保育園で働く保育士の皆様。
これから新しい職場で働き始めるという方は特に気になるのは、良好な人間関係を築くことについてだと思います。
また、今の職場でも人間関係がうまく言っていないと感じている方もいらっしゃると思います。
今回は、保育士の保育園での良好な人間関係の築き方を紹介します。
保育士の保育園での良好な人間関係の築き方!
本題の保育士の保育園での良好な人間関係の築き方を紹介していきます。今回は、以下の9つの保育園での良好な人間関係の築き方を紹介します。
- まずは挨拶から!
- 笑顔も重要!
- コミュニケーションを積極的に取る
- 感謝の言葉を使う
- 素直に謝罪する
- 時間を守る
- 約束を守る(責任を持つ)
- 保育園の文化やルールに合わせる
- 仕事をきちんとする
これらについて順番に説明していきます。
まずは挨拶から!
人間関係の基本は、まずは、挨拶からです。特に働きはじめて最初の頃は、人の印象というのは何もない状態になります。第一印象は、その後の人間関係の基盤を決定付ける要素の一つになるので、気持ち良い挨拶をすることで人間関係の序盤の入りを良くすることができます。
笑顔も重要!
保育士が保育園で良好な人間関係の築く上で重要なことに「笑顔」があります。なるべく笑顔で働いていれば、自分も周りもハッピーな気持ちになります。一緒に働いている人が悩んでそうだったり、暗い雰囲気だと、話しかけにくかったり・気を使う必要が出てきますよね。また、笑顔は敵意がないことの証明でもあります。同僚に対して敵意はなく仲間だという感情を無意識に与えることができます。
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身だしなみに気をつける
保育士の場合は、特段、きれいめな服を着る必要があるわけではありません。ユニクロやジーユー、しまむらなどのファストファッションで十分です。むしろ、そのほうが印象は良いでしょう。そのような服の種類ではなく、靴下に穴が空いてしまっていたり、同じ服を何度も着てしまっていると、だらしない印象を持たれてしまいます。それは、仕事においての自分の印象にも繋がります。
また、保育士の場合は職員同士の距離感も近いので、例えば服のニオイなどにも気をつける必要があります。生乾きのようなニオイを放ってしまっていると、周囲からの印象も悪くなります。
コミュニケーションを積極的に取る
保育園では、保育士同士も近い距離で密接なやりとりがたくさん必要になります。コミュニケーションの回数が増えれば、自然と仲も深まる傾向があります。
また、コミュニケーションの一環として、社会人の基礎でも「ほうれんそうも」意識するようにしましょう。
- 報告
- 連絡
- 相談
は良好な人間関係を築くためにも不可欠なことです。コミュニケーションが円滑になり、職場でのトラブルなども未然に防ぐことができるためです。
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感謝の言葉を使う
感謝の言葉を適切なタイミングで使うということも保育士の保育園での良好な人間関係の築き方のコツの一つです。
- ありがとうございます!
この一言を適切なタイミングで言えているかどうかで、人間関係は大きく変わることもあります。言葉だけの些細なことかと思うかもしれませんが、意外と気にする人も多いです。
特に日本人は「ありがとうございます!」というタイミングの時に「すいません。」と言ってしまう人が多いので、まずは、そのようなシーンで「ありがとうございます!」と言ってみるのが良いでしょう。
素直に謝罪する
なにか自分に非があるときは、素直に謝罪するということも、良好な人間関係を築く上でとても重要です。
何かミスや間違いをしてしまった際に、ついつい自分を守りたいがために言い訳をしてしまいがちな人もいらっしゃると思います。
- ごめんなさい!
- 申し訳ございません!
