不満を抱きながら保育士として働いている若手の方。
- 保育士の仕事がきつい
- 保育士を辞めたい
- でも別の仕事ができるか不安
保育士を辞めたいけど、将来が不安?
この記事では、若手保育士が一度【保育士 辞める】という選択肢を取り、2、3年後に【保育士 復帰】することをおすすめする理由を解説します。

保育士を辞めても、本当に他の仕事が見つかるのかな?

保育士資格があれば、意外と簡単に復帰できる道が開けるんですよ。
- 保育士を辞めても復帰しやすい理由
- 保育士の待遇改善の現状と今後の見込み
- 潜在保育士への手厚い復帰支援策
保育士資格を活かして、より自分らしいキャリアを築きませんか?
正しくは「若手保育士は保育以外にやりたいことがあれば、一度保育士を辞めて、戻りたければ2、3年後に復帰するのが良い」です。
保育士の仕事は残念ながら激務薄給だと思っています。でも、保育士資格を持っていれば少なくとも向こう20年(少子化で保育需要がなくなる場合等)は仕事に困ることは無いと思っています。
保育の仕事は好きだけど、給料が安くて生活ができない・他の仕事にも興味があるという方は、一度保育士を辞めて2、3年後に戻ってくるというのも良いと私は思っています。私も一度は挑戦として海外の幼稚園か保育園で働いてみたいなと思っています。
フリーランスでベビーシッター等の経験があります
その経験が参考になればと思います
目次 | 内容 |
---|---|
保育士が自分は保育士があわないなと思う例 | ・子どもが好きでない、仕事内容に面白みを感じない、賃金が低いなどが要因 ・人間関係や労働時間の長さは、保育園を変えることで改善が見込める場合もある |
保育士はあわないのに続けるほどコスパの良い職業ではない | ・保育士は他業種に比べて低賃金であり、スキルアップしても大幅な収入増は見込めない ・条件の良い保育園への転職程度しか期待できないため、コスパが良いとは言えない |
保育士は将来性も微妙 | ・少子高齢化により保育需要が減少することが予想される ・幼稚園の定員割れや認定こども園への移行が進み、将来的には保育士が余る可能性も ・国の処遇改善も打ち切られる可能性があり、ブラック保育園が再び増える恐れがある |
保育士を辞めるなら早ければ早いほうが良い | ・異業種への転職は難しく、特に20代での決断が重要 ・30代になると応募できる求人が減り、企業は即戦力を求める傾向が強まる ・保育経験を活かせる職種もあるが、子どもと関わる仕事が多いため、合わない場合は難しい |
「石の上にも3年」は保育士においては少し合わないかも | ・保育の知識は他の業界で必ずしも役立つとは限らず、3年耐える時間が無意味になる可能性も ・子どもが好きでない、仕事内容に面白みを感じない、賃金が低いなどの理由であれば、続ける意味はない |
若手保育士は一度辞めて2、3年後に復帰すると良いと思う理由 | ・保育士不足のため復帰しやすい、待遇改善がまだ十分でない、待遇改善が進む可能性がある ・潜在保育士への復帰支援制度も充実しているため、別のことに挑戦しやすい環境にある |
保育士辞めたらなにをする? | ・子どもと関わる仕事(ベビーシッター、幼稚園教諭など)や福祉系の仕事など様々な選択肢がある ・保育士の転職支援会社で働く、事務職で働くという道も ・一番は自分が挑戦してみたいことを見つけること |
【まとめ】低リスクで挑戦ができるのが保育士の利点 | ・異業種への挑戦に失敗しても、比較的容易に保育士として復帰できる ・その間に保育士の待遇改善が進めば、以前より良い条件で働ける可能性もある ・保育以外の経験も保育士として戻ったときに活かすことができる |
保育士から異業種への転職は転職サイトに登録がおすすめ | ・異業種転職の支援に慣れた転職エージェントがおすすめ ・第二新卒として、経験や資格にとらわれずに人柄や意欲を重視して採用を行う企業の求人を紹介 |
まとめ | ・若手保育士が異業種に挑戦し、数年後に復帰するという選択肢を提案 ・保育士資格があれば復帰しやすい、異業種での経験は保育士としての成長に繋がる、国や自治体による潜在保育士への復帰支援も充実 |
よくある質問(FAQ) | ・若手保育士が辞めることの是非、辞めた後の仕事、異業種転職の難易度、復帰するメリット、注意点、復帰支援の内容などについてQ&A形式で解説 |
保育士が自分は保育士があわないなと思う例
保育士が自分は保育士があわないなと思う例に以下のようなものがあります。
- 子どもがあまり好きではなかった
- 仕事内容がつまらない
- 賃金が安すぎる
これらの要因は、別の保育園に転職してもあまり改善される見込みが少ないです。
- 人間関係
- 労働時間が長い
