同じ保育園で長続きしない、辞めグセがある保育士の特徴と対策

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保育園で働く保育士の方。

こんな疑問や悩み、不満、経験はありませんか?
  • 保育園での仕事が長続きしない
  • どうしてもすぐに辞めてしまう
  • どうせなら長く働きたい

このような悩みがある方もいらっしゃるかも知れません。今回は、長続きしない、辞めグセがある保育士の特徴と対策について紹介します。

この記事の信頼性
私は保育園、幼稚園、認定こども園で勤務した経験があります
複数の保育士転職サイトを利用して転職活動をした経験があります
比較的長く同じ園で勤務した経験もあれば、短期間で退職した経験もあります。
その経験が参考になればと思います

長続きしない、辞めグセがある保育士の特徴

まずは、同じ保育園での勤務が長続きしない、辞めグセがある保育士の特徴について紹介します。

プライベートを重視してしまう

プライベートを重視してしまう傾向が強い保育士は、長続きしない、辞めグセがあることが多いです。

例えば、新しいパートナーができて、居住場所や生活スタイルが変わったというようなことをきっかけに、勤務している保育園を辞めてしまうというようなことです。

プライベートを重視するということは悪いことではないですが、保育園での仕事に限ったことではないです、プライベートと仕事の両立は難しく、どちらかを重視すると、どちらかがおろそかになる場合があります。

飽きっぽい

飽きっぽい性格の保育士の方も、同じ保育園で長続きしない傾向があります。人間関係に飽きてしまったり、仕事内容に飽きてしまったり、また、同じ賃貸や就業場所の往復に飽きてしまったりなどです。

責任感がない

責任感がない、少ない方も同じ職場で長続きしないことが多いです。保育園で働く保育士の仕事は、クラス担任を持ち、年度末まできちんと働くということが求められる空気感が強いです。そのため、責任感がある保育士の方は、なかなか年度途中でやめるということができず、やめるタイミングを伺って、結果的にズルズルと長期間働いてしまうことが多いです。

逆に、あまり責任感が無い方であれば、年度途中であってもきっぱりと辞めることができます。もちろん、その事自体は悪いことではありません。

長続きしない、辞めグセがある保育士が長く働くための対策

ここからは,長続きしない、辞めグセがある保育士が長く働くための対策について紹介します。

保育士が同じ職場で長く働くことのメリットを知る

保育士が同じ職場で長く働くことのメリットを知ることで、同じ保育園で長く働くモチベーションを生み出すことができます。

有給休暇の付与日数が増加する

有給休暇の付与日数の基準は法律によって定められていて、長く働くことによって付与日数が増えてきています。正社員の場合は、初年度は、入社半年後に10日間付与だった日数は、最終的には年20日まで増えます。パートや正社員というような雇用形態に関わらず、条件を満たせば有給休暇の付与日数が増えていきます。

退職金の額が増加する

退職金制度がある保育園で勤務している場合は、長く働けば働くほど、退職金の金額が増えていきます。また、勤続年数があまりにも短い場合は退職金自体支給されないこともあります。

昇給、昇進の可能性がある

保育園では、基本的に、長く働けば働きほど、昇給や昇進の可能性がアップしていきます。特に、昇進に関しては、役職がついた場合に一気に昇給する可能性もあります。逆に転職回数が多い保育士の方は、経験年数が多くても、転職時に役職が付与されたり、有利に経験を考慮してくれる可能性が低いです。

研修を受講できる可能性が増える

研修を受講できる可能性が増えるというのも、保育士が同じ職場で長く働くことのメリットになります。研修は、保育士としての知識・スキルの向上はもちろん、賃金にも関係します。

そして、研修の受講費は無料ではなく、当然ですが、研修中にも保育園は保育士に給料を支払う必要があります。そのため、保育園としては、長く働いてくれる人に対して、研修を受講させたいはずです。つまり、その保育園で今後活躍してくれる人に対して優先的に研修を受講させる傾向があります。

特に保育士等キャリアアップ研修に関しては、日本全国で通用する研修制度で、働く保育園が変わったとしても有効な研修になります。また、保育士が受け取る給料に関わる処遇改善費の支給額にも影響があります。保育園の状況にもよりますが、一定数の研修を受講し役職に任命されると、最大月額4万円の給与上乗せがあります。

保育士等キャリアアップ研修については以下の記事を参考にしてみてください。

ホワイト保育園に就職する

なるべくホワイトな保育園に就業するというのも、長続きしない、辞めグセがある保育士が長く働くための対策の一つになります。

ホワイト保育園は、

  • 給与待遇がよい
  • 人間関係が良い
  • 仕事の負担が少ない

傾向があるので、なるべく自分以外の要因で転職を考えてしまうきっかけを減らすことができます。

正社員保育士として働く

正社員保育士として働けば、

  • クラス担任になる
  • 責任がある仕事を任される

というような機会が多くなり、自然と辞めにくい環境になります。もちろん、前項に挙げたように、なるべくホワイトな保育園に就業するということが大前提になります。

また、もし、正社員保育士の仕事は就業時間や負担的に難しいという方であれば、短時間勤務や週休3日制などの保育園も視野にいれると良いでしょう。

保育士は別に長続きしなくても良いという考え方もあり

ここまで、長続きしない、辞めグセがある保育士の方向けに、長く働くための対策を紹介しました。ですが、特に、保育士の方の場合は、保育士は別に長続きしなくても良いという考え方もありだと思います。特に、昨今は、保育士不足なので、同じ職場で無理して働かなくても、保育士の働き口はたくさんあります。

ブラックな保育園もまだまだ多いので、そのような保育園で無理して長く働く必要もないと私は思います。逆に、なかなかやめることができずに、ズルズル続けてしまって、精神的に病んでしまうという保育士の方もいるので、どちらが良いということは一概には言えません。

ただ、間違いなく言えることは、長く働くにしても、長続きしないにしても、どうせならよりホワイトな保育園で働いたほうが良いということです。

まとめ:同じ保育園で長続きしない、辞めグセがある保育士の特徴と対策

今回は、同じ保育園での仕事が長続きしない、辞めグセがある保育士の特徴と対策について紹介しました。

同じ保育園での仕事が長続きしない、辞めグセがある保育士の方向けの対策として以下の内容を紹介しました。

  • 保育士が同じ職場で長く働くことのメリットを知る
  • ホワイト保育園に就職する
  • 正社員保育士として働く

一方で、保育士の方の場合は、保育士は別に長続きしなくても良いという考え方もありだと思います。ブラックな保育園もまだまだ多いので、そのような保育園で無理して長く働く必要は無いでしょう。そして、、長く働くにしても、長続きしないにしても、どうせならよりホワイトな保育園で働いたほうが良いということは間違いないでしょう。