保育士の転職活動は働きながらすべきか、退職してからすべきか。を解説!

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こんにちは。さえこ@ブラック脱出済み(プロフィール)です。ブラック幼稚園・保育園を脱出できました(^^)

私がブラック保育園を脱出するために培ったノウハウを完全無料で公開しています。


転職を考えている保育士の皆様。

こんな疑問や悩み、不満はありませんか?
  • 保育士の転職活動は働きながらすべきか?
  • 保育士の転職活動は退職してからすべき?
  • 次が決まっていないのに退職するのは無謀?
  • 今すぐにでも退職したい
  • とにかく辞めてから落ち着いた気持ちで転職活動をしたい

保育士の転職活動は働きながらすべきか、退職してからすべきか悩んだことはありますか?

今回は、保育士の転職活動は働きながらすべきか、退職してからすべきか、どちらかが良いのかという点を解説します。

結論を先に簡単に書いておくと、目安として、3ヶ月分以上の生活費がある状況であれば、退職してからでもまったく問題ないと思います。それぞれにメリット・デメリットがあるので、それを考慮して決めると良いと思います。

この記事の信頼性
私は保育園、幼稚園、認定こども園で勤務した経験があります
複数の保育士転職サイトを利用して転職活動をした経験があります
退職してから転職活動をした経験と退職する前に転職活動をした経験があります
その経験が参考になればと思います

保育士の転職活動にかかる労力とは?

保育士の転職活動には主に以下の労力がかかってきます。

  • 求人探し
  • 履歴書作成
  • 職務経歴書作成
  • 見学・面接

どれも一回ではなく、面接を受ける園ごとに複数回行う必要があるのが難しい点になります。

求人探し

求人探しは今ではネットなどで出来ますが、ハローワークを利用する場合は、地域のハローワークに出向く必要もあります。

日々の仕事や持ち帰り仕事の合間に求人を探すのは結構面倒で、後回しにしてしまったり、応募に踏み切れないこともあります。

結局、求人を眺めるだけで一週間、一ヶ月が過ぎていくという経験が有る方も多いと思います。

履歴書・職務経歴書

履歴書は保育園の面接では必ず必要になる書類です。志望動機などを書く欄もあり、一枚作れば使い回せるというわけでもありません。

職務経歴書は園によっては提出が求められる書類になります。過去にどのような園でどのような業務をしてきたのかということを記載する必要があります。

これが結構な労力がかかります。保育園によっては、条件面の詳細を聞く前に、いきなり履歴書を要求されることもあります。いざ面接に行ってみると条件に全く合わず無駄になるということも多いです。

これらは、パソコンが使えれば、少しは負担が減りますが、手書きで書くとより負担が増す作業にもなります。あまり適当に書いてしまっても面接での印象が良くなかったり、書類審査にも響くことがあります。