逆にこれらの要因は、保育士という職業が悪いわけではなく「その保育園」が悪いだけかもしれないので、この場合は別の保育園に転職することで改善される可能性があります。
保育士はあわないのに続けるほどコスパの良い職業ではない
保育士は自分にあわないのに続けるほどコスパの良い職業ではありません。なぜなら、保育士は全体的に他の職業と比較して低賃金だからです。
一般企業のように頑張ってスキルアップしても大幅な収入増は見込めず、将来が安泰になるわけではありません。せいぜい、少し条件の良い保育園に転職できる程度でしょう。
現実は、がんばってスキルをつけてもちょっとマシな保育園に転職できるくらいです。
それこそ、人間関係が良かったり、休みが少し取れるようになったり、残業が少なくなる程度です。
保育士は将来性も微妙
残念ながら、保育士は将来性も微妙です。
向こう数年間はたしかに保育士の待遇も少し良くなっていくでしょう。今でこそ保育需要が増していて保育士不足になっているためです。でも、それも長くは続かないです。
そもそも日本は少子高齢化が進んでいるので、ここ数年をピークに保育需要は減少していくことが予想されます。
いまでも少子高齢化のはずなのに保育需要は伸びているじゃないかと思うかもしれませんが、それは夫婦の共働きが増えることによる保育需要の増加が主な原因です。
現在、幼稚園の多くは定員割れを起こしており、生き残りをかけて認定こども園への移行を余儀なくされています。
それがさらに進んでいくと、今後は保育士が余ることになります。保育士が余ると当然、国の処遇改善もそこで打ち切りになります。待遇がよくなる前に保育士あまりが始まります。
そうなると、保育士の待遇を下げても新たな保育士を雇えることになるので、ブラック保育園が息を吹き返します。
パワハラモラハラも以前よりも増えるかもしれません。保育士が余っているので保育園も保育士に気を使う必要がなくなります。ブラック保育園を保育士が一斉退職して、閉園に追い込まれてしまうということも今でこそ起きますが、将来は難しくなるでしょう。
このような未来が見えているので、特に若手保育士は自分に保育士という仕事があわないなと思ったら早く異業種に転職すべきです。
未来には勤めている保育園が閉園するということもあり得るので、他の職業のようにその会社で我慢して働き続ければ、将来が安泰というわけでもないです。
保育士を辞めるなら早ければ早いほうが良い
保育士を辞めるなら早ければ早い方が良いです。なぜなら、一般的に保育士から異業種への転職は難しいからです。保育士として保育園で培ったスキルは、一般企業に活かせるものがどうしても少なくなってしまいます。
そして、異業種に転職するなら特に20代のうちに決断したほうが良いです。異業種への転職は基本的に第2新卒という扱いになり、20代というのがひとつの基準になってくるからです。
第二新卒の20代であれば、色々な業種の求人もあるので、自分のやりたい仕事に就ける可能性も高いです。
30代で保育以外のスキル無しということになると応募できる求人はどっと少なくなり、会社も即戦力を求められるものが多くなってきます。
保育士以外の別の資格がある場合は別ですが、保育士辞めて異業種に行くならば早ければ早いほうが良いわけです。
もちろん保育経験を活かせる職種もあります。それは以下の記事でも紹介しています。ただし、保育経験を活かせる職種というのはやはり子どもと関わるものが多いので、その点が合わないと感じている方は難しいかもしれません。
「石の上にも3年」は保育士においては少し合わないかも
よく「保育士辞めたい」という若手に対して3年は続けなさいということを言う人がいます。
それに関して過去に以下の記事を書きました。
保育で身についた知識が他の業界で働く場合に役に立つかというと必ずしもそういうわけではないので、3年耐える時間が無意味になってしまいます。
特に前述したような、
- 子どもがあまり好きではなかった
- 仕事内容がつまらない
- **賃金が安すぎる****
これらの理由であれば、3年は続けたらどうなるという内容のことでも無いです。
若手保育士は一度辞めて2、3年後に復帰すると良いと思う理由
- 「せっかく保育士資格を取ったのに辞めるのはもったいない」は間違っているかも
- 今は割と簡単に保育士として復帰できる
- 保育士の待遇改善が今はまだ足りない
- 保育士不足になればより待遇改善が進む
- 潜在保育士の復帰支援がある
若手保育士は保育以外にやりたいことがあれば、一度保育士を辞めて何かに挑戦してみて駄目だったら復帰すると良いと思っています。
理由は大きく3点あります。
- 「保育士不足なので一度保育士のキャリアを断っても簡単に保育士に復帰できるから」
- 「保育士の待遇改善が今はまだ足りていないから」
- 「保育士不足になればより待遇改善が進むから」
