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保育士が辞める時に円満退職をする方法を解説!本当に円満退職は必要?

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保育士が辞める時の円満退職をする方法について解説しています。保育士が円満退職をするメリットやデメリット、逆に、退職が円満ではない場合のメリットやデメリットも解説しています。

こんな疑問や悩み、不満、経験はありませんか?
  • 保育士はどうやったら円満退職できる?
  • そもそも円満退職って必要?

先に少し結論を書いておくと、円満退職をすることに保育士側が得られるメリットはほとんどありません。私は、必ずしも円満退職する必要はないと思っています。円満退職をするということは、保育園側の希望や要求を受け入れるということが前提になるためです。それが、自分より保育園の利益を優先するということに繋がります。

なるべく円満に退職を進めたいという気持ちは痛いほどわかりますが、保育園や同僚に気を使ってしまうあまり、退職するタイミングを逃してしまって自分の人生や今後の計画などが狂ってしまうことだってあると思います。

保育園や個人の状況によって退職時の反応は大きく違うと思いますし、そもそも退職するということを伝えた時点で今まで悪くなかった関係も悪化してしまうこともあります。そのため、なぜ円満退職をしたいのかということを良く考えて、自分の希望と保育園の希望を考慮して、そのために必要なことをするのが良いと思います。

この記事の信頼性
私は保育園、幼稚園、認定こども園で勤務した経験があります
円満退職をした経験もあれば、円満でない退職をした経験があります
その経験が参考になればと思います
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保育士が円満退職をするメリットやデメリット

保育士が円満退職をする場合のメリットやデメリットを紹介します。

残りの勤務期間に気持ちよく働くことができる

円満退職をすることができれば、残りの勤務期間は気持ちよく働くことができると思います。少なくとも、円満でない退職の場合は、残りの勤務期間はかなり憂鬱なものになってしまうと思います。

ただし、そもそもの保育園を辞めたい理由が人間関係や労働環境などのネガティブな側面が原因であれば、いくら円満退職であるからと言って残りの期間に気持ちよく働けるとは限らないでしょう。

同僚の保育士や園長などとの関係性を維持できるかも

円満退職をすれば、同僚の保育士や園長などとの関係性を退職後も維持できる可能性があります。現在の同僚の保育士や園長などとの関係性が良いものであれば、極力迷惑をかけずに退職をすることで、その関係性を維持することができます。退職後も別の保育園で保育士を続けるのであれば良い相談相手になると思います。

機会があれば再び同じ園で働けるかも

近隣に保育園など、保育士が働くことができる場所が少ない場合などで、就業の可能性を残しておきたい場合もあると思います。別の職種に挑戦してみて、失敗したら戻ってきたいなども同様です。

このようなケースはかなりまれなケースになると思いますが、なにか事情がある場合などで、将来的にまた同じ保育園で働く可能性を残しておきたい場合は、円満に退職する必要があります。ただし、円満に辞めたからといって復帰が保証されるわけではなない点には注意が必要です。

辞める時期やタイミングを逃してしまうかも

円満退職を意識しすぎると、「今は忙しい時期だから」「保育士が足りていないから」などの迷惑がかかるという理由で退職するタイミングを逃してしまうことがあります。その結果、毎年、来年こそは辞めるぞと思ってもなかなか辞めることができずにずるずると続けてしまうこともあると思います。

辞める時期が定まらないということは転職活動にも支障が出てきます。保育士の転職は、おおよその入職日がわかっていないと先に進まないです。なかには保育士が不足していて、なるべく早く働ける保育士を優先的に採用する保育園もあります。

そんななかで、いつ退職するかわからないということは大きな障害になってしまいます。面接をする保育園としても、退職日がわからないと採用しにくくなってしまいます。

退職の時期やタイミングを逃してしまうパターンで良くないのが、退職時期が決まらないので退職してから転職活動に着手することになってしまうことです。退職後は収入がなくなってしまうので、焦った転職活動になってしまい、ブラック保育園を転職先に選んでしまう可能性も高くなってしまいます。

保育士の退職が円満ではない場合のメリットやデメリット

前項とは反対に、保育士の退職が円満ではない場合のメリットやデメリットを紹介します。

残りの勤務期間中に働きにくくなる

少なくとも2週間から1ヶ月程度は、退職を伝えた後も勤務が待っていると思います。円満退職がうまく行かないと、残りの勤務期間はとても働きにくく憂鬱になってしまうと思います。あまり良くない園長や主任保育士であれば、あからさまに冷たく接されることもあるかもしれません。

好きな時期に退職することができる

保育園で勤務する保育士だと、どうしても後任の関係上、退職の延期をお願いされたり、引き止められたりする可能性が高いです。年度末以外の時期であれば、年度末までは働いてほしいと言われることもあると思います。円満退職を考えなければ、好きな時期に退職に踏み切ることができると思います。

保育士が円満退職をする方法

保育士が円満退職をする方法を紹介します。ここではいくつかの方法を紹介しますが、基本的には保育園側の要求や要望を満たして辞めるということが円満退職の基本になります。

保育園や個人の状況によって退職時の反応は大きく違う

まずはじめに注意しておかなければいけないことは、保育園や個人の状況によって退職時の反応は大きく違うということです。つまり、円満退職の条件も状況によって異なってくるということです。

保育園や個人の状況によって、前向きに送り出してくれることもあれば、ネチネチと嫌味を言われることもあると思います。それらの反応は、これまでの自分自信の働き方や園長の性格、園の考え方によって異なります。

なので、ここに書かれている方法を実践すれば、必ず円満退職できるとは限りませんし、逆に、なにも考えなくても案外すんなりと退職を受け入れてもらうことができ、円満退職ができるかもしれません。

