高卒や中卒の保育士資格取得手順!実務経験+保育士試験 or 養成学校。


こんにちは。保育士さえこ@ブラック脱出済み(プロフィール)です。ブラック幼稚園・保育園を脱出できました(^^)

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これから保育士を目指している方。高卒や中卒の方の場合は、少し複雑な手順が必要になりますが、保育士資格を取得する方法はもちろんあります。

大学や専門学校を出ていない高卒・中卒の方でも実務経験を経ることで保育士試験の受験資格が与えられます。

では一体どのような方法、場所で実務経験を積むことで保育士資格を取得する試験への受験資格が与えられるかを紹介します。

同時にそのような無資格の方が実務経験を得れる求人の探し方も紹介します。

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保育士資格を取得するメリット

大前提として、保育士の資格が無資格でも保育補助として保育園で働くことは可能です。無資格での就業に関しては以下の記事でも紹介しています。

無資格で保育園で働く場合は、就業場所の選択肢が少なく、結果的に低い待遇でしか働けない場合もあります。

ここでは保育士資格を取得するメリットを紹介します。

保育園には、児童の人数に対して必要な保育士の最低の人数が決められています。そのため保育園には、必ず保育士資格を持った人員が必要です。

保育士資格があればパートであっても、無資格より高い時給で働くことができます。

昨今では保育士不足が深刻なため、保育士として保育施設に就業すると様々な補助や待遇改善も受けることができます。

保育士向けの処遇改善費や宿舎借り上げ制度などがその例になります。

保育士資格があると待遇面ではかなり安定することができると思います。

また、これらの制度はパートや派遣保育士での就業でも恩恵を受けることができる場合もあるので、正職員を目指している方でなくても保育士資格を取得するメリットがあります。

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保育士の資格をとるには?

保育士の資格を取得するには「保育士試験を受けて合格する」もしくは「指定の保育士養成施設を卒業する」ことが条件になります。

保育士試験についての詳細は以下の記事でも紹介しています。

保育士試験は誰でも受験資格があるわけではなく、学歴や実務経験などの一定の条件を満たす必要があります。

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保育士試験の受験資格とは?

保育士試験を受けるための必要条件は以下のようになっています。

学歴実務要件
大学卒業
大学在学中・中退2年以上在学/62単位以上修得
短期大学卒業
短期大学在学中○(年度中に卒業)
専門学校卒業学校教育法に基づいた専修学校であること/卒業した課程が修業年限2年以上の専門課程であること
専門学校在学中学校教育法に基づいた専修学校であること/卒業した課程が修業年限2年以上の専門課程であること(年度中に卒業)
高等学校卒業平成3年3月31日以前に卒業、もしくは、2年以上かつ2880時間以上の保育関連の実務経験
中学卒業5年以上かつ7200時間以上の保育関連の実務経験
海外の学校卒業別途、受験資格の事前確認が必要

この図にあるように、高等学校卒業、中学校卒業の方の場合は保育関連の施設での実務経験が必要になります。

「児童等の保護又は援護に従事」した場合が対象です。

ちなみに、保育とは関係のない学部や学科でも受験資格が認められます。

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高卒から保育士資格の取得手順

高卒から保育士資格の取得手順には以下のどちらか2つの選択肢があります。

  1. 実務経験2年を積んで保育士試験に合格する
  2. 専門学校等の保育士養成施設を卒業する
  3. 任意の専門学校等を卒業し、保育士試験に合格する

2番目はタレントのつるの剛士さんが保育士資格を取得するために選択している方法になります。保育士養成施設の中には、通信制など働きながらも通うことができる方法もあるため就労中の方でも働きながら保育士資格を取得する方法もあります。保育士養成施設は最短で2年間の期間を要します。実務経験の詳細については後述します。

