転職を考えている保育士の皆様。
毎年のようにこのように考えている方はいませんか?転職はしたいけれど様々な理由や事情があってなかなか転職に不向きれないという人もいると思います。そのような方向けに、保育士の転職に関するおすすめの考え方などを紹介します。
絶対に転職をすべきということではなく、転職したいと思っているけどなかなか踏み出せない人向けに転職に踏み切れるようなアドバイスになります。 参考までにしていただけたら幸いです。
複数回の転職経験があります
複数の保育士転職サイトを利用して転職活動をした経験があります
その経験が参考になればと思います
保育の2025年問題って知っていますか?
本題に入る前に、保育園の2025年問題というのをご存知でしょうか。
保育の2025年問題とは?
厚生労働省の2021年の調査によると、保育所の児童数は2025年をピークとして、それ以降はゆるやかに減少していくという見込みになっています。
※参考「保育を取り巻く状況について」https://www.mhlw.go.jp/content/11907000/000784219.pdf
日本はそもそも少子高齢化社会なのですが、保育園の利用希望者の数は近年まで増加傾向にありました。これは、子どもの人数自体は減っていますが、共働きの家庭が増えていて、保育園に子どもを預ける家庭の割合が増えていたためです。
ですが、厚生労働省の調査によると、それが2025年以降は、保育所の児童数は減少していく見込みであるということです。
2025年問題が現実になると?
仮に、厚生労働省の調査が正しく、2025年問題が現実になると仮定すると、それ以降は徐々に保育園、および、保育士が余っていくということになります。保育士が余るということは、既に保育士として働いている人にも影響がある可能性があります。
なにが言いたいのかというと
2024年である現在は、保育所の利用児童数もピークに近く、保育士の需要も高い時期ということになります。
例えば、この時期の転職を逃してしまうと、今後は徐々に、保育士も転職がしにくくなっていくということも考えられます。ただでさえ、今は保育士不足で保育士は転職し放題といっても過言ではありません。それでも評判の良いホワイトな保育園は、保育士の間で人気が高いですが、今後、さらに保育士同士の競争が激化していく可能性があります。保育士があまるとすると、当然ですが、良い保育園に勤務している保育士がその保育園を退職する可能性も低くなります。結果的に、募集自体が少なくなっていくということも考えられます。
つまり、今後、転職を考えているという方は、この先未来の中で今が一番良いタイミングなのかもしれないということになります。
「今年こそは転職したい」けどなかなか踏み切れない
「今年こそは転職したい」けどなかなか踏み切れないというのは私もよくわかります。こんな理由や不安がある方が多いのではないでしょうか?
- そもそも今が大変忙しい、転職活動って大変そう
- 転職活動をしているのが保育園にバレてしまったら。。。
- そもそも自分は転職できるのか?
- 別に転職してもしなくても良いとも思っている
そもそも今が大変忙しい、転職活動って大変そう
保育園で保育士として働いていると、とてもじゃないけど忙しくて転職活動に時間を割くことができないという方もいるでしょう。「サービス残業」「持ち帰りの仕事」に「ピアノの練習」「行事の準備」などに日々追われてしまっているという方も多いと思います。
平日の見学や面接となると、なかなか時間が取れずに転職活動をすすめるのも難しくなってしまっていると思います。結果的に、不満はあっても転職活動ができずにずるずると勤務を続けてしまっていると思います。そんな方には保育士向けの転職サイトの利用をおすすめします。
保育士向けの転職サイトは、担当者が1人つき、転職活動をサポートしてくれます。転職活動に割く自分自身の負担を最低限にすることができます。保育園側に土日での面接や見学の日取りなどの交渉もしてくれます。
そもそも今が大変忙しい、転職活動って大変そう -> 保育士転職サイトを活用しよう!