同様の理由で、これから保育士を目指している方が最初に保育士以外の仕事について経験して2、3年後に保育士になるのも良いと思います。
タイトルでは「若手」に限定していますが、別に若手に限ったことではなく今の待遇に不満があって他の仕事をしてみたいという人であれば誰でもあてはまると思っています。
上記に加えて保育士を辞めた潜在保育士には、国や自治体が「金銭的」「スキル的」な復帰支援を行っていることも多いです。
- 潜在保育士の復帰支援がある
このように保育士は、保育士を辞めて別のことをはじめる場合のリスクがとても少なく、もともと他の職種と比較しても薄給なので失うものも少ないため、別の何かに挑戦しやすい環境になっていると思います。
「せっかく保育士資格を取ったのに辞めるのはもったいない」は間違っているかも
よく保育士を辞めて別のことをしようとしていると「せっかく保育士資格を取ったのに辞めるのはもったいない」という人がいます。
私はこれは間違っていると思います。
- 今が辛くて辞めたいと思っている
- 他にもやりたいことがある
という前提であれば、私は「せっかく保育士資格があるのに保育士を辞めない方がもったいない」と思っています。公立の保育園の公務員保育士であれば、少し事情は異なってくると思いますが、民間で安い給料で働いているならなおさらだと思います。
今は割と簡単に保育士として復帰できる
保育士不足なので、基本的に保育士資格があれば保育園に保育士として復帰することはまったく難しくないです。一度でも保育士の経験がある方はもちろん、未経験であっても保育士として復帰することはとても容易です。
保育士はどのみちたいした昇給も見込めないので2~3年我慢して続けても給料的な差はほとんど無いと思います。
私も実際に保育園に勤めていて、ブランクがあっても働いている保育士の方や未経験から就業している保育士をたくさん見ています。保育士を一度辞めてしまったらキャリアが失われてしまうということはほとんどないと言っていいと思います。
保育士の待遇改善が今はまだ足りない
ここ数年で保育士の処遇改善費や宿舎借り上げ制度などで待遇改善が進んできていますが、まだまだ足りないと私は思っています。
2019年10月からスタートした幼保無償化(幼児教育無償化)により保育需要はより大きくなるので、それに伴って今後2、3年で保育士の待遇改善がさらに進むのではないかと私は期待しています。
2019年度は、保育大手のポピンズが新卒の初任給を26万円に設定して話題になりました。それぐらいしないと新しい保育士を雇用して保育園を開けないためです。
他の大手の保育サービス会社も保育士確保に向けて来年度以降も待遇改善の動きがあると思っています。
これはあくまでも期待の一つですが、今後数年でさらに保育士の待遇が良くなるのであれば、保育士辞めて復帰した時も待遇はもしかしたら前より良くなっているかもしれません。
保育士不足になればより待遇改善が進む
加えて、保育士不足になればより待遇改善が進むことは間違いないです。
ただ、国や自治体が気にしているのは「待機児童の人数」であって保育士の待遇ではないという点がポイントです。
保育士の配置基準から単純計算で、一人が保育士を辞めて別の仕事に就くとすると、3人から30人の待機児童が発生することになります。つまり、保育士として働きながら保育士の待遇改善を国に要求するより、
保育士を辞めた状態で保育士の待遇改善を国に要求していくほうが効果が高いです。
待機児童が増えれば、結果的に国や自治体は保育士の待遇改善をせざるを得なくなると思います。
保育士の待遇を改善することで保育士として働く人が増えて、その結果待機児童が減ることになります。今は徐々に待機児童が減っていくという流れになっていますが、2019年10月からスタートが決まっている幼保無償化(幼児教育無償化)もあるので、そう簡単に待機児童は解消されないと思います。
潜在保育士の復帰支援がある
保育士資格を持ちながら保育士として働いていない人のことを「潜在保育士」といいます。
潜在保育士は全国に約80万人いると推計されており、国や自治体は待機児童解消に必要なのは潜在保育士の復帰だと考えています。
そのため、潜在保育士が保育士として復帰する場合に様々な支援を行っています。たとえば、東京都では「潜在保育士の再就職支援事業」を毎年行っています。週20時間以上保育士として勤務することを条件に再就職に必要な経費等を40万円まで貸し付けてくれます。2年間保育所で勤務した場合には返済が免除されます。つまり、潜在保育士は復帰すると40万円が貰えるわけです。
それ以外にも潜在保育士向けに保育スキルの研修などを実施している自治体も多いので安心して保育士の職を離れることができます。
保育士辞めたらなにをする?