見学・面接

保育士の転職活動で一番労力がかかるのが、見学・面接に関してです。

特に保育園は、駅前などに集中して存在しているとは限らず、住宅街の中にある場合もあります。必然的に今の居住地からのアクセスが悪いということもあると思います。

電車を乗り換えたり、バスを乗り換えて移動する必要がある場合も出てくるので、体力的にも金銭的にも負担が大きいです。

保育園によっては、見学・面接それぞれで訪問する必要があったり、面接の回数が多い園だと複数回の訪問が必要になります。

後述もしていますが、基本的には面接などは平日に行いますし、見学は平日にしないと保育園の実態があまりわからないので、意味がなくなってしまいます。

既に、就業中の保育士の場合は、有給休暇などを利用してうまく見学・面接の日程を調整する必要も出てきます。

就業中に転職活動するメリット・デメリット

就業中に転職活動するメリット・デメリットを紹介します。

時間がうまく取れない

面接は基本的には平日に行くことになるので、平日に出勤している保育士は面接に行くのも一苦労です。

必然的に早番の日の夕方に面接に行ったり、有給休暇を取得して面接に行く必要があります。

そもそも今がブラックで有給休暇もろくに取れなかったり、持ち帰りの仕事が多くて転職がしたいのに、転職活動ができないという矛盾が生じてしまいます。

土日に面接を行なっている保育園もなくはないですが、小さな保育園はやっていないことが多いです。見学も同時に行うと考えると、やはり平日に面接に行くのが理想的です。

仮に土日に面接を行なっていたとしても、平日の保育園の様子を見学できないのは、保育園を見極める上で結構なハンデになってしまいます。

保育園の業務も行いながら、転職活動をするというのはかなりハードになると思います。

就業タイミングでチャンスを逃す可能性も

採用側の保育園の都合で、すぐに働いてほしい保育士を探している場合は、就業中だと採用できないということになります。

好待遇の求人を見つけて応募したものの、入職日の調整が間に合わず、採用を見送られてしまうということもあります。

逆に、退職済みの場合だとこの点が有利になります。明日からでも来れるというのは、保育士不足の時代において、かなり有利に転職活動を進められる要因になります。

既に保育士の人員不足の場合、来年度からの入職になる人より、すぐにでも働ける人を採用して、すぐに保育士不足を解消しようと考えるからです。

判断能力が低下している場合も

就業中の転職は、保育園の良し悪しなどの判断能力が低下してしまっている可能性もあります。日々の労働に疲弊してしまっていて、転職に際して適切な判断ができない場合もあります。

特に現状がブラックな環境で労働している場合は、「とりあえずこの環境から抜け出せれば良い」と思ってしまうことがあります。

そうすると、ブラック保育園の甘い謳い文句に騙されて、ブラック保育園から別のブラック保育園に転職してしまうことにもなりかねないです。

転職活動は精神的にも余裕があるときに行うほうが成功しやすいです。

収入を維持できる

就業中に転職活動するメリットは、収入を維持できるということです。退職してから転職活動をするとその間は収入がゼロになってしまいます。

厳密には退職後は、失業保険というものを受給できる場合もありますが、これは自己都合で退職した場合は約3ヶ月間の待機期間というのが必要になります。

自己都合というのは自分で保育園に退職すると申し出た場合です。リストラ以外の多くの場合がこれに該当します。この場合は退職後に3ヶ月の待機期間を経たあとに、失業保険の受給がはじまります。

つまり、少なくとも3ヶ月間は無収入になります。特に保育士で低収入で貯金もろくにないという方の場合は、数ヶ月の無収入の期間が命取りになってしまうこともあります。

収入がある状態であれば、焦ること無く希望の求人を選ぶことができると思います。

退職後に転職活動するメリット・デメリット

続いて退職後に転職活動するメリット・デメリットを紹介します。

無収入になる

転職活動中は、収入がないことになります。先程も言ったように、自己都合の退職であれば、待機期間3ヶ月があるため、失業保険の受給も開始できません。

無収入の状態だと、必然的に貯金を切り崩していくことになります。そうなってしまうと転職活動自体にも焦りが出てしまい、保育園の良し悪しもうまく判断できずにブラック保育園に就業してしまう可能性もたかくなります。

逆に考えると3ヶ月分程度の生活費が確保できる状態であれば、その後は転職活動が長引いても、失業保険が受給できる場合があります。目安として、3ヶ月分程度の生活費があることが理想です。

焦りが発生する

転職活動に割ける時間が多く、無職の期間が長引くと徐々に焦りも発生してきます。無収入であることのあせりもあれば、無職で次の保育園が決まらないという焦りも発生するかもしれません。

貯金も徐々に減っていくので、早く決めないとという思いも発生してきます。そうすると、早く決めたいあまりに、冷静な判断が出来ずに、ブラック保育園の求人を選んでしまうこともあるかもしれません。

すぐに勤務開始できる

先程も書きましたが、すぐに勤務が開始できるというのは採用する保育園側にとってもメリットが大きいです。

今はどこの保育園も人手不足なことが多いので、なるべく早く就業してもらい、なれてもらいたいと考えています。そのほうが保育園としても保育士不足を早く解消できます。

そうすると、すでに退職していてすぐに働けるという状態の人が優先的に採用されることもあります。

空白期間は転職活動に影響が出る?

転職活動をする上で不安になるのが無職の期間である空白期間の存在だと思います。

結論から言うと保育士であれば、半年間くらいの空白期間はほとんど転職活動への支障は出ないと言っていいと思います。

そもそも保育士不足で長期のブランクのある潜在保育士の登用なども進んでいるので、半年間程度の空白期間はまったく気にする必要がありません。

しっかりと前の保育園の退職理由や空白期間に何をしていたかなどを面接で説明できるようにしておけば良いです。

保育士が次が決まっていないのに退職するのは無謀?

