仕事が楽な保育園で働きたい!求人を探す《コツ》と《注意点》を紹介!

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転職を考えている保育士の皆様。

こんな疑問や悩み、不満、経験はありませんか?
  • 仕事が楽な保育園で働きたい!
  • 楽な保育園の求人を探すコツが知りたい!

正直、みなさんが感じていることだと思います。でも、実際のところは働きだしてみないとよくわからず、ほとんど運だよりで働く保育園を決めてしまっている人も多いと思います。もちろん、「仕事が楽」の定義は人によっても異なりますし、保育園自体やそこで働いている保育士の人との相性も重要なので難しい部分でもあります。

今回は、このような仕事が楽な保育園で働きたいという保育士の方向けに、仕事が楽な保育園の求人を探すコツや注意点を紹介します。

この記事の信頼性
私は保育園、幼稚園、認定こども園で勤務した経験があります
複数回の転職経験があります
その経験が参考になればと思います

仕事が楽な保育園の求人を探すコツ

まずは、仕事が楽な保育園で働きたいという保育士の方が保育園の求人を探すコツについて紹介していきます。

求人情報のここを見る!

仕事が楽な保育園で働きたいという保育士の方は、まずは保育園がネット等に出している求人情報のここを注目してみたほうが良いという点を紹介します。

年間休日数

年間休日数はどこも同じだろうと思うかもしれませんが、保育園間でも結構差が出る部分になります。夏季休暇の日数やシフトや行事で土曜日出勤した場合の代休の取り扱いなどによって差が出る部分になります。土曜・祝日の出勤の場合は手当を出すという保育園もあれば、別で振替の休日が取得できるという保育園もあります。

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標準労働時間

実働8時間の1時間休憩が当たり前と思うかもしれませんが、労働時間が7時間30分というように、8時間を下回る保育園の求人もあります。労働時間が短いので当然ですが、仕事の負担は少なくなります。

また、休憩に関しても労働時間が8時間丁度の場合は、休憩時間は45分という設定もできます。休憩時間は多い方が良いという人もいるかも知れませんが、休憩時間が短いと拘束時間が短くなるのでその分早く帰ることができるということになります。保育士の場合は、休憩といってもほとんど仕事の時間になってしまっていることも少なくないので、休憩時間は短い方が良いという考え方もできます。

このように、労働基準法で労働時間等の上限は定められていますが、それを下回る設定も可能で、保育園間でも違いが出る部分になるので注意して確認してみましょう。

平均残業時間

残業時間が多いということは仕事量が多かったり、保育士の人数が足りていないということも考えられます。当然、残業が多いと保育士の仕事の負担が増加することになります。

保育園によっては情報を公開していない場合もあるので、その場合は、後述している保育士転職エージェントや面接・見学で聞いて見るようにしましょう。もちろん保育園の場合は、サービス残業や持ち帰りの仕事があることも多いので、その点についても注意しましょう。

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有給消化率

有給休暇は、フルタイムの正社員の場合は基本的に年10日間が最低でも付与され、年5日間の消化義務があります。そのため、最低でも50%の有給休暇を取得できるということになります。義務での消化分は利用できるが、その他は実質的に全く利用できないという保育園もあるので注意しましょう。有給休暇の付与日数は勤続を続けるごとに増えていくので、長く働く上でのモチベーションにも左右します。

有給休暇の消化率についても、保育園によっては情報を公開していない場合もあるので、その場合は、後述している保育士転職エージェントや面接・見学の際に聞いて見るようにしましょう。

ホームページ等でここを見る!

続いて、仕事が楽な保育園で働きたいという保育士の方が見るべき情報は保育園が公開しているホームページ等の情報から得ることができます。

園の保育理念や方針

園の保育理念や方針なんてどうでも良いからとにかく楽な保育園が良いと考える方もいらっしゃると思います。ですが、保育園の保育理念や方針が自分の考え方やこれまでの経験などと合わないと、適応するのも大変ですし、保育の仕事が楽しくないと感じてしまう原因にもなります。同じ仕事の負担であれば、自分にあった環境で楽しんで仕事をしたほうが感じる負担は少なくなります。もちろん、働いて見なければわからない点もあるでしょう。

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保育士の人数

保育士の人数は、保育園の仕事の負担を大きく左右する要素の一つになります。配置基準ギリギリで運営している保育園と人数に余裕がある保育園とでは、一人あたりの負担も大きく違いますよね。

保育園は園児の人数に対して、どれくらいの正職員・パートの保育士が勤務しているという情報を公開していることが多いです。自分が今まで勤務していた保育園や、求人を比較検討している別の保育園と比べてみて、どれくらいの差があるか比べてみましょう。

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行事の数や内容

保育園で働く保育士の仕事の負担を大きく左右するのが、行事の数や内容になると思います。行事は保育士のやりがいや楽しさに直結しますが、少なければ良いというわけでもありませんが、仕事の負担にも大きく関係してしまうのは間違いありません。効率良く、より良い行事を毎年実施している保育園のほうが、保育士の負担は少ないでしょう。

保育園のホームページには主に、利用者である保護者向けに年間の行事の内容が書かれていたり、実際の行事の様子がブログ等で報告されていることがあるのでチェックしてみましょう。

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保育士転職エージェントや面接・見学でこれを聞く!