人間なので、なにかミスや間違いをしてしまうのは仕方が無いことです。大切なのはその後の対応です。謝る必要がある場面でしっかりと謝って、次に同じミスや間違いを起こさないような対応をとることが大切です。
人間関係を築く相手としても、きちんとした謝罪がないと、やってしまったミス以上にイライラや不信感が募ってしまうことにもなります。
時間を守る
当たり前の事かもしれませんが、「時間を守る」というのは保育士が保育園での保育士の良好な人間関係の築く上で、一番大事なことの一つとも言えます。
保育園は団体行動が基本になるので、誰かが時間を守っていないと他の誰かに迷惑を掛けることになります。例えば、一人の保育士が遅刻などをした場合は、他の保育士がその分をカバーすることになります。むしろ遅刻した本人よりも、回りが苦労することのほうが多いくらいかもしれません。遅刻した分を、残業でカバーするとか、結果で取り返すというようなことができる類の仕事ではないので、時間周りに関して、他人に迷惑をかけないということをより意識する必要があります。
約束を守る(責任を持つ)
「約束を守る」というのも当たり前といえば当たり前のことになりますが、いろいろな仕事があるとついつい忘れてしまったり、後回しにしてしまうこともあると思います。そういうことが重なると、人間関係の亀裂の原因にもなります。
- 期限までに終わらせること
- 各クラスでの役割
- 行事などでの役割
- 提出すべき書類の期限
保育園の様々なシーンで、自分がやるべき仕事や期日までに終わらせなければいけない仕事などがあると思います。また、流れの中で「やっておきます」と言って引き受ける仕事もあると思います。
それらのそれぞれの仕事に対して自分の責任で、約束を守って期日までにやるべきことをやるということです。
保育園の文化やルールに合わせる
新たな保育園に転職して働き始めたという方もいらっしゃると思います。いくら保育士歴が長いとしても、前の保育園でのやり方をそのままやれば、人間関係もうまくいくとは限りません。
それぞれの保育園にはそれぞれの文化や暗黙のルールなどがあることも多いです。
例えば、
- 休暇を取った後はお礼を言う
- 病欠後にお菓子を配る
- 電話は新人が取る
- 服装の規定
などの、その保育園独自の暗黙のルールなどです。暗黙的なルールは変なルールがあることも少なくないですが、郷に入っては郷に従えなので、人間関係を円滑にするには、従うべきなのかもしれません。
仕事をきちんとする
そして、絶対に忘れてはいけないのは、保育園での仕事を「きちんとする」ということです。
仕事がきちんとできていれば、ここまで紹介した良好な人間関係の築き方を少々怠ったとしても、悪い人間関係になることは少ないです。組織においては、例えば、誰かがサボおていたりすると、誰かにその分の負担がかかるということがあります。特に、保育園という職場においては、その傾向が顕著になります。そのため、保育士としての仕事をきっちりしておけば、それだけで周囲にとってはプラスになるためです。
逆に保育士としての仕事があまりできていないと、どんなに人間関係を良くするために行動したとしても、どうしても周囲に迷惑をかけてしまうことが多くなります。そのことが、人間関係の亀裂の原因になってしまうことも多いです。
どうしても保育士が保育園の人間関係で悩んでしまったら
ここまで、保育士の保育園での良好な人間関係の築き方を紹介しましたが、どうしても保育士が保育園の人間関係で悩んでしまっているという方もいらっしゃると思います。ここからは、そのような場合の対処法について紹介します。
仕事だと割り切る
まずは、仕事だと割り切ることです。人間関係が多少ギスギスしているのも仕事のうちで、あまり気にしないで我慢して働くということです。自分のやるべきことを淡々とこなしていくということです。そうして、仕事をこなしているうちに、なにかきっかけがあって人間関係が良い方向に変わることもあるかもしれません。
無理はしない
人間関係の悩みは気にしすぎてしまうと、心身にも影響が出てしまいます。人間関係のストレスが原因で、保育園にいけなくなってしまって休職してしまったり、退職をしてしまう人も少なくないです。
人間関係の悩みは、無理して頑張れば克服できるものとは限りません。それは、人間関係の問題は自分だけでどうにかできるものとは限らないためです。言ってしまえば、同僚に嫌な人、性格が悪いがいれば、それだけで人間関係は良好に保つのは難しくなってしまいます。
それなのに、自分に原因があると錯覚してしまって、どうにかしなきゃ、直さなきゃと悩んでしまって、いざ治したと思っても相手に問題があるので、なんの効果もないなんてことはよくあることです。
そのため、人間関係で心身や体調に支障が出るほどのストレスを感じる場合は、無理をしないということも大切です。
転職する
最終的には、その保育園を転職して職場を変えるというのが有効な対処法になります。職場が変われば、人間関係は一から構築し直すことができます。そこで改めてここまで紹介した良好な人間関係の築き方を実践することができます。
一度、悪くなってしまった職場の人間関係は、なかなか修復するのが難しく、先程も書いたように自分だけの努力ではどうにもならないことも少なくないです。
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