのような保育施設が対象になりますか?
A

認可保育園、認定こども園、認証保育所、小規模保育所、認可外保育施設など、幅広い保育施設が対象です。ただし、自治体によって異なるため、詳細な条件は必ず各自治体にご確認ください。

Q
質問3:千代田区では、どのような奨学金が支援対象になりますか?
A

日本学生支援機構奨学金や東京都育英資金、教育ローンなどが対象です。生活福祉資金貸付制度や交通遺児育英会奨学金、あしなが奨学金も含まれます。

Q
質問4:奨学金返済支援制度を利用できる自治体の保育園に就職・転職するにはどうすれば良いですか?
A

保育士専門の転職サイトを利用すると、奨学金返済支援制度に詳しい担当者に相談でき、希望する勤務地や条件に合った求人を探しやすいのでおすすめです。

Q
質問5:奨学金返済が困難な場合、返済を猶予してもらうことはできますか?
A

日本学生支援機構などの奨学金支給元によっては、病気や失業、経済的困窮などの理由で返済が難しい場合に、返還期限の猶予や減額などの救済措置を受けられることがあります。まずは支給元の機関に相談してみましょう。

Q
質問6:これから保育士資格を取得する場合に利用できる修学金支援制度はありますか?
A

保育士養成校の修学にかかる費用を貸し付けてもらえる「保育士修学資金貸付制度」があります。卒業後に保育士として働くことで、返済が免除になる場合もあります。