転職活動をしているのが保育園にバレてしまったら。。。
転職活動をしていることが保育園にバレてしまうということを恐れていてなかなか転職に踏み切れない方もいると思います。これに関しては、自分から同僚などに言わない限りは、転職活動をしていることがばれるということは基本的にはありません。
なので、絶対にバレたくないなという場合は仲の良い同僚であっても、転職を考えていることを言わないということが大切です。転職活動関連の電話やメールに関しても保育園内で受けたり、開いたりをしないほうが良いです。逆に言えばそれらを徹底すれば、転職活動をしているのが保育園にバレることは無いと言えます。
もし、転職活動が終盤に差し掛かり、面接などで平日に有給休暇などを取得しなければいけなくなったとしても、別の理由で休暇を取得すると伝えれば良いです。(本来、有給休暇の取得に理由は必要ありません。)
転職活動をしているのが保育園にバレてしまったら。。。 -> 仲の良い同僚などにも言わない、転職活動関連の電話やメールは保育園内で受けない・開かない
そもそも自分は転職できるのか?
保育士としての経験が浅かったり、普段、先輩や主任、園長などから怒られることも多かったり、うまく転職できる自信がないという方もいるでしょう。
結論から言うと「今より良い環境への転職は不可能ではない」です。もちろん、全員が希望する保育園の面接に合格できるというわけではありませんが、今は保育士不足でチャンスも少なくないです。
就業しながらの転職活動であれば、最低限今の状況は保証されます。もし、今より良い環境ではないと思ったら転職をしなければよいだけです。転職を辞めてしまえばリスクはありません。
そもそも自分は転職できるのか? -> 今より良い環境への転職は不可能ではない
別に転職してもしなくても良いとも思っている
「細かい不満は色々あるけど、転職しても解決されるかどうかわからないし、むしろもっと悪い環境になるかもしれない」そんな考え方で転職に踏み切れない人も多いと思います。転職しないという選択肢は悪いことではないので、その考えもとても良いと思います。
ですが、せっかくなら周囲の保育園の状況を理解して、納得して転職しないという選択を取るのがおすすめです。転職活動をすることで、今の保育園の良いところが見えてくることもあります。
不満は少々あっても転職をしないことが自分にとって最善なのだと理解できれば、今後の就業意欲などにも良い影響を与えることができると思います。昇給のために研修を受けたり、スキルを付けて主任などの役職を目指したりなどです。
別に転職してもしなくても良いとも思っている -> 納得して「転職はしない!」と決めたほうが今後の自分のために良いかも!
今年こそは転職したいと思う保育士におすすめの気持ちの準備と考え方まとめ
今年こそは転職したいと思う保育士におすすめの考え方を紹介します。
- 今が不満で転職したいのにしないのはこれだけ損
- 円満退職・年度末退職にこだわってはいけない
- まずは転職活動をはじめてみよう
今が不満で転職したいのにしないのはこれだけ損
今が不満で転職したいのにしないのは実は損をしてしまっているかもしれません。これについて解説します。
精神面の損失
精神面の損失は、金銭的な価値に置き換えにくいところではありますが、最も損失が大きい部分にもなりうると思います。現状不満を抱えていて日々ストレスを感じてしまっているような状態であれば、その損失は計り知れないです。
給与・ボーナスの損失
給与・ボーナスに関しても不満があるまま今の保育園で働き続けてしまうと、早く転職していた場合と比べて得られる金額に大きな差が出てしまう可能性もあります。昇給に関しても、不満のある保育園で昇給を目指すより、転職をして納得のいく環境で昇給を目指したほうが効率が良いはずです。
有給休暇の損失
有給休暇の付与日数は勤続年数によっても変わってきます。勤続年数が長くなるにつれて有給休暇の付与日数も多くなります。将来的に転職をするつもりであれば有給の付与日数がリセットされ、フルタイムの正社員でもっとも少ない場合だと、年10日付与になります。
円満退職・年度末退職にこだわってはいけない
保育士の転職をするのが難しくなってしまっている背景に「円満退職」という考え方が少なからずあると思います。例えば、辞めるなら「年度末以外ありえない」「年度末以外は非常識」そういう考え方が根付いてしまっている人も多いと思います。担当している子どものことが転職の足かせになってしまっている場合も少なくないと思います。