また、これまでの紹介した仕事が楽な保育園の求人を探すコツの中でも、一般に公開されている情報もあれば、そうでない情報もあります。そういった場合は、保育士転職エージェントや面接・見学で直接聞いて行くみるありません。

仕事が楽な保育園を見極めるために、特に気をつけて確認すべき項目は以下になります。

  • 仕事が効率化されているかどうか
  • 人員配置が適切かどうか
  • 人間関係が良いかどうか
  • 離職率が低いかどうか

保育士転職エージェントを活用すれば、求人に応募する前に、聞きたい情報を代わりに聞いてくれるので、聞きにくいといった心理的な負担も減らせます。

  • マイナビ保育士|全国の正社員・パート保育士の求人に対応しています。登録するとネット上での検索などでは見つからない非公開の人気のある高待遇の求人情報も得られます。 まずは求人情報を知りたいだけという方でもOKです!
  • ジョブメドレー保育士 | 全国対応でネット上から求人応募が可能です。すぐに転職するつもりはなくても、とりあえず登録して求人を見ることができます。自分のペースで転職をしたい人におすすめです(^^)
  • ヒトシア保育| ※全国の正社員・派遣・パート保育士の求人に対応しています。登録しないと得ることができない非公開の求人もたくさんあります。 求人数も多いのでとにかくたくさんの情報を得たいという人にもおすすめです。

紹介できる求人などに差があるため転職サイトは複数社に同時登録して併用がおすすめです。就職転職活動が不安な方はまずは簡単な相談目的での登録でも大丈夫です。

保育士の転職サイトは新卒の方や未経験の保育士の方、資格取得見込みの方でも利用可能です。

仕事面以外の負担や精神面の負担も考慮に入れよう!

また、忘れていはいけないのが事面以外の負担や精神面の負担についてです。

保育園が自宅や駅から近い

同じ仕事内容や負担でも、通勤が苦でなければ耐えられるという方は意外と多いです。毎日満員電車の乗り越えて仕事を始めるのと、徒歩で通勤して仕事を始めるのでは、体力の減りも変わってくるでしょう。通勤はほぼ毎日繰り返し行うことになるので、働く保育園選びのなかでも非常に大切な要素になります。

給料も大切

給料の高い、低いは保育士の仕事の負担とは直接関係はありませんが、精神面に与える影響は少ないです。同じ大変な仕事をしていても、貰っている金額で我慢ができるということもあると思います。仕事の負担を軽くしたいあまりに、給料のことを考慮に入れないと、働き始めてから、こんなに大変なのに全然給料が貰えていない!という不満に繋がり、仕事のモチベーションが大きく下がってしまうこともあります。

異なる雇用形態も検討を!

保育園自体の制度や仕事内容による楽さ・大変さ、自分との相性などによる負担の変化とは別に、雇用形態によっても保育士の負担は変わってきます。同じ保育園でも、雇用形態によっても仕事の楽さは変わります。パートだと全体的に負担が少ない保育園もあれば、パートでも正社員でも働いている時間の負担は変わらないというような保育園もあります。

  • パート
  • 派遣保育士
  • 週休3日制

というような、正職員以外の雇用もあるので、どうしても仕事の負担を減らしたいという方は検討してみましょう。

仕事が楽な保育園で働きたい保育士がよく勘違いしてしまう注意点

ここからは仕事が楽な保育園で働きたい保育士がよく勘違いしてしまう注意点について紹介します。

小規模だからといって楽とは限らない

仕事が楽な保育園の求人を探している保育士の方が注意が必要なのは、小規模だからといって楽とは限らないという点です。

確かに、園児の定員が少ないと、単純に園児の人数が少ないのはもちろん、行事も少なかったり規模が小さい傾向があるということは間違いないです。保育士の人数が少ないため人間関係も比較的穏やかな傾向はあるでしょう。ただ、保育士の人数が足りていないと、一人あたりの負担は定員が多い保育園と比較しても増加してしまいます。小規模な保育園だと、大規模な保育園と比べて、必ず負担が少なくて楽というわけではないので注意しましょう。

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謳い文句に騙されない

給料は安くて良いからとにかく負担が少ない楽な保育園で働きたいという方もいらっしゃるかもしれませんが、給料も安くて仕事も大変というブラックな保育園は意外と多いです。そのような給料が安く仕事が大変な保育園ほど、保育士の確保が大変なので、様々な甘い謳い文句で保育士を募集します。「残業無し」と言っていてもサービス残業があったり、「アットホームな職場」と書いていてもそう思っているの一部の人だけだったり、などです。

保育園に限ったことではありませんが、求人情報などに記載されている情報は、保育園をより良く見せようとしている場合もあるので注意しましょう。

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まとめ:仕事が楽な保育園で働きたい!注意点と求人を探すコツを紹介!

今回は、このような仕事が楽な保育園で働きたいという保育士の方向けに、仕事が楽な保育園の求人を探すコツや注意点を紹介しました。

仕事が楽な保育園の求人を探すコツは以下の内容をしっかりと確認するということです。

  • 年間休日数
  • 標準労働時間
  • 平均残業時間
  • 有給消化率
  • 園の保育理念や方針
  • 保育士の人数
  • 行事の数や内容
  • 仕事が効率化されているかどうか
  • 人員配置が適切かどうか
  • 人間関係が良いかどうか
  • 離職率が低いかどうか

自分では聞きにくかったり、調べてもわからないような内容がある場合は、保育士転職エージェントを活用するのがおすすめです。求人に応募する前に、聞きたい情報を代わりに聞いてくれるので、聞きにくいといった心理的な負担も減らせます。