まずは、本題の結論になりますが、保育園で働く保育士は次の転職先が決まっていないのに退職するというのは、特段、無謀なことではありません。

昨今は保育士不足なので、通年で採用してくれる保育園は多いです。よっぽどの過疎地域等でなければ、働く保育園が見つからないということは少ないです。もちろん、事前にある程度の目星は付けておいたほうが良いでしょう。

そのため、退職してから転職活動を始めるということでも、大きな問題は起きないことが多いです。

保育士が次が決まっていないのに退職するメリット

ここからは保育士が次が決まっていないのに退職するメリットについて紹介します。

現在の保育園を退職しやすい

保育士が次が決まっていないのに退職するということの、意外なメリットは現在就業している保育園を退職しやすいというものです。

保育園で働く保育士は、何かと退職がしにくい雰囲気があるという方も多いと思います。

保育士が、転職するから退職するということを職場に伝えると、角が立ちやすいです。伝え方などにもよりますが、近隣の保育園に転職するということを伝えると「今の保育園が嫌だから転職する」と言っているようなものになってしまいます。もちろん、転職するということを伏せて退職するということもできますが、なんか嘘をついているようで気が引けてしまうという人も多いと思います。

そういう場合は、とりあえずなにか別の理由をつけて、退職をするということだけ伝えると、退職が少ししやすい傾向があると思います。

条件を満たせば失業保険の給付を受けながら転職活動ができる

転職先が決まっていない状況で退職をした場合、条件を満たせばになりますが、失業保険の給付を受けながら転職活動をすることができます。失業保険の給付を受けながらであれば、生活資金の面で、より安心できる状態で、次の職場を探すことができます。

保育士の失業保険の給付条件などは、以下の記事でも説明しているので参考にしてみてください。

辞めたいタイミングで退職できる

保育士が次に働く保育園を決めずに退職するメリットの1つ目は、自分が辞めたいタイミングで退職できるということです。

次を決めてから退職しようと考えると、自分が本当に辞めたいタイミングでやめられない可能性が出てきます。もし、今の保育園での仕事や人間関係が本当にキツイと思っている場合は、その状態で転職活動をし続けなければいけなくなってしまいます。次に働く保育園を決める必要がなければ、とりあえず今働いている保育園はきっぱりと辞めることができます。

ゆっくりじっくり転職先の保育園を選ぶことができる

働きながらということになると、まず見学や面接に行くという時間もなかなか確保するのが難しいです。当然ですが、転職希望の保育園が開園している時間帯は、自分も就業している可能性が高いためです。同じようなスケジュールになるので、うまく休暇などを取得しないといけないということになります。

特に、保育園は平日と土曜日しか空いておらず、その時間は自分も仕事をしていることが多いです。保育園を見学する際も、できれば平日に行く方がその保育園のことがよくわかって良いです。土曜日は、いつもと違う人数やクラス体制で保育が行われているので、参考にしにくいことも多いでしょう。

また、面接に関しても土曜日に面接をしてくれる保育園はあまり多くはないです。必然的に、終業後に急いで転職を希望する保育園の面接に向かったり、なんとか平日に休暇をとって面接に行かなければいません。場合によっては遅刻をしてしまったり、予定の日に思い通りに休みを取れないことも多いです。そうなってしまうと、せっかく良さそうな保育園の選考を棒に振ってしまうこともあるでしょう。

そもそも、今の保育園に不満があって転職するということが多いと思います。保育士の負担が多かったり、持ち帰りの仕事などが多くて転職したいと考える人が多いと思いますが、その状況に加えて、転職活動をする時間をつくらないといけないというのは、体が何個あっても足りないという方もいると思います。

なかなか時間が取れないこと自体が転職活動の足かせになってしまい、転職をどんどん先延ばしにしてしまうということも起きやすいです。そうなると、不満のある環境に耐えなければいけない時間がどんどん増えていってしまうという負の連鎖も生まれかねないです。

退職した後であれば、その期間の生活資金さえあれば、ゆっくりと、じっくりと転職先の保育園を選ぶことができます。転職活動のフルで集中することができるので、見学や面接で聞きたいことをおろそかにしてしまって、思っていた保育園とは違う保育園に転職してしまったというリスクを減らすことができます。

ズルズルと働き続けてしまうことを防げる

性格によって、なかなか転職活動をするのが億劫でズルズルと仕事を続けてしまっているという方もいらっしゃると思います。退職を決めてしまえば、少なくとも新たな就業先を探さざるをえない状況に自らを自然と追い込むことができます。今の職場での仕事に不満が多く、不幸せな状況なのに、転職活動をなかなか本格化できずに、ずっとその状況が続いてしまうというのは、人生にとっても大きなマイナスとも言えるでしょう。

保育士が次が決まっていないのに退職するデメリット

ここからは保育士が次が決まっていないのに退職するデメリットについて紹介します。

給与の支払いが途絶える

当たり前のことですが、保育士が次が決まっていないのに退職するという場合は、給与の支払いが途絶えた状態になるということです。転職先が決まって、働き始めるまでは、失業保険を除いた場合は、貯金を切り崩して生活をするということになります。