その結果辞めるタイミングを失ってしまったり、他者に気を使うあまりに退職という行動をすることができなくなってしまう人も多いです。
残りの期間を自分が気持ちよく働くためにも、ある程度円満に退職することは大切だと思いますが、それにこだわりすぎてしまって転職に踏み切れないというのは本末転倒になってしまいます。
保育士の円満退職・年度末退職に関する考え方は以下の記事でも解説しています。
まずは転職活動をはじめてみよう
なかなか転職に踏み切れないという方におすすめなのは、とにかく転職活動を始めてしまうということです。転職活動は面倒で大変なイメージがあり、なかなか重い腰が上がらないという方も多いですが、始めてしまうとそこまで大変ではない場合が多いです。特に、保育士向けの転職エージェントをうまく活用すれば、就業中の方でも転職活動に掛かる負担はかなり減らすことができると思います。
このブログでも転職マニュアルを公開しているのでそちらを参考にしてみてください。
保育園の保育士求人を見てみよう
転職活動をはじめるのに最初におすすめなのはまずは保育園の求人を見てみるということです。求人をみることで給料の相場観や今の転職の流れや雰囲気をなども掴むことができると思います。
おすすめなのは、以下に挙げている保育士の求人サイトです。これらの転職サイトは担当者がつかないタイプの転職サイトになるので、自分のペースで求人をみることができます。
- ジョブメドレー保育士
|オススメ! 全国対応でネット上から求人応募が可能です。すぐに転職するつもりはなくても、とりあえず登録して求人を見ることができます。自分のペースで転職をしたい人におすすめです(^^)
とりあえず転職サイトに登録してしみよう
次に、とりあえず転職サイトに登録して、そして、とりあえず見学・面接に行ってみましょう。
- マイナビ保育士|全国の正社員・パート保育士の求人に対応しています。登録するとネット上での検索などでは見つからない非公開の人気のある高待遇の求人情報も得られます。 まずは求人情報を知りたいだけという方でもOKです!
- ジョブメドレー保育士
| 全国対応でネット上から求人応募が可能です。すぐに転職するつもりはなくても、とりあえず登録して求人を見ることができます。自分のペースで転職をしたい人におすすめです(^^)
- ヒトシア保育| ※全国の正社員・派遣・パート保育士の求人に対応しています。登録しないと得ることができない非公開の求人もたくさんあります。 求人数も多いのでとにかくたくさんの情報を得たいという人にもおすすめです。
※ 紹介できる求人などに差があるため転職サイトは複数社に同時登録して併用がおすすめです。就職転職活動が不安な方はまずは簡単な相談目的での登録でも大丈夫です。
※ 保育士の転職サイトは新卒の方や未経験の保育士の方、資格取得見込みの方でも利用可能です。
腰が重くて「まだいいや」とか「来年になってから」と思ってしまう方もいるかも知れませんが、ここで行動しないことが「来年転職しよう」という考えを生み出してしまいます。結局今年も転職できずじまいになってしまいます。
別に見学や面接に言ったからと言って必ず転職を決めなければいけないわけではありません。まずは、気軽な気持ちで転職活動を始めてみることも大切です。一度スタートしてしまえばそこから意外とトントン拍子に進んでいくこともあります。
転職サイトを活用することの良い点は、自分自身の負担がそこまでかからないという点です。場合によっては履歴書や職務経歴書の記載も不要で面接もなしで、とりあえずの見学だけの日程を組んでもらうこともできます。保育園側との連絡のやり取りも、転職サイトのアドバイザーが代行してくれます。忙しくて電話にも出れないという方でも安心できます。
また、転職活動で他の保育園の見学をすることで、今の保育園の良い部分が見えてきたり、他の保育園との違いが浮き彫りになることもあります。隣の芝生は青いとも言いますが、転職活動をしてみることで、案外今の保育園は悪くないと思えるかもしれません。
もし、いま働いている保育園の良さが再認識できたとしたら、転職せずに今後は納得して働くことができるようになると思います。
自分ならこんな保育園に就職・転職したい!