なるべく円満に進めようとして行ったことが逆に裏目に出てしまうということもあります。実際に、退職をすすめる際は、個人の状況も踏まえて、退職の手続きをすすめるのが良いと思います。

なるべく早い段階で退職の意思を知らせる

なるべく早い段階で退職の意思を伝えるということも円満退職の秘訣の一つになります。保育園は基本的に保育士が一人欠けた場合、もうひとり保育士を採用する必要が出てきます。

保育士に欠員が出てしまうと、他の保育士へしわ寄せがいってしまったり、最悪の場合、次年度に受け入れる定員数を減らさなければいけなくなってしまいます。

早く退職することを知っておくことで、採用を前もって行うことができるので、急な保育士の欠員を防ぐことができます。

また、例えば、前々から「将来は海外の保育園や幼稚園で働きたい」というような自分自身の将来的な展望などを話しておくことで、園長などにいずれは退職するかもしれないという布石を打っておくということも効果的です。そうすることで、退職時の保育園に対する動揺などを和らげることはできます。

年度末、もしくは、代替の保育士の採用が決まってから辞める

円満退職をするのであれば、年度末での退職をするのが無難です。保育士は年度末で退職する人が多いので、代替となる次の保育士を採用しやすいためです。逆に年度末でないと「なんどそんな中途半端な時期に・・」と思われてしまいます。

前向き、もしくは、不可抗力的な退職理由を伝える

転職を考えている保育士で保育園にネガティブな印象を持って転職を考えていることも多いと思います。

  • 給料に不満がある
  • 休みに不満がある
  • 人間関係に不満がある

などがネガティブな印象です。これらが原因で退職を決意することになったとしても、退職を伝える際に、正直に言ってしまうと

本心ではこのような理由があったとしても、

  • 別の業種にチャレンジしたい
  • 海外で就職したい

また、不可抗力的な退職理由も、無駄な軋轢を生みにくいのでおすすめできます。

  • 引っ越さなければいけない
  • 家族の介護で実家に戻らなければいけない

中途半端な理由を伝えてしまうと、退職を引き止められてしまうこともあるので注意しましよう。

残っている有給休暇をむやみに消化しない

有給休暇が残っている場合は、退職時にまとめて消化しようとすると保育園に嫌がられてしまうことも多いです。保育園としては、余計なお金がかかってしまうためです。

もちろん、有給休暇の利用は労働者の権利ではあるので、退職時でも利用することは可能です。ですが、円満退職を考えた場合は、有給休暇の消化は控えざるを得ないかもしれません。

先に同僚に伝えるのは要注意

園長ではなく、先に同僚に退職のことを伝えるということには少し注意をしたほうが良いです。退職するということが漏れ伝わってしまう可能性があるためです。漏れ伝わってしまうと、あまり良くない印象を抱かれてしまうこともあります。

よほど仲が良く良い関係を築けている場合を除き、園長よりも先に同僚の保育士に退職するということを伝えるのは要注意かもしれません。

必ずしも円満退職する必要はない

ここまで保育士が円満退職をする方法を書きました。既にお気づきかもしれませんが、円満退職をすることに保育士側が得られるメリットはほとんどありません。それ以上に退職するタイミングを逃してしまったり、金銭的なデメリットのほうが大きいです。

円満退職をするということは、保育園側の希望や要求を受け入れるということが前提になります。それはすなわち、自分より保育園の利益を優先するということです。そのわかりやすい一例が残存している有給休暇の消化などです。残っている有給休暇を消化しなければ、保育園はその分金銭的に得をします。その代わりに、保育士は金銭的に損をすることになります。このように、円満退職をするためには、少なからず自分を犠牲にして保育園側の希望を叶えなければいけません。

なんらかの事情があってまた同じ保育園に就職する可能性があるのであれば、たしかに円満に退職する必要があるかもしれません。でも、引っ越しをして、もう近隣からいなくなるという場合やそもそもの関係性もあまり良くなく、退職後に連絡を取り合う可能性などがないのであれば、自分を犠牲にしてまで円満退職にこだわる必要はないといえます。

例えば、仲の良い同僚とは友達としての関係性を維持したいというのであれば、保育園の園長とは円満ではなくても同僚の保育士とは円満に退職することだって不可能では有りません。

なので、なぜ円満退職をする必要があるのかというのをしっかり考えて、自分にとって必要なことをすべきだと思います。

そもそも退職するという時点で円満ではなくなってしまうことも多い

保育士の退職は それを伝えた時点で 既に円満ではななくなってしまうケースも多いです。退職をするという時点で、今まで教育してあげたのに・裏切られたと感じる園長も少なくないです。保育園や園長も様々で考え方も様々なので、どんなに丁寧に退職の意思を伝えても、前向きに送り出してくれるとは限りません。

そうなってしまったら、円満に退職するということを意識しすぎても、無意味になってしまうこともあります。なので、保育士が退職する際は、最低限の礼儀などの示しつつ、自分自身にとって最善の選択を取れるように退職を進めていくのが良いと思います。

【まとめ】保育士が辞める時に円満退職をする方法

保育士が円満退職をするということは、保育園側の要求や要望をある程度満たした上で辞めるということになります。そして、それは少なからず自分自身の希望などを我慢する必要が出てきます。もちろん状況によっては何もせずとも、すんなり退職が進んで円満退職となることもあります。

逆に、どんなに円満退職を心がけようとしても、保育園がどうしても退職してほしくないという場合は、どうあがいても円満退職にはならないこともあります。つまり、自分がいくら円満退職をしようとしても無駄ということになります。

なので、保育士が円満退職をしたいという場合は、なぜ円満退職をする必要があるのかというのをしっかり考えて、自分にとって必要なことをすべきだと思います。