3番目は特殊なパターンですが、「学校教育法に基づいた専修学校であること/卒業した課程が修業年限2年以上の専門課程であること」を満たした専門学校等を卒業し、卒業後に保育士試験を受験するという方法です。この方法は、保育士養成学校以外の専門学校に通うことができます。これをするメリットは、保育以外の専門学校に通うことで自分の将来の職業の選択肢を増やすことができるという点です。例えば、「保育士」と「プログラマー」で迷っているという方は、プログラミングなどが学べる専門学校を卒業することで保育士試験の受験要件を満たしつつ、プログラマーになる可能性を残すということができます。「学校教育法に基づいた専修学校であること/卒業した課程が修業年限2年以上の専門課程であること」が条件なので、事前にきちんと確認をしましょう。

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中卒から保育士資格の取得手順

中卒から保育士資格の取得手順には以下のどちらか2つの選択肢があります。

  1. 実務経験5年を積んで保育士試験に合格する
  2. 通信制の高校に通って卒業する/高卒の認定を受けて 専門学校等の保育士養成施設を卒業する

高卒の場合との違いは、実務経験の期間になります。また、保育士養成の専門学校に通うために、高校を卒業するか、高卒認定試験に合格して高卒の認定を受けるかのどちらかを満たす必要があります。実務経験の詳細については後述します。

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「実務経験+保育士試験」と「保育士養成施設の卒業」どちらが良いか

実務経験+保育士試験」と「保育士養成施設の卒業」どちらが良いのかというのをメリット・デメリットを紹介します。

「実務経験+保育士試験」のメリット・デメリット

「実務経験+保育士試験」で保育士資格を取得するメリット・デメリットを紹介します。

保育経験を事前に積むことができる

実務経験を経ながら保育士資格を取得するということは、保育士資格を取得する前に事前に保育経験を積むことができるということになります。もちろん、給料を貰いながら経験を積むことができます。

保育の仕事は、資格を取ってから「やっぱり想像と違った」「予想よりも大変だった」と感じる人も少なくないです。保育現場の実情を知ることで自分にあっていると思えれば資格取得のモチベーションをあげることもできますし、自分にあってないなと思ったら保育士資格自体の取得を途中で辞めることも出来ます。

費用負担を抑えることができる

養成学校に通うには2年間で総額200万円程度が学費としてかかります。もちろん、通っている時間は給料を貰うことはできないので、貯金を切り崩したり、別の仕事をしながらの通学になります。保育の実務経験を積みながらであれば、それ自体が仕事になっているので費用負担は少ないです。ただし、保育士試験の対策にも多少はテキスト代などのお金がかかる点は踏まえておきましょう。

いつ保育士資格を取得できるかわからない

「実務経験+保育士試験」のデメリットはいつ保育士資格を取得できるかわからないということです。保育士資格の受験要件を満たすことができるのは、最短で2年間かかります。そして、その後に受ける保育士試験は自分の力で合格しなければ行けないので1回で合格できるとは限りません。特に座学の勉強が苦手という方は少し長めに見積もる必要があるかもしれません。

「保育士養成施設の卒業」のメリット・デメリット

「保育士養成施設の卒業」で保育士資格を取得するメリット・デメリットを紹介します。

卒業(約2年間)と同時に保育士資格を取得できる

より早く保育士資格を取得したいという場合は、後者の保育士養成施設に通うのが早いです。卒業できれば必ず保育士資格を取得できるというメリットがあります。きちんと授業に出席して課題をこなしていけば、卒業が難しいということも無いでしょう。

費用がそれなりにかかる

学校にもよりますが、養成学校に通うには2年間で総額200万円程度が学費としてかかります。もちろん時間もそれなりにかかります。この費用と時間を捻出しての通学になるので、今の仕事等との兼ね合いが難しいという場合もあると思います。

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実務経験を満たすための労働時間は?

高卒、中卒の方は保育士試験を受験するのに、別途実務経験の要件が存在します。

高卒、中卒の方でそれぞれどのような勤務時間で実務要件を満たすことができるかを紹介します。

  • 高等学校卒業:2年以上かつ2880時間以上の保育関連の実務経験

一日8時間の勤務で月15日の勤務で最短の2年間で要件を満たすことができます。

  • 中学卒業:5年以上かつ2880時間以上の保育関連の実務経験

一日8時間の勤務で月15日の勤務で最短の5年間で要件を満たすことができます。

正社員で雇用されれば、通常はこの条件を最短期間で満たせると思います。パートであれば月120時間の勤務が目安になると思います。

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実務経験に認められる施設は?