最後に、個人的な経験や感情などをもとに、自分ならこんな保育園に就職・転職したいという要素をできるだけたくさんあげてみました。
- 家族経営でない保育園
- お局がいない
- 安定性のある保育園
- 園長が保育士を守ってくれる
- 園長と働く保育士に園を良くしていこうという気持ちがある
- 保育士の人数が充足している
- 残業代が100%出る(持ち帰りの仕事・サービス残業がない)
- 休憩がきちんと取得できる
- 専用の休憩室がある
- ノンコンタクトタイムがある
- 希望日に有給休暇を取ることができる
- 夏季休暇を取ることができる
- 外部の研修を受けることができる
- 保育士宿舎借り上げ制度が使える
- 貢献している人が評価される
- 目標設定と評価がしっかりしている(昇給制度がきちんとしている)
- 自分の将来の役職、キャリアを描くことができる
これらについてそれぞれ説明していきます。
家族経営でない保育園
家族経営の保育園は、園長やその身内の顔色を伺わなければいけないという点や主任などの役職がつく昇進の可能性が少ない点などデメリットが多い印象を持っています。家族経営の保育園がすべて良くないというわけではないですが、どうしても働く保育士にとってはメリットが少ない印象があるので避けたいところです。
お局がいない
良い意味で、経験やスキルが豊富なベテランの保育士さんはとても心強いですが、悪い意味のでいわゆるお局様と言われるような人がいると、保育園の人間関係もギクシャクしがちです。いつも誰かの顔色を伺いながら仕事をするのは、精神的にも疲弊してしまいます。
安定性のある保育園
安定性のある保育園とは、認可保育園である程度保護者の方からの信頼もあり、需要が高いエリアの保育園などです。需要が高いエリアは例えば、子育て世代の流入が活発な新興の住宅地近くや、駅の近くなどです。今後、保育需要が減っていき、保育の定員割れが起きてしまうと、最終的には保育園が閉園になってしまって雇用が継続されない可能性もあります。それではどんなに良い保育園でも長く働くことができないので、やはり保育園としての安定性は重要です。
園長が保育士を守ってくれる
昨今では、保育士と保護者とのトラブルも増加している印象があります。なかには、100%保育士は悪くないというようなことでもクレームなどに発展してしまうこともあります。
保育園はサービスではないので、全て保護者の意見やクレームを受け入れて、保育園を変えていくということはできません。なので、明らかなクレームに対しては「NO!」と言うことも必要になります。対処するのはもちろん現場の保育士になります。でも熱量が高いとなかなか理解してもらえないときもあります。そんな時に、園長が保育園としての立場をビシッと示してくれると、現場の保育士としてはとてもありがたいです。
このように、子どもや働く保育士のことを考えて矢面に立つことができる園長だと、気持ちよく働けますし、働くモチベーションにも繋がります。
園長と働く保育士に園を良くしていこうという気持ちがある
自分自身も含めてですが、園長や同僚の保育士に保育園を良くしていこうという気持ちがないと、保育園での仕事は良くなっていきません。効率よく仕事ができれば各々の負担も減っていきます。誰かが不満で辞めても、また補充すれば良いやという考えだと、園は効率化されていかないでしょう。
保育士の人数が充足している
保育園には、園児に対して保育士の配置基準があります。保育士の人数が充足していることは保育士一人あたりの負担に関わってきます。離職率が高い保育園は、どうしても退職者が出た場合に次の保育士を雇用するための期間が空いてしまい、保育士の人数が不足してしまう期間ができてしまいます。そうなると、有給休暇が取れなかったり、残業が増加してしまうことになります。保育園が開園している全時間帯で保育士の人数が充足しているのが理想です。
残業代が100%出る(持ち帰りの仕事・サービス残業がない)
ブラック保育園の保育士の仕事で多いのが、持ち帰りの仕事やサービス残業だと思います。残業代が100%支払われるのであれば、働く身としては多少残業時間があっても納得できます。そもそも、残業代が100%支払われる保育園は残業時間も少なくなる傾向があります。保育園にとっても保育士の残業は割増賃金を支払い、資金的に効率が良いものではないので、自然と残業が少なくなるような改善が行われていくというメリットがあります。
休憩がきちんと取得できる
きちんとした休憩、すなわち、仕事から完全に離れている休憩時間を確保できている保育園は少ないと思います。休憩時間が確保されていると体力的にも精神的にもより良い状態で仕事に取り組むことができます。