保育士から別の仕事の道はたくさんあります。一番は、自分が挑戦してみたいことをやってみることです。あくまで一例として以下に記載します。
子供と関わる仕事をする
保育という仕事が好きという方は子供と関わる仕事を続けると良いと思います。
- ベビーシッター
- 幼稚園教諭
- 学童保育
- 特別支援学級の介助員
- アミューズメント施設職員
- 塾の講師など
福祉系の仕事をする
誰かの役に立ちたいという方は介護などの福祉系の仕事もあります。
介護職も保育と同様に決して楽ではありませんが、需要のある仕事だと思います。
将来的に保育需要が落ち着いてきたときのことを考えると介護関連の経験や資格があるということは精神衛生上も良いと思います。
保育士の転職支援会社で働く
私も転職の際に幾度となく保育士の転職支援会社にお世話になっていますが、担当してくれる方は元保育士の方が多かったです。
保育士の転職エージェントで働けば一般の会社でも保育士の経験を活かして働くことができると思います。もちろん誰でもできる簡単な仕事ではないと思いますがチャレンジする価値はあると思います。
事務職で働く
私の周りにも保育士・幼稚園教諭を辞めて事務職として働きはじめたという方は多くいます。特にPCスキルがある方は重宝されると思います。
事務職と言っても多種多様なので、しっかりと働く会社を見極めることも大切です。
一番は自分が挑戦してみたいことをやってみる
保育以外で自分が挑戦してみたいことがある場合はそれが一番だと思います。
- ワーキングホリデーで海外へ
- Youtubeに挑戦してみる
- ブログを書いてみる
- 絵本を書いてみる
- 海外を旅してみる
【まとめ】低リスクで挑戦ができるのが保育士の利点
一般の会社に務めるOLやサラリーマンが、会社を辞めてなにか違うことをはじめようと思ったときに、とんでもない決断力が必要とされると思います。
保育士は、異業種への挑戦に失敗しても、比較的容易に保育士として復帰できます。その間に保育士の待遇改善が進めば、以前より良い条件で働ける可能性もあります。
保育以外の経験も保育士として戻ったときに活かすことはできると思います。私も一度は挑戦として海外の幼稚園か保育園で働いてみたいなと思っています。
保育士から異業種への転職は転職サイトに登録がおすすめ
異業種に転職するためにまずはじめにすることは転職サイトに登録することです。
特に異業種転職の支援に慣れた転職エージェントがおすすめです。
キャリアパーク就職エージェント | 既卒第二新卒、就活のプロがあなたを徹底サポート!
就職Shop | リクルートが運営 フリーター、既卒、第二新卒に強い就職支援
保育士からの転職は「第二新卒」という扱いになると思います。経験や資格にとらわれずに、人柄や意欲を重視して採用を行う企業の求人を紹介してくれます。
保育士から、成長ややりがいを感じられる異業種に転職するにはとても良い転職サイトです。
まとめ
この記事では、若手保育士がより自分らしいキャリアを築くために、一度保育士を辞めて異業種に挑戦し、2〜3年後に復帰するという選択肢を提案しています。
- 保育士資格があれば復帰しやすい
- 異業種での経験は保育士としての成長にも繋がる
- 国や自治体による潜在保育士への復帰支援も充実

でも、本当に私にできるのかな?

この記事を参考に、新たな一歩を踏み出してみませんか?
よくある質問(FAQ)
- Q質問:若手保育士ですが、保育士を辞めるのは本当に良い選択でしょうか?
- A
保育士不足のため、キャリアを中断しても復帰しやすいでしょう。異業種で得た経験は、保育士として復帰する際に新たな視点やスキルとして役立つ可能性があります。
- Q質問:保育士を辞めた後、どのような仕事に就く人が多いですか?
- A
子どもと関わる仕事(ベビーシッター、学童保育など)、福祉系の仕事、事務職など、様々な選択肢があります。一番はご自身が挑戦してみたいことを見つけることです。
- Q質問:保育士を辞めて異業種に転職するのは難しいと聞きますが、本当ですか?
- A
一般企業への転職は、保育士のスキルが活かしにくい場合があり、難しい側面もあります。しかし、20代であれば第二新卒として異業種への道も開けます。
- Q質問:保育士を辞めて2、3年後に復帰するメリットは何ですか?
- A
保育士の待遇改善が進む可能性があること、異業種での経験を活かせること、国や自治体の復帰支援を受けられることなどが挙げられます。
- Q質問:保育士を辞める際に、何か注意すべき点はありますか?
- A
退職の手続きや有給休暇の消化など、一般的な退職時の注意点に加えて、保育士の場合は、転職エージェントに相談することをおすすめします。
- Q質問:保育士を辞めた後、復帰支援はどのようなものがありますか?
- A
東京都では、週20時間以上勤務することを条件に、再就職に必要な経費等を40万円まで貸し付ける制度があります(2年間勤務で返済免除)。他の自治体でも研修などの支援があります。