実務経験に認められるのは、対象の施設で「児童等の保護又は援護に従事」した場合が対象です。

対象の施設で雇用されていても「児童等の保護又は援護に従事」とは異なる業務に従事した場合は実務経験には認められません。

保育補助の仕事は「児童等の保護又は援護に従事」に該当する場合が多いと思います。実際に保育士試験の受験要件のための実務経験を積みたいという場合は、事前に保育施設に確認をすることをおすすめします。

実務経験に認められる施設

児童福祉法第7条に基づく児童福祉施設が対象です。

  • 保育所(利用定員20名以上)
  • 保育所型認定こども園
  • 幼保連携型認定こども園
  • 児童厚生施設(児童館)
  • 児童養護施設
  • 助産施設
  • 乳児院
  • 母子生活支援施設
  • 障害児入所施設
  • 児童発達支援センター
  • 児童心理治療施設
  • 児童自立支援施設
  • 児童家庭支援センター

幼稚園や幼稚園型認定こども園や地域裁量型の認定こども園が対象になっていない点に注意が必要です。認定こども園の違いなどについては以下の記事でも紹介しています。

また、定員19名以下の小規模保育事業もここには含まれていません。

この中で一番可能性があるのが、保育所(利用定員20名以上)になると思います。

実務経験になるかどうかは就業前に施設側にも確認したほうが良いでしょう。

別途都道府県知事の受験資格認定が必要な施設

以下の施設では別途都道府県知事の受験資格認定を受けることで実務経験に含めることが可能です。

  • 認可外保育施設(認証保育園、認定保育園 等を含む)
  • 小規模保育事業(小規模認可保育所 等)
  • 幼稚園型認定こども園
  • 地域裁量型認定こども園
  • 幼稚園(特別支援学校幼稚部を含む)
  • 家庭的保育事業(保育ママ 等)
  • 居宅訪問型保育事業
  • 事業所内保育事業
  • 放課後児童健全育成事業(学童クラブ・放課後児童クラブ・学童保育 等)
  • 一時預かり事業
  • へき地保育(特例保育)
  • 小規模住居型児童養育事業(ファミリーホーム)
  • 障害児通所支援事業(保育所訪問支援事業を除く)
  • 一時保護施設
  • 放課後等デイサービス(児童デイサービス)
  • 院内保育
  • 企業主導型保育事業

認可外保育施設や企業主導型保育事業は認可保育園と比べると無資格でも就業しやすい傾向があると思います。

注意が必要な点は、必ず受験資格が認められるわけではないというです。

特に法人がすでに解散されていたり設置者が消失していた場合などは認定されない場合があります。(就業を証明することができないため)

受験資格認定を受けた都道府県でのみ受験できます。
受験申請する都道府県を変更する場合は変更を希望する都道府県にて改めて受験資格認定を受ける必要があります。
なお、合格後は全国で働くことが可能です。(地域限定試験に合格した場合は除く)

受験申請には受験資格認定証を提出する必要があります。
受験申請時(主に 1 月と 7 月)に受験資格認定証のコピーを提出する必要がありますので、それまでに受験資格認定証の交付を受けてください。
なお、受験資格認定の手続きには時間を要する場合がありますので早めに申請を行ってください。申請に不備・不足がある場合は通常の手続きより時間を要する場合がありますので、申請書類等には不備・不足がないことをよく確認し認定申請を行ってください。
受験申請期限までに受験資格認定証の交付が間に合わない場合、都道府県へ交付される日付を確認したうえで保育士試験事務センターにご連絡ください。

そして、受験資格認定は試験を受験する都道府県で受ける必要がある点にも注意が必要です。入職前に事前に都道府県に確認しておいたほうが無難かもしれません。

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実務経験を積むことができる求人を探す方法は?

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子育て支援員は、平成27年にスタートした「子ども・子育て支援新制度」の中で、保育関連の業務に就業する人のために出来た新しい資格です。

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この証明があると無資格よりも保育関連の仕事に就ける可能性が高くなります。