専用の休憩室がある
休憩時間は確保されていても専用の休憩室が無いと、どうしても目に入るものや子ども達の様子は気になってしまうので、本当の意味での心身の休憩をするのは難しいです。専用の休憩室等があれば、完全に保育園の業務から離れることができます。
ノンコンタクトタイムがある
ノンコンタクトタイムとは、保育者が子どもの保育から完全に離れて仕事ができる時間のことです。休憩時間ではなく、業務時間というのがポイントです。この時間が確保されていると、その時間で保育園での書類業務や行事の準備などをすすめることができます。もちろん、保育中は保育に集中できますし、ノンコンタクトタイムの間はそれ以外の作業に集中ができ、安全面でも仕事の効率面でも良いとされています。
私の知っている保育園では、認可外保育施設ですが、コロナの影響もあり週に1日は在宅勤務で書類仕事などの在宅でできる業務を保育士している保育園もあります。
希望日に有給休暇を取ることができる
100%希望日に有給休暇を取得するということは、保育園運営の性質上は難しいと思いますが、同僚とうまくタイミングを合わせて定期的に希望の日に有給休暇を取れる保育園が良いと思います。
夏季休暇を取ることができる
有給休暇とは別に夏季休暇を数日付与してくれる保育園もあります。お盆は帰省したいので、まとまった休暇が有給休暇とは別に取れるとありがたいです。
外部の研修を受けることができる
外部の研修は保育士としてのスキル向上につなげることができます。また、園に保育園を良くしていこうという気持ちや保育士が充足していない場合、一定時間、保育業務から離れる必要がある研修を、そもそも受講することも難しいです。特に保育士等キャリアアップ研修は、今後の保育士としての役職や給料にも関わってくるものになるので、できれば早いうちからたくさん受講しておきたいです。
保育士宿舎借り上げ制度が使える
保育士宿舎借り上げ制度が使えれば、月額8万円程度の賃貸に自己負担1万円程度で住むことができます。保育士にとっては、金銭的にかなりメリットがあります。市区町村と保育園によって使える・使えないがあるので、できれば使える保育園で働きたいです。
貢献している人が評価される
全員が平等に評価される保育園は争いが起きなくて良いようにも見えますが、頑張っても頑張らなくても同じ評価になるので、不公平感が強くなってしまいます。手を抜いている同僚を見ていると自分も頑張らなくて良いやとなるので、モチベーションも低下します。そうして、全体のモチベーションが低く維持される気がします。
一方で、きちんと保育園に貢献している人が評価されると、自分も頑張ろうという気持ちになります。なかには、手を抜く人が出てくるかもしれませんが、そういう人は評価がされずに昇給されないので、他者から見た場合にも納得感があります。
目標設定と評価がしっかりしている(昇給制度がきちんとしている)
保育園での生活は、子ども達にとっても保育士にとっても一日一日がまったく違うものです。でも大きく広い視点から見ると同じことの繰り返しになってしまいがちです。そうならないためにもきちんとした目標を持って仕事に取り組むことで、保育士としてのスキルに磨きをかけることができます。
また、目標設定だけがしっかりできていても評価も適切にしてくれないと、目標を達成しようという気持ちも起きにくいです。目標を達成して、評価され、昇給等に反映されることで、また頑張ろうと思うことができます。そのため、きちんとした目標設定とともに、きちんとした評価制度があるということが大切です。
自分の将来の役職、キャリアを描くことができる
保育士として長く働くなら、今後自分がどのようにキャリアを描いていくべきかということも考えることがあります。例えば、家族経営で保育園の主任などの役職者が身内で固められているようだと、頑張っても役職に就くというのは難しそうですよね。自分の将来の役職やキャリアなどが想像できるような保育園だととても良いです。
【まとめ】今年こそは転職したいと思う保育士におすすめの気持ちの準備と考え方まとめ
今年こそは転職したいと思う保育士におすすめの考え方についてまとめました。
- 今が不満で転職したいのにしないのは損をしてしまっているかも
- 円満退職・年度末退職にこだわってはいけない
- まずは転職活動をはじめてみよう
保育園の2025年問題があるなか、この先未来の中で今が一番良い保育士の転職のタイミングになるかもしれません。
転職を考えている保育士の方でなかなか踏み切れないという方は、転職活動を始める参考にしてもらえれば幸いです。