退職後の転職活動中は就業していないので、当然ですが、給料は受け取ることができません。その期間は、貯金を切り崩しながら生活していく必要があるということです。転職にかかる時間が長くなれば長くなるほど、その期間は長くなっていきます。

また、自己都合の退職であっても条件によっては失業保険を受け取ることができますが、退職後すぐに受給を開始できるわけではありません。待機期間があるので、条件を満たしている場合でも、受給できるのは最短で3ヶ月後以降になります。

焦って転職先を決めてしまうケースも

前述したとおり、保育士が次に働く保育園を決めずに退職した場合は、給料が受け取れない期間が発生してしまいます。もし、その間の生活資金が十分ではないと、時間が過ぎていくにつれて焦りが生まれてしまいます。そうなってしまうと「もうここでいいか」と転職のハードルを下げてしまったり、とりあえずパートで働くというように焦って行動してしまう可能性があります。ただでさえ夜の中にブラックな保育園もあるので、そのような保育園に転職してしまうリスクも増加します。

退職を引き止められやすい傾向も

次の就職先の保育園が決まっていないという状態の場合に、今働いている保育園の園長に退職したいということを申し出ると、高い確率で「決まるまでは働けば?」と言われて引き止められてしまうことが多いです。そう言われてしまうと、退職を考えている身としてはそれを拒否する理由がなくなってしまいます。結果的に、退職を引き伸ばされてしまうことがあります。

保育士が次が決まっていないのに退職する際の注意点

ここからは、保育士が次が決まっていないのに退職する際の注意点について紹介します。

適切な退職理由をきちんと用意しておく

保育士が次に働く保育園を決めずに退職する際の注意点の1つ目は、引き止めらにくいような退職理由や、引き止められたとしてもきちんと断って希望の日に退職したいという意思を持つということです。先程も書いたように、次の転職先が決まっていない場合は高確率で、退職を引き止められることが多いです。ただ転職をしたいという理由であったり、きちんとした理由が示せないと、園長の言うことに流されてしまって、退職を引き伸ばされてしまうことも多いでしょう。

ホワイト保育園に転職したいならタイミングが重要

保育園によっては4月入職の募集しかない場合もあります。つまり、年度末の3月末に次が決まっていない状況で退職をした場合は、その保育園に転職ができる可能性が出てくるのは、1年後ということになってしまいます。

もちろん、すべての保育園が4月入職の募集しかないというわけではありませんが、退職のタイミングによって転職の選択肢が少なくなってしまう可能性があるということは視野に入れておく必要があります。

もし次が決まっていないのに退職するという場合は、できることならば、年度末のタイミングでの退職は避け、年度途中で退職するというのがおすすめです。

良くないのは、焦ってブラック保育園に就職してしまうこと

保育士が次が決まっていないのに退職する際の一番の注意点ともいえることは、転職を焦ってしまってブラック保育園に就職してしまうことです。

生活資金がないと転職に失敗してしまうことも

次が決まっていないということは、給与の支払いが途絶えるということになります。そうなると、じわじわと貯金を切り崩していくという状況になります。そして、基本的に毎日が休みの期間になるので、遊びやレジャーなどで余計な出費が増えてしまうこともあります。

先程も書いたように、次が決まっていない状態で退職した場合は、条件を満たせば失業保険の給付を受けることができる場合があります。ある程度まとまった、貯金を用意しておくか、条件をきちんと確認して失業保険を受け取れるようにしておきましょう。

当面の生活資金を用意しておく

生活資金がないと、焦ってしまって転職に失敗してしまう可能性があるので、当面の生活資金を用意しておく必要があります。少なくとも転職活動をする期間分の生活費は必要になります。もし、決まっていないという場合は、少なくとも3ヶ月分の生活費は用意しておくのが良いでしょう。

また、退職して仕事をしてない状態であっても、

  • 国民健康保険料
  • 国民年金保険料
  • 住民税

などの税金等の支払いは継続して必要になります。金額はその人の年収などによって違う場合があるので、おおよそ生活費以外に毎月いくらくらいの出費があるのかというのを計算しておくのが良いでしょう。

パートなどで生活費を工面するのも選択肢に

また、もし生活資金がじわじわ減ってしまって焦っているという方は、一時的に保育園のパートなどで生活費を工面するということも、選択肢に入れましょう。募集状況によって、パートで働いた後に正社員に切り替えて働くというのも良いかもしれません。

失業保険の条件を確認しておく

失業保険の条件を確認しておくということも大切です。失業保険を受給できる条件を満たしていれば、前述した3ヶ月分の生活費があれば、自己都合の退職の後の3ヶ月後以降は、失業保険の給付を受けながら転職活動を継続することができます。

保育士の失業保険の受給条件に関しては、以下の記事でまとめているので参考にしてみてください。

次に働く保育園を決めずに退職するのはこんな保育士におすすめ

最後に次に働く保育園を決めずに退職するのはこんな保育士の方におすすめという内容を紹介します。

転職活動の時間が全く取れない保育士の方

平日は今の保育園での仕事で忙しく休みもほとんど取れずに、転職活動の時間が全く作れないという保育士の方は、まず今の保育園を退職してしまえば、転職活動の時間を作ることができます。

次に働く保育園はきちんと選び抜きたいという保育士の方

今働いている保育園がブラックで、次に働く保育園は絶対にきちんと選びぬいてホワイトな保育園に転職したいという方は、やはり焦らずじっくり時間をかけて保育園を選ぶ必要があります。どうしても今の保育園での仕事が辛くて、早く転職をしたいという気持ちがあると、冷静な判断力を失ってしまって、またブラックな保育園に転職してしまう可能性もあります。

とにかく今の保育園での仕事がキツイという保育士の方

とにかく今の保育園での仕事や人間関係がキツイという保育士の方にも、次に働く保育園を決めずに退職するということはおすすめできます。

もし、今が本当にキツイという場合は、下手するとそのまま休職というような状態になってしまうこともあります。そうなると、転職どころか、保育士として復帰すること自体も難しい状態になってしまう場合もあります。そうなるまえに、とりあえず、今の辛い状況を抜け出してしまうというのは、一つの選択肢として有効でしょう。

生活資金に十分に余裕があるという保育士の方

先程から再三書いていますが、次に働く保育園を決めずに退職すた場合に、困るのは生活資金についてです。退職後の転職活動をする上で十分な生活資金がある方は、焦らずにじっくりと転職活動をすることができるでしょう。

保育士が働きながら転職するには転職エージェントの利用は必須

保育士が保育園で就業中に転職活動をするには、転職エージェントの利用は必須です。

転職エージェントを利用すると先程挙げて、転職活動中の負担はかなり軽減されます。

  • 求人探し
  • 履歴書作成
  • 職務経歴書作成
  • 見学・面接

求人探しは担当のコンサルタントが代行してくれるので、希望条件を伝えるだけで良いです。

履歴書はほとんどの場合は作成する必要がありますが、事前の書類選考などのエージェントが通してくれることもあります。

見学・面接だけは必ず行かなければいけませんが、その日程調整はエージェントが代行してくれます。保育士は空いてる日程を伝えるだけで良いです。

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紹介できる求人などに差があるため転職サイトは複数社に同時登録して併用がおすすめです。就職転職活動が不安な方はまずは簡単な相談目的での登録でも大丈夫です。

保育士の転職サイトは新卒の方や未経験の保育士の方、資格取得見込みの方でも利用可能です。

退職後の収入維持はベビーシッターのキッズラインもおすすめ

退職後の転職活動で収入維持が不安という方におすすめなのは、ベビーシッターのキッズラインです。好きな時間に好きな時給で働くことができるので、転職活動の合間に便利です。

単純に保育士としても良い経験になりますし、転職活動中の生活費の足しにすることができます。

保育士経験の有る方はすぐに始められますし、高時給に設定することが可能です。

前述した空白期間が出来てしまうことが不安な人にもおすすめです。空白期間中に数回だけでもキッズラインの仕事をしていれば、「ベビーシッターをしていました」と言えるので空白期間もなくなります。

まとめ:保育士の転職活動は働きながらすべきか、退職してからすべきか。

保育士の転職活動は働きながらすべきか、退職してからすべきか迷うと思いますが、それぞれにメリット・デメリットがあります。

転職活動を働きながらする場合のデメリットは以下になります。

  • 時間がうまく取れない
  • 就業タイミングでチャンスを逃す可能性も
  • 判断能力が低下している場合も

転職活動を働きながらする場合のメリットは以下になります。

  • 収入を維持できる

転職活動を退職してからするデメリットは以下になります。

  • 無収入になる
  • 焦りが発生する

転職活動を働きながらする場合のメリットは以下になります。

  • すぐに勤務開始できる

目安として、3ヶ月分以上の生活費がある状況であれば、退職してからでもまったく問題ないと思います。

それぞれにメリット・デメリットがあるので、それを考慮して決めると